あん‐もち【餡餅】
餡を中に包んだ餅。または、餡で表面をくるんだ餅。
アンモナイト
アンモナイト目の軟体動物の総称。殻は直径数センチから約2メートル。内部は多くの隔壁で仕切られ、オウムガイに似る。古...
アンモニア
刺激臭のある無色の気体。水によく溶け、アルカリ性を示す。圧縮により容易に液化する。肥料や硝酸の製造原料、冷却剤など...
アンモニア‐かせいさよう【アンモニア化成作用】
土壌中の微生物によって、窒素化合物がアンモニアに分解されること。
アンモニア‐ごうせいほう【アンモニア合成法】
アンモニアの工業的製法。窒素と水素を高圧下で直接化合させる方法。1913年、ドイツのハーバーとボッシュによって工業...
アンモニア‐さくたい【アンモニア錯体】
⇒アンミン錯体
アンモニア‐さんかきん【アンモニア酸化菌】
⇒亜硝酸菌
アンモニア‐すい【アンモニア水】
アンモニアの水溶液。医薬・試薬などに利用。
アンモニアせい‐しょうさんぎんようえき【アンモニア性硝酸銀溶液】
⇒硝酸銀アンモニア溶液
アンモニアソーダ‐ほう【アンモニアソーダ法】
炭酸ナトリウムの工業的製法。冷食塩水にアンモニアを飽和させ、二酸化炭素を通じて炭酸水素ナトリウムを沈殿させ、これを...
アンモニア‐ねんりょうでんち【アンモニア燃料電池】
アンモニアを直接燃料として用いる燃料電池。酸化物セラミックスからなる固体酸化物燃料電池(SOFC)の一種であり、液...
アンモニウム
NH4-で表される一価の基。アンモニウム塩、または、その水溶液中で陽イオンとして存在。
アンモニウム‐イオン
アンモニウム塩に含まれる陽イオンNH4+のこと。
アンモニウム‐えん【アンモニウム塩】
アンモニアと酸との結合によって生じる塩。アンモニウムイオンの塩。塩化アンモニウム・硫酸アンモニウムなど。
アンモニウム‐みょうばん【アンモニウム明礬】
アンモニウムイオンNH4+を1価の陽イオンとして含む明礬の総称。通常は(NH4)Al(SO4)2・12H2Oをさす...
アンモライト
アンモナイトの化石がもととなった宝石。通常、炭酸塩鉱物の一つである霰石(あられいし)が主成分で、方向によってさまざ...
アンモラル
[形動]不道徳なさま。「—な行動」 [補説]日本語での用法。英語では「道徳と無関係の」「道徳的でも不道徳的でもない...
あん‐もん【案文】
[名](スル)⇒あんぶん(案文)
アンモン
《古代エジプトの神アモンのギリシャ語名》⇒アモン
アンモン‐かく【アンモン角】
脳の深部にある海馬の別称。形が古代エジプトの神アモンの角に似ることから、18世紀にフランスの解剖学者ガレンジョが命...
アンモン‐がい【アンモン貝】
《ammon》アンモナイトの別名。
あんもん‐の‐たき【暗門滝】
青森県中津軽郡西目屋村にある滝。青森・秋田両県境に広がる白神山地にあり、岩木川上流の暗門峡にかかる。三つの滝からな...
あん‐や【暗夜/闇夜】
暗い夜。やみよ。
あん‐やく【暗躍】
[名](スル)人に知られないようひそかに策動し活躍すること。「政界の裏面で—する」
あんやこうろ【暗夜行路】
志賀直哉の長編小説。大正10〜昭和12年(1921〜1937)まで断続的に発表。不義の子として生まれた時任謙作(と...
あんや‐の‐つぶて【暗夜の礫】
不意に受ける襲撃。防ぎようのないことにたとえる。
あん‐ゆ【暗喩】
⇒隠喩(いんゆ)
あんよ
[名](スル) 1 足をいう幼児語。 2 歩くことをいう幼児語。「—はじょうず」
あんよう【安陽】
中国河南省北部の商工業都市。河北と黄河流域を結ぶ交通の要衝。北西部には殷墟(いんきょ)がある。アンヤン。
あん‐よう【安養】
⇒あんにょう(安養)
あんよう‐いん【安養院】
神奈川県鎌倉市大町にある浄土宗の寺。開創は嘉禄元年(1225)、開基は北条政子。境内に政子の墓がある。
あんら【菴羅/奄羅】
《(梵)āmraの音写》マンゴーのこと。菴没羅(あんもら)。菴摩羅。「—といふ植木あれど、木の実を結ぶことかたし」...
アンライセンス‐たい【アンライセンス帯】
⇒アンライセンスバンド
アンライセンス‐バンド
特定出力以下であれば、無線通信の利用に無線局免許が不要な周波数帯。特定小電力無線局のほか、無線LAN(ラン)やBl...
あんら‐おん【菴羅園】
《「菴没羅(あんもら)園」の略》古代、中インドの毘舎離(びしゃり)国にあった庭園。菴没羅女が仏陀に献じたもの。菴摩...
あん‐らく【安楽】
[名・形動]心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。また、そのさま。「老後の—を願う」「—な生活を送る」
あんらく‐あん【安楽庵】
三重県専修寺境内にある茶室。千道安と織田有楽の共作で、両者の名を1字ずつとって庵名としたという。 京都誓願寺竹林院...
あんらくあん‐さくでん【安楽庵策伝】
[1554〜1642]江戸初期の説教僧・茶人・笑話作者。美濃の人。京都誓願寺住職、のち塔頭(たっちゅう)竹林院に隠...
あんらく‐いす【安楽椅子】
ひじ掛けつきで柔らかくゆったりとした休息用のいす。
あんらくいす‐たんてい【安楽椅子探偵】
⇒アームチェアディテクティブ
あんらく‐こく【安楽国】
極楽浄土の別名。この地には苦悩がなく、安穏快楽(あんのんけらく)であるところからいう。安楽浄土。安楽世界。
あんらく‐し【安楽死】
回復の見込みがなく苦痛の激しい病人が、本人の意志のもと、延命を拒んだり死期を早める処置を受けたりして死ぬこと。また...
あんらくしゅう【安楽集】
中国、唐代の仏教書。2巻。道綽(どうしゃく)撰。観無量寿経を解説し、仏教を聖道(しょうどう)門と浄土門に分けて説い...
あんらく‐じ【安楽寺】
長野県上田市別所温泉にある曹洞宗の寺。安楽護聖禅寺。平安時代、円仁の開創と伝えるが、天正年間(1573〜1592)...
あんらく‐せかい【安楽世界】
「安楽国」に同じ。
アンラッキー
[形動]不運なさま。あいにくなさま。「—な出来事」
アンラッキー‐エイト
《「不運な8人」の意》ブラックソックス事件で八百長に関与したとされ、野球界を永久追放された8人のメジャーリーガーの...
アンラプラ
⇒アムラプラ
アンラーニング
既得の知識・習慣を捨てること。環境変化の激しい現代社会を生き抜くために、過去の経験にとらわれないよう、意識的に学習...
あん‐り【行履】
《「あん(行)」は唐音》禅僧の日常一切の起居動作のこと。