え‐が【垣下】
「えんが」の撥音の無表記。「君達(きんだち)の、斎院の—にとて、日の装束(さうぞく)うるはしうして」〈枕・二二二〉
え‐がい【絵貝】
貝合わせの一つで、名所などの絵とそれに関連した和歌とを貝殻の左右両片に分けて書き、合わせて取る遊戯。
え‐がい【餌飼い】
鳥獣などを、えさで飼いならすこと。また、その人。
え‐がお【笑顔】
にこにこと笑った顔。笑い顔。
えがお‐けんしゅつ【笑顔検出】
⇒笑顔認識
えがお‐にんしき【笑顔認識】
デジタルカメラで、人間の笑顔を感知して自動的に撮影する機能。笑顔検出。
えがき‐だ・す【描き出す】
[動サ五(四)] 1 絵や図にかいて表現する。 2 文章や音楽などによって、物の形や事柄のありさまを目に見えるよう...
え‐がく【依学】
仏語。信仰のためではなく、学問研究の対象として教義を学ぶこと。
え‐が・く【描く/画く】
[動カ五(四)] 1 物の形を絵や図にかき表す。「田園の風景を—・く」 2 物事のありさまを文章や音楽などで写し出...
えがくて【描く手】
エッシャーの版画。リトグラフ。縦28センチ、横33センチ。鉛筆を持つ手を描いた絵自体が、鉛筆を持つ手を描いている自...
えがく‐の‐しゅう【依学の宗】
依学を尊ぶ宗旨。倶舎(くしゃ)宗・成実(じょうじつ)宗などの南都仏教に多い。
え‐がすり【絵絣】
主として横糸によって絵画的文様を織り出した絣。
え‐がた・い【得難い】
[形][文]えがた・し[ク]手に入れることがむずかしい。貴重だ。「—・い人材」「—・い経験をした」 [派生]えがた...
得難(えがた)きは時(とき)逢(あ)い難(がた)きは友(とも)
《謡曲「西行桜」から》よい機会をつかむのはむずかしく、よい友に出会うのはむずかしい。
え‐がち【笑勝ち】
[形動ナリ]笑みを含んださま。にこやかなさま。「心ゆきたる気色して物言ひ、—なるを聞くが」〈狭衣・一〉
え‐がみ【絵紙】
1 子供が遊びに使う、色刷りにした絵や模様のある紙。「牡丹の花の模様のついた—」〈中勘助・銀の匙〉 2 画用紙。「...
えがみ【江上】
姓氏の一。 [補説]「江上」姓の人物江上波夫(えがみなみお)江上不二夫(えがみふじお)
えがみ‐なみお【江上波夫】
[1906〜2002]考古学者・東洋史学者。山口の生まれ。東大教授・上智大教授・古代オリエント博物館館長。アジアの...
えがみ‐ふじお【江上不二夫】
[1906〜1982]生化学者。東京の生まれ。東大教授。核酸の構造・機能を研究し、日本における分子生物学を育てた。...
え‐がら【絵柄】
絵・模様の構図。また、絵・模様の取り合わせ、品格。
え‐がら・い【蘞辛い】
[形][文]ゑがら・し[ク]のどが強く刺激されるさま。えがらっぽい。
えがらっ‐ぽ・い【蘞辛っぽい】
[形]刺激が強くてのどがひりつく感じがするさま。いがらっぽい。「—・い咳が二つ三つ出る」〈漱石・虞美人草〉
えがらてんじんえんぎ【荏柄天神縁起】
絵巻物。3巻。鎌倉時代、元応元年(1319)の制作。もと鎌倉の荏柄天神社に伝来したところからこの名称がある。内容は...
えがら‐てんじんしゃ【荏柄天神社】
神奈川県鎌倉市二階堂にある神社。祭神は菅原道真。「荏柄天神縁起」は、この社に伝来したもの。荏柄の天神。
え‐がわ【江川】
川が入り江と連なっている所。「東には—はるかに流れ」〈なくさめ草〉
え‐がわ【絵革/画韋】
獅子(しし)・牡丹(ぼたん)・不動尊などの文様の彫り型を当て、藍や赤で染めた革。
えがわ‐たろうざえもん【江川太郎左衛門】
[1801〜1855]江戸後期の砲術家。伊豆韮山(にらやま)の代官。名は英竜(ひでたつ)。号、坦庵(たんあん)。高...
えがわ‐の‐たまのり【江川の玉乗り】
明治初期から関東大震災前まで東京の浅草六区で興行していた江川作蔵一座の玉乗りの曲芸。