ありあけ‐づくよ【有明月夜】
「有明の月」に同じ。「みなづきの—つくづくと思へば惜しきこの世なりけり」〈桂園一枝〉
ありあけテニスのもり‐こうえん【有明テニスの森公園】
東京都江東区有明にある都立公園。昭和58年(1983)開園。敷地面積は約16万平方メートル。園内に有明コロシアムの...
ありあけ‐なつお【有明夏夫】
[1936〜2002]小説家。大阪の生まれ。本名、斎藤義和。ユーモアに満ちた作風が特徴。明治初期の大阪の庶民を描い...
ありあけ‐の‐つき【有明の月】
陰暦16日以後、夜が明けかけても、空に残っている月。ありあけづき。ありあけづくよ。ありあけ。《季 秋》「—になりけ...
ありあけ‐はま【有明浜】
香川県西部、観音寺(かんおんじ)市にある砂浜。燧灘(ひうちなだ)に臨み、南北2キロメートルにわたり白砂青松の続く景...
ありあけ‐わん【有明湾】
志布志(しぶし)湾の別名。
アリアドネ
ギリシャ神話で、クレタ島の王ミノスの娘。怪物退治に迷宮へ入るテセウスに、脱出用の糸を与えたことから、難問を解決する...
あり‐あな【蟻穴】
木材の継ぎ手で、蟻枘(ありほぞ)を収める穴。
アリアナ‐こうえん【アリアナ公園】
《Parc de l'Ariana》スイス西部の都市ジュネーブにある公園。レマン湖畔に位置し、ジャーディン樹木園・...
あり‐あま・る【有り余る】
[動ラ五(四)]必要以上にたくさんある。余るほどある。「力が—・っている」「—・る財産」
アリアリ
マダガスカルの通貨単位。
あり‐あり【有り有り/在り在り】
[副] 1 はっきりと外に現れるさま。明らかに。「顔に不満の色が—(と)見えた」 2 まるで現実であるかのようには...
ありあり・し【有り有りし/在り在りし】
[形シク] 1 事実そのままらしい。ありのままである。「心深く大人のやうにおはすれば、—・しうは世にのたまはじ」〈...
ありあり‐て【有り有りて/在り在りて】
[副] 1 ずっとこのようにしていて。「—後(のち)も逢はむと思へども人の言こそ繁き君にあれ」〈万・三一一三〉 2...
あり‐あわ・す【有り合(わ)す/在り合(わ)す】
[動サ五(四)]「ありあわせる」(下一)の五段化。「—・した材料で食事をつくる」 [動サ下二]「ありあわせる」の文語形。
あり‐あわせ【有り合(わ)せ】
特に準備したのではなく、たまたまその場にあること。また、そのもの。ありあい。「—の菓子をすすめる」
あり‐あわ・せる【有り合(わ)せる/在り合(わ)せる】
[動サ下一][文]ありあは・す[サ下二] 1 たまたまそこにある。「—・せた紙に書く」 2 ちょうどその場にいる。...
アリアン
⇒アーリア人
アリアンス‐ひろば【アリアンス広場】
《Place d'Alliance》フランス北東部、グラン‐エスト地方、ムルト‐エ‐モーゼル県の都市、ナンシーの中...
アリアントス
⇒バルキザ
アリアンナのなげき【アリアンナの嘆き】
モンテベルディのオペラ「アリアンナ」で歌われるアリアの通称。1608年初演。「私を死なせてください」の題でも知られる。
アリアン‐ロケット
ESA(イーサ)(欧州宇宙機関)が開発した衛星打ち上げ用ロケット。一号機の打ち上げは1979年。
アリイオラニ‐ハレ
米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルにある建物。ハワイ国王カメハメハ5世の命により建造、1882年に完成。現...
アリイ‐どおり【アリイ通り】
《Alii Drive》米国ハワイ州、ハワイ島西部の都市カイルアコナの目抜き通り。市街を南北に貫く。フリヘエ宮殿や...
アリイ‐ドライブ
⇒アリイ通り
アリウス
[250ころ〜336]アレクサンドリアの司祭。正統派の三位一体説に対し、キリストの神性を否定してその被造者性を主張...
あり‐うち【有り内】
世間によくあること。ありがち。「偶中(まぐれあたり)という事は随分—の事と見えて」〈逍遥・当世書生気質〉
アリウプ
《「アリウープ」とも》バスケットボールで、攻撃側の一人が相手側のリングの近くに高いパスを出し、別の一人がジャンプし...
ありうべからざるもの
《原題、(フランス)L'Improbable》ボンヌフォワの詩論集。1959年刊、増補版は1980年刊。詩作品のみ...
アリウム
ヒガンバナ科ネギ属の植物の総称。ネギ・ニラ・ニンニクなど。園芸上は観賞用のオオハナニラ・ギガンチウムなどをいう。
あり・うる【有り得る】
[動ア下二][文]あり・う[ア下二] 1 起こる可能性がある。当然考えられる。「すでに手遅れということも—・うる」...
アリウープ
⇒アリウプ
アリエスカ
米国アラスカ州南部、アンカレジ近郊のアリエスカ山にあるスキーリゾート。アラスカ最大規模のものとして知られる。
ありえ◦ない【有り得ない】
1 あるはずがない。ありそうもない。そうなる可能性がない。「時間が逆に進むことは—◦ない」 2 信じられない。「—...
アリエル
⇒エアリエル
あり・える【有り得る】
[動ア下一]⇒ありうる(有り得る)
ドルフマン
[1942〜 ]チリの小説家。小説「マヌエル=センデロの最後の歌」、戯曲「死と乙女」、批評「ラテンアメリカにおける...
ありおう【有王】
平家物語や源平盛衰記などの登場人物。俊寛僧都の下僕で、鬼界ヶ島に流された主人を訪ね、その死をみとる。
ありおう‐ざん【有王山】
京都府南部、綴喜(つづき)郡井手町の東部にある山。後醍醐(ごだいご)天皇が笠置(かさぎ)山から落ち延びた所。
アリオスト
[1474〜1533]イタリアのルネサンス期の詩人。豊かな想像力と、スタイルの美しさで知られる。騎士物語詩「狂乱の...
あり‐おとし【蟻落(と)し】
「蟻掛け」に同じ。
あり‐か【在り処/在り所】
物のある場所。人のいる場所。所在。居所。「財宝の—」「敵の—」
あり‐か【在り香】
1 よいにおい。香り。「五月闇(さつきやみ)花たちばなの—をば風のつてにぞ空に知りける」〈俊忠集〉 2 嫌なにおい...
アリカ
チリ最北端、アリカ‐イ‐パリナコタ州の都市。同州の州都。太平洋に面し、植民地時代より鉱産物の積出港として発展。アサ...
あり‐かけ【蟻掛(け)】
一方の木材の先端に蟻枘(ありほぞ)を作り、他方の木材に作った蟻穴にはめ込む仕口。蟻落とし。
あり‐かず【有り数】
人がこの世に生きる年の数。「わたつうみの浜のまさごを数へつつ君が千歳(ちとせ)の—にせむ」〈古今・賀〉
あり‐かた【在り方/有り形】
1 ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた。「会議の—」「福祉の—」 2...
あり‐がたち【有り形】
《「ありかたち」とも》そのままのありさま。現在ある形。ありかた。「自然を歪(ゆが)めずに、—のまま玩具(おもちゃ)...
アリカプ‐きゅうでん【アリカプ宮殿】
《Ali Qapu》⇒アーリーガープー宮殿
ありかべ‐なげし【蟻壁長押】
天井の回り縁(ぶち)と内法(うちのり)長押との間に取り付けた長押。この長押上方の壁を蟻壁という。