あし‐どり【足取り】
1 歩くときの足の運び方。歩調。「軽い—」 2 人の通った道筋。特に、犯罪者の逃げた経路。「—を追う」 3 過去の...
あしどり‐ひょう【足取表】
⇒蝋燭足(ろうそくあし)
アシドーシス
血液中の酸と塩基との平衡が乱れ、酸性側に傾いた状態。腎不全・糖尿病が原因で重炭酸(アルカリ)が失われたときなどにみ...
あし‐なえ【蹇/跛】
足に障害があって歩行の不自由なこと。
あし‐なか【足半】
走りやすいように、かかとの部分のない短い草履(ぞうり)。足半草履。
あし‐なが【足長】
[名・形動] 1 足の長いこと。 2 足がきわめて長い、想像上の人間。「(清涼殿ノ御障子ニハ)手長—などをぞ描(か...
あしながおじさん
《原題Daddy-Long-Legs》ウェブスターによる児童文学作品。1912年刊。孤児院出身の少女が、「あしなが...
あしなが‐ぐも【足長蜘蛛】
アシナガグモ科のクモ。体は細長く、脚が長い。山野や水辺にすみ、円形の網を張る。
あしなが‐ばち【足長蜂】
スズメバチ科アシナガバチ属のハチの総称。体は細く、後脚が長い。人家の軒下などに巣を作る。
あしなし‐いもり【足無井守】
⇒無足類(むそくるい)
あしなし‐とかげ【足無蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目アシナシトカゲ科のうち、四肢が退化して蛇形になったトカゲの総称。全長0.4〜1メートル。耳孔があ...
あしなずち【脚摩乳/足名椎】
日本神話で、出雲の国つ神大山祇神(おおやまつみのかみ)の子。妻は手摩乳(てなずち)。末娘の奇稲田姫(くしなだひめ)...
あし‐なべ【足鍋】
足のついた鍋。ふつう、3本足。
あし‐なみ【足並(み)】
1 複数の人や馬の足の運びのそろいぐあい。歩調。「—をそろえて歩く」 2 考え方や行動のそろいぐあい。「野党の—が...
足並(あしな)みを揃(そろ)・える
1 複数の人が同じ歩調で歩く。 2 考えや行動を同じにする。「各社が—・えて報道する」
あしな‐もりうじ【蘆名盛氏】
[1521〜1580]戦国時代の武将。会津黒川城主。号、止々斎(ししさい)。近隣に勢力を拡大し、蘆名氏の全盛期を築いた。
あし‐ならし【足馴らし】
1 歩く、または走るために前もってする練習。足固め。 2 うまくできるかどうか、試しにしてみること。準備活動。下準...
あし‐に【脚荷】
航海に適した喫水にするため、船底に積み込む荷物。底荷。バラスト。
アシニボイン‐さん【アシニボイン山】
《Mount Assiniboine》カナダ西部、アルバータ州とブリティッシュコロンビア州の南部境界にある山。標高...
アシニボインさん‐しゅうりつこうえん【アシニボイン山州立公園】
《Mount Assiniboine Provincial Park》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南東部の州...
足(あし)に任(まか)・せる
特に目的を決めないで、気の向くままに歩く。また、足の力の続く限り歩く。「—・せて全国各地を旅する」
あし‐ぬき【足抜き】
[名](スル) 1 芸妓や娼妓などが前借り金を清算しないで逃げること。あしぬけ。「—でもされてはと思ってんのかな」...
アシヌ‐きょうかい【アシヌ教会】
《Panagia tis Asinou》キプロス中西部、トロードス山脈の中腹、ニキタリ村にある教会。12世紀初めに...
あし‐ぬぐい【足拭い】
足をふくこと。また、足をふくもの。足ふき。
あし‐ぬけ【足抜け】
[名](スル) 1 ⇒足抜き1 2 よくない仕事や悪い仲間から離れること。足を洗うこと。
アシネトバクター
土壌・河川・下水などに生息するグラム陰性の好気性細菌。通常は無害。病院内にも存在し、院内感染や日和見感染の原因とな...
あし‐の‐かりね【葦の仮寝】
《「葦を刈る」の「刈る」を「仮寝」の「仮」に言い掛けたもの》かりそめに寝ること。仮寝。「夏刈(なつがり)の—もあは...
あし‐の‐け【脚の気】
脚部の病気。特に脚気(かっけ)をいう。「—ののぼりたる心地す」〈源・夕霧〉
あし‐の‐こ【芦ノ湖】
神奈川県、箱根山上の火口原湖。面積6.89平方キロメートル。最大深度40.6メートル。湖面の標高725メートル。箱...
あしのね‐の【葦の根の】
[枕] 1 「ね」の音の繰り返しで「ねもころ」にかかる。「—ねもころ思ひて」〈万・一三二四〉 2 葦の根は埿(うき...
足(あし)の踏(ふ)み場(ば)もな・い
足を下ろすだけのわずかなすき間もないほど、物が散らかっている。
あし‐の‐ほわた【葦の穂綿】
葦の穂の、綿のように見える細毛。綿の代用にした。《季 秋》「子ばかりのふとんに—かな/宗鑑」〈おらが春〉
あしのまき‐おんせん【芦ノ牧温泉】
福島県会津若松市南部の温泉。泉質は単純温泉・塩化物泉。
あし‐の‐まろや【葦の丸屋】
葦で葺(ふ)いた粗末な小屋。葦の屋。「夕されば門田の稲葉音づれて—に秋風ぞ吹く」〈金葉・秋〉
あし‐の‐や【葦の矢】
葦の茎で作った矢。朝廷で大晦日(おおみそか)の追儺(ついな)の式に、桃の木の弓につがえて鬼払いの具として用いた。
あし‐の‐や【葦の屋】
「葦の丸屋(まろや)」に同じ。「—の灘(なだ)の塩焼きいとまなみつげの小櫛(をぐし)も挿さず来にけり」〈伊勢・八七〉
あしのゆ【芦ノ湯/芦之湯】
神奈川県足柄下郡箱根町の温泉。泉質は単純温泉・硫黄泉。箱根七湯の一。
あし‐はくせん【足白癬】
水虫1のこと。
あし‐はこび【足運び】
足の動かし方。「剣道の—」「ダンスの—」
あしはな‐げ【葦花毛】
馬の毛色の名。黄色の毛のまじった葦毛(あしげ)。
あし‐はば【足幅】
1 歩くときの一歩の幅。歩幅。 2 足の横幅。→足囲
アシハバード
⇒アシガバット
あし‐はら【葦原】
葦の多く生えている所。あしわら。《季 秋》
あしはら‐がに【葦原蟹】
イワガニ科のカニ。河口の葦原などにすむ。甲幅3.5センチくらいで、全体に暗緑色。はさみ脚で音を出す。
あしはら‐すなお【芦原すなお】
[1949〜 ]小説家。香川の生まれ。本名、蔦原直昭(つたはらなおあき)。ユーモアとパロディに満ちた筆致で多彩な題...
あしはら‐の‐くに【葦原の国】
日本の国の異称。「草木みなことやめよとて—へ立ちにしいさをなりけり」〈日本紀竟宴和歌〉
あしはらのちいおあき‐の‐みずほのくに【葦原の千五百秋の瑞穂の国】
日本の国の美称。穀物がいつも豊かにみのる国の意。「—は、是、吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり...
あしはら‐の‐なかつくに【葦原の中つ国】
日本の国の異称。「中つ国」は、高天原(たかまがはら)と黄泉(よみ)の国の中間にある地上の世界の意。「—に有らゆるう...
あしはら‐の‐みずほのくに【葦原の瑞穂の国】
日本の国の美称。「—を天降り知らしめける皇祖(すめろき)の」〈万・四〇九四〉
あし‐ば【足場】
1 足を踏みたてる所。足元のぐあい。足掛かり。「—が悪くて力が入らない」 2 足を掛ける所。特に、高所での作業のた...