うわっ‐ちょうし【上っ調子】
[名・形動]《「うわちょうし」の促音添加》 1 「うわちょうし1」に同じ。「やや—に遠くから声をかける」〈万太郎・...
うわっ‐つら【上っ面】
「うわつら」の促音添加。「—だけを見て判断できない」
うわっ‐ぱり【上っ張り】
仕事がしやすいように、また、汚れを防ぐために、衣服の上に着る事務服や白衣の類。
うわ‐つ・く【浮つく/上付く】
[動カ五(四)]うきうきして落ち着かなくなる。また、軽薄な感じがする。「気持ちが—・いて仕事に集中できない」「—・...
うわ‐つ‐くに【上つ国】
(海底の国、または地下にあるとされる黄泉(よみ)の国に対して)地上の国。現世。「—にいでまさむとし給ふ」〈記・上〉
うわ‐つち【上土】
表面の土。うわち。
うわつち‐けん【上土権】
他人の持つ湿地などを開墾して田畑とした場合に、開墾者が地表についてもつ慣習上の利用権。現行民法上、判例・通説はこの...
うわつつのお‐の‐みこと【表筒男命】
住吉大社に祭られている三神の一。→住吉神(すみのえのかみ)
うわ‐つゆ【上露】
草木などの葉の上にある露。《季 秋》⇔下露。
うわ‐つら【上面】
物の表面。または、外見。うわべ。うわっつら。「問題の—を見ているだけで、本質をとらえていない」
うわ‐づつみ【上包み】
1 物の外側を包むもの。包装。 2 書物の帙(ちつ)。文巻(ふまき)。 3 書状を包む紙。書状の上を、さらに包む白...
うわ‐づみ【上積み】
[名](スル) 1 積み荷の上にさらに荷を積むこと。積み荷の上のほうに積むこと。また、その荷物。うわに。⇔下積み。...
うわ‐て【上手】
[名] 1 位置・方向が上のほう。うえ。特に、風上・川上などをいう。かみて。「風の—にまわる」⇔下手(しもて)。 ...
うわて‐だしなげ【上手出し投げ】
相撲のきまり手の一。相手のまわしを上手(うわて)に取り、一方の足を大きく後方に引いて半身に開き、引きずるように投げ...
うわて‐なげ【上手投げ】
1 相撲のきまり手の一。相手のまわしを上手(うわて)に取り、自分のほうに引き寄せながら腰を入れて投げ倒す技。 2 ...
上手(うわて)に◦出(で)る
人を威圧するような態度をとる。高姿勢に出る。高飛車に出る。「相手が弱いとわかるとすぐ—◦出てくる」
うわて‐ひねり【上手捻り】
相撲のきまり手の一。上手から相手のまわしを引き、上手投げとみせて反対方向へ、自分の片腰を沈め気味にひねり倒す技。逆捻り。
うわて‐まわし【上手回し】
1 相撲で、上手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。 2 帆船の操船法の一。逆風で帆走する際、帆と舵(か...
上手(うわて)を行(い)・く
能力や性格などが、他の人より優れている。
ゴムルカ
[1905〜1982]ポーランドの政治家。ポーランド労働者党に入り、反ファシズム運動に参加。第二次大戦後、統一労働...
うわ‐なげ【上投げ】
湯を先にさして、あとから茶を入れること。⇔下投げ。
うわ‐なげし【上長押】
鴨居(かもい)の上に渡す長押。⇔下長押(したなげし)。
うわ‐なり【上鳴り/表鳴り】
笙(しょう)などを吹くとき、正しい音以外に、他の箇所の管中の薄片が共鳴して軽く発する不必要な音。
うわ‐なり【後妻】
1 あとに迎えた妻。上代は前妻または本妻以外の妻をいい、のちには再婚の妻をいう。⇔前妻(こなみ)。「この—こなみ、...
うわなり【嫐】
歌舞伎十八番の一。後妻(うわなり)打ちの風習を題材としたもので、原形は元禄12年(1699)江戸中村座上演の「一心...
うわなり‐うち【後妻打ち】
1 本妻が後妻(うわなり)を嫉妬して打ちたたくこと。「あらあさましや六条御息所(ろくでうのみやすどころ)ほどの御身...
うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】
前妻(こなみ)が後妻(うわなり)をねたむこと。また、広く女どうしの嫉妬をもいう。「その神の嫡后(おほきさき)須勢理...
うわ‐に【上荷】
1 他の積み荷の上にさらに重ねて積んだ荷物。上積みの荷物。 2 車馬または船などの積み荷。 3 「上荷船」の略。
うわ‐にごり【上濁り】
液体の上のほうが濁っていること。また、その部分。
うわに‐さし【上荷差】
上荷船の積み荷の運搬に従事する者。「中衆(なかしゅ)、—など夫婦となりて」〈浮・一代男・三〉
うわに‐ぶね【上荷船】
江戸時代、主に大坂で、本船と波止場との間を往復して、荷物の積み卸しをした喫水の浅い船。京都・大坂間の川運漕にも用い...
うわ‐ぬり【上塗(り)】
[名](スル) 1 壁塗り・塗装などで、あらかた塗った上に、仕上げとして最後に塗ること。また、その塗り。仕上げ塗り...
うわ‐ね【上値】
取引で、現在の相場より高い値。「—を追う」⇔下値(したね)。
うわね‐おい【上値追い】
取引で、相場がどんどん値上がりしていく状態。「需給好転の思惑から上—に弾みがつく」
うわね‐ていこうせん【上値抵抗線】
⇒抵抗線3
うわ‐のせ【上乗せ】
[名](スル)すでにある金額や数量などにさらに付け加えること。追加して増やすこと。「一次回答に三千円—する」
うわのせ‐じょうれい【上乗せ条例】
法律で定められた基準を超える厳しい規制を設けた条例。公害関係条例に多くみられる。
うわ‐の‐そら【上の空】
[名・形動] 1 他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま...
うわ‐のり【上乗り】
[名](スル) 1 船や車で運ぶ荷物とともに乗っていくこと。また、その人。「トラックに—する」 2 近世、貨物輸送...
うわ‐は【上端】
《「うわば」とも》 1 物の上面、または上部の端。「荷負箪笥の—をこつこつと指さきでたたいてみせた」〈里見弴・小さ...
うわ‐はらまき【上腹巻】
鎧(よろい)の一種。装束の上につける護身用の武具。
うわ‐ば【上葉】
草木の上部の葉。⇔下葉(したば)。
うわ‐ば【上歯】
上あごの歯。⇔下歯。
うわ‐ばき【上履(き)】
廊下や板の間など、屋内で用いる履き物。⇔下履き。
うわ‐ばみ【蟒蛇】
1 巨大な蛇。大蛇(だいじゃ)。おろち。 2 《大蛇は物をたくさん飲み込むところから》大酒飲み。酒豪。
うわばみ‐そう【蟒草】
ミズナの別名。
うわ‐ばり【上張り/上貼り】
[名](スル) 1 襖(ふすま)・天井・壁などに仕上げとして紙や布などをはること。また、その紙や布。仕上げ張り。⇔...
うわ‐ばん【上盤】
断層面の上位の岩盤。また、鉱脈や炭層などの上側の岩盤。
うわ‐ひ【上翳/外障眼】
ひとみの上に曇りができて物が見えなくなる眼病。→底翳(そこひ)
うわ‐ひげ【上髭】
唇の上のひげ。鼻の下のひげ。口ひげ。