うわ‐かわ【上皮】
1 物の表面を覆うもの。うわっかわ。うわおおい。外被。「ミルクの—をすくう」 2 表面を覆う皮膚。表皮(ひょうひ)。
うわ‐かわ【上側】
1 物の上のほうになった側。うわべ。うわっかわ。 2 心の中などに対して、外に現れた言動や態度。うわべ。うわっかわ。
うわ‐がき【上書(き)】
[名](スル) 1 封書・書物・箱などの表面にあて名・表題・名称などを書くこと。また、その文字。表書き。「荷物に—...
うわがき‐インストール【上書(き)インストール】
インストール済みのオペレーティングシステムやアプリケーションソフトと同じものを、上書きしてインストールすること。→...
うわがき‐けん【上書(き)権】
地方公共団体が条例を設けて、国が定める法令の規定を修正する権利。 [補説]自治体が地域の特性や実情に応じた施策を行...
うわがき‐モード【上書(き)モード】
コンピューターで文字を入力する際、カーソルで指定した位置より後の文章の上に新たに書き込むこと。オーバーライトモード...
うわ‐がさね【上襲】
1 着物の上前(うわまえ)。うわがえ。 2 下襲(したがさね)の上に着るもの。うわぎ。
うわ‐がまち【上框】
戸・障子などの周囲の枠のうち、上部の横木。
うわ‐がみ【上紙】
1 上包みの紙。つつみがみ。 2 本などの表紙。
うわ‐がり【上借り】
1 一度借りた貸主から、さらに金を借りること。 2 質入れなどを頼まれた者が、自分の必要のために余分に借り入れるこ...
うわ‐き【浮気/上気】
[名・形動](スル) 1 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。「—な性分で何にでも...
うわき‐がらす【浮気烏】
「浮かれ烏」に同じ。「—とはやされて、月夜も闇もこの里へ」〈浄・女腹切〉
うわき‐もの【浮気者】
浮気な人。心の移りやすい人。多情な人。
うわ‐ぎ【上着/上衣/表着/表衣】
1 上下に分かれた衣服のうち、上半身に着るもの。 2 衣服を重ね着したときのいちばん上に着るもの。 3 女官が正装...
うわぎ【薺蒿】
ヨメナの古名。「妻もあらば摘みて食(た)げまし沙弥(さみ)の山野の上の—過ぎにけらずや」〈万・二二一〉
うわ‐くちびる【上唇】
上側の唇。じょうしん。⇔下唇。
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪...
うわ‐ぐつ【上靴】
屋内で履く靴。うわばき。
うわ‐ぐも・る【上曇る】
[動ラ四]表面がくすんで見える。光沢が薄れる。「いと濃き衣(きぬ)の—・りたるに」〈枕・一〇〇〉
うわ‐ぐら【上鞍】
仮建築の杮葺(こけらぶ)きなどが風に飛ばされるのを防ぐため、2本の丸太を交差させておもしとして置くもの。風除け合掌。
うわ‐げ【上毛】
1 鳥・獣の毛や羽で表面にあるもの。 2 毛筆の毛で外側にあるもの。
うわ‐ごと【譫言/囈言】
1 高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。 2 筋の通らない放言。たわごと。 [補説]作品名別項。→うわ言
うわごと【うわ言】
《原題、(ドイツ)Delirien》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1867年初演。医学生の舞踏会のた...
うわさ【噂】
[名](スル) 1 そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。「同僚の交遊関係を—する」 2 世間...
うわさのひろまり【噂のひろまり】
《原題Spreading the News》グレゴリー夫人の戯曲。1幕。1904年、ダブリンのアベイ劇場のこけら落...
うわさ‐ばなし【噂話】
うわさ。世間話。「—に花を咲かせる」
噂(うわさ)をすれば影(かげ)
ある人の噂をしていると、不思議にその当人がそこへ来るものだということ。噂をすれば影が差す。
噂(うわさ)をすれば影(かげ)がさす
⇒噂をすれば影
うわ‐ざし【上刺(し)】
1 布などを補強するため、太糸で碁盤の目のように縦横に縫うこと。また、縫ったもの。刺し子。 2 狩衣(かりぎぬ)や...
うわ‐ざし【上差】
「上差の矢」の略。
うわざし‐の‐や【上差の矢】
箙(えびら)などに差した矢のほかに、別形式の矢を1、2筋差し添えたもの。うわや。「この負ひたる胡簶(やなぐひ)の—...
うわざし‐ぶくろ【上刺(し)袋】
昔、貴族が外出の際、衣服などを入れて従者に持たせた袋。綾や錦(にしき)で作られた袋の側面に上刺しをしたもの。底は円...
うわ‐ざや【上鞘】
ある銘柄の株価が、他の同一業種の銘柄の相場より高いこと。また、ある銘柄の相場が、他の取引所の相場より高いこと。⇔下...
うわざら‐てんびん【上皿天秤】
支点で支えられた腕の両端に1枚ずつ皿を取り付けたはかり。一方の皿に試料、他方に分銅(ふんどう)をのせ、左右のつりあ...
うわ‐しき【上敷(き)】
1 物の上に敷くもの。うすべり・敷布など。 2 ⇒鞍敷(くらしき)
うわ‐しる【上汁】
1 酒や汁の上澄み。 2 他人の利益の一部分。うわまえ。「—を吸う」
うわじま【宇和島】
愛媛県南西部の市。もと伊達氏の城下町。宇和海に面し、水産加工業や真珠生産が盛ん。ミカンの産地。平成17年(2005...
うわじま‐し【宇和島市】
⇒宇和島
うわじま‐じょう【宇和島城】
宇和島市にある旧宇和島藩の城。慶長元年(1596)から同6年にかけて、藤堂高虎(とうどうたかとら)が築城。のちに伊...
うわ‐じら・む【上白む】
[動マ四]表面の色がさめて白っぽくなる。「ゆるし色の、わりなう—・みたる一襲(ひとかさね)」〈源・末摘花〉
うわ‐すべり【上滑り】
[名・形動](スル) 1 物の表面がすべすべしていて、よく滑ること。「雨で路面が—する」 2 物事の表面にとらわれ...
うわ‐ずみ【上澄み】
1 容器に入っている液体の中のまざり物が底に沈んで、上方にできる澄んだ部分。うわしる。 2 濁り酒のかすをよどませ...
うわずみ‐かかくせんりゃく【上澄み価格戦略】
⇒スキミングプライシング
うわずみきゅうしゅう‐かかくせんりゃく【上澄み吸収価格戦略】
⇒スキミングプライシング
うわ‐ず・る【上擦る】
[動ラ五(四)] 1 声が高く浮ついたような調子になる。「変に—・った声」 2 興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きが...
うわ‐ぜい【上背】
身長。身の丈。背が高いという意を含めて使う。「—がある」
うわ‐ぞうり【上草履】
屋内で履く草履。
うわ‐ぞめ【上染(め)】
先に染めた色の上に、さらに他の染料で染めること。上掛け。
うわ‐ちょうし【上調子】
[名・形動] 1 声がかん高くて、落ち着きがないように感じられること。また、そのさま。うわっちょうし。「—なしゃべ...
うわ‐ぢょうし【上調子】
三味線を高低2音で合奏するとき、高音を奏する三味線。また、その奏者。三味線に枷(かせ)をかけて振動する弦の長さを短...