えん‐かんすう【円関数】
⇒三角関数
エンカント‐けいこく【エンカント渓谷】
《Valle del Encanto》チリ中北部、コキンボ州の都市オバジェの南西郊にある渓谷。紀元前2000年頃か...
えんかん‐ボイラー【煙管ボイラー】
ボイラーの胴内の水中に多数の管を配置し、その管の中に高温の燃焼ガスを通して水を加熱し、蒸気を発生させる方式のボイラー。
えんかん‐めん【円環面】
平面上に円周とそれに交わらない直線があるとき、この直線を軸にして円周を回転したときできる回転面。ドーナツ形になる円...
えん‐が【偃臥】
[名](スル)うつぶして寝ること。腹ばうこと。「余終日—す」〈中井弘・航海新説〉
えん‐がい【円蓋】
ドームのこと。
えん‐がい【掩蓋】
物の上を覆うもの。特に、軍隊で、敵弾を防ぐため塹壕(ざんごう)などの上部を覆ったもの。
えん‐がい【煙害】
1 煙によって人や動植物などが受ける被害。亜硫酸ガスなどを含む工場や精錬所の排煙、蒸気機関車から出る煤煙(ばいえん...
えん‐がい【塩害】
高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む風、あるいは、干魃(かんばつ)などで土壌中の塩分濃度が高まることで起こる災...
えん‐がく【円覚】
仏語。すべての根源である仏の悟りの本性。完全にして円満な悟り。本覚。
えん‐がく【縁覚】
《(梵)pratyeka-buddhaの訳。辟支仏(びゃくしぶつ)と音写》仏語。仏の教えによらず十二因縁を観じて理...
えん‐がく【燕楽】
中国で、古代から宴会の席で演奏した音楽。各時代の新しい流行や、西域から移入された胡楽(こがく)などを取り入れたもの...
えんがく‐きょう【円覚経】
大乗経典。1巻。唐の仏陀多羅(ぶっだたら)訳とされるが、偽経(ぎきょう)ともいわれる。大乗円頓(えんどん)の教理と...
えんがく‐じ【円覚寺】
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の大本山。山号は瑞鹿山。開創は弘安5年(1282)、開山は無学祖元、開基は...
えんがく‐じょう【縁覚乗】
仏語。縁覚の者がみずからの立場とする教え。二乗・三乗の一。
えんが‐ちょ
[感]東京地方で、不浄なものに触れた人を、子供がはやしたてる言葉。語源は不詳。「縁がちょんと切れる」ことからとも「...
エンガディン
スイス東部、グラウビュンデン州南東部の地方名。ドナウ川の支流イン川沿いの谷筋をさし、シルス湖、シルバプラーナ湖、サ...
えんが‐の‐ざ【垣下の座】
垣下の人の着座する場所や座席。えがのざ。
エンガノ‐とう【エンガノ島】
《Pulau Engano》インドネシア西部、スマトラ島南東部の西岸沖合に浮かぶ島。熱帯雨林に覆われ、サンゴ礁に囲...
えんが‐の‐まい【垣下の舞】
垣下の座で演じられた舞踊。えがのまい。
えん‐がまち【縁框】
縁の外端に、縁束(えんづか)より少し外に取り付けた横木。
えん‐が・る【艶がる】
[動ラ四]あだっぽく振る舞う。風流ぶる。「—・り、よしめくかたはなし」〈紫式部日記〉
えん‐がわ【縁側】
1 「縁(えん)6」に同じ。 2 魚のひれの基部にある骨。担鰭骨(たんきこつ)のこと。また、カレイやヒラメの背びれ...
えん‐がん【沿岸】
1 陸地の、海・川・湖などに沿った部分。「地中海—の国々」 2 海・川・湖などの、陸地に沿った部分。「—での漁業」
えん‐がん【遠眼】
「遠視」に同じ。⇔近眼。
えんがん‐かい【沿岸海】
国の領土の海岸線に沿う一定範囲の海。領海の一部で、その国の主権に属する。沿岸領海。→領海
えんがんかいいき‐せんとうかん【沿岸海域戦闘艦】
沿岸海域での戦闘力を強化した米国海軍の高速小型戦闘艦。対テロ戦・偵察・特殊作戦支援などの任務が主目的。機動力に優れ...
えんがん‐きょう【遠眼鏡】
遠視用の凸レンズの眼鏡。
えんがん‐ぎょ【沿岸魚】
陸地に近い海にすむ魚類。岩礁にすむウツボやイシダイ・フグ、浅海の表層を泳ぐイワシ・ニシン、その底にすむアナゴ・カレ...
えんがん‐ぎょぎょう【沿岸漁業】
陸地近くの水域で行われる漁業。小型漁船漁業・定置網漁業のほか浅海養殖業も含めていう。沿海漁業。→沖合漁業 →遠洋漁業
えんがんぎょぎょうとう‐しんこうほう【沿岸漁業等振興法】
沿岸漁業などの発展を期し、併せて漁業従事者の福祉の増進などを目的とする法律。昭和38年(1963)制定、平成13年...
えんがん‐こけい【燕頷虎頸】
《「後漢書」班超伝から。燕(つばめ)のような頷(あご)と虎(とら)のような頭を持った人の意》遠国で諸侯となるべき人...
えんがん‐す【沿岸州】
海岸線とほぼ平行に、海を隔てて形成された堤防状の砂州(さす)。
えんがん‐すい【沿岸水】
海の沿岸域に存在する水。一般に河川・湖・地下水など陸水の影響を受けている。→外洋水
えんがん‐どうぶつ【沿岸動物】
海・湖などの沿岸近くに生活する動物の総称。海では水深200メートル以内の海底、湖や沼では水深3〜20メートルの沿岸...
えんがん‐ほう【沿岸砲】
⇒海岸砲
えんがん‐ほげい【沿岸捕鯨】
沖合・近海・遠洋で行われる捕鯨に対して、沿岸海域でクジラを捕獲する漁業。 [補説]日本の商業捕鯨では、母船式捕鯨(...
えんがん‐ぼうえき【沿岸貿易】
船便によって、同一国内の沿岸各港の間で行われる貿易。沿海貿易。
えんがん‐りゅう【沿岸流】
海岸に沿ってほぼ平行する海水の流れ。砕波帯から数十キロメートル沖合までの海域にみられる。並岸流。
えん‐き【円規】
1 ⇒コンパス1 2 天球儀。 3 まるい形。まるいもの。「(神鏡ハ)—損ずることなくして」〈神皇正統記・村上〉
えん‐き【延期】
[名](スル)期日や期限を延ばすこと。「開催を来月に—する」「公開をさらに一週間—する」
えん‐き【冤鬼】
無実の罪で刑に処せられて死んだ人の、恨みのこもった霊。
えんき【焉耆】
中国の歴史書にみえる西域諸国の一。現在の新疆ウイグル自治区の都市カラシャールにあたる。天山山脈の南側にあってシルク...
えん‐き【遠忌】
「おんき(遠忌)」に同じ。
えん‐き【塩基】
1 水溶液中で水素イオンを受け取り、水酸イオンを生じる物質。酸と反応して塩を生じる。 2 核酸の塩基性成分。DNA...
えん‐き【厭忌】
[名](スル)いやがり嫌うこと。「人生に対する一種の—の情を抱かないではいられない」〈倉田・愛と認識との出発〉
えんき‐こうべん【延期抗弁】
請求を一時的に阻止して延期させる効力をもつ抗弁。→抗弁権
えんき‐せい【塩基性】
塩基としての性質を示すこと。水溶液では水素イオン指数(pH)が7より大きいときをいい、酸を中和し、赤色リトマスを青...
えんきせい‐えん【塩基性塩】
酸と塩基との中和が完全ではなく、塩基性成分が残っている塩。
えんきせい‐がん【塩基性岩】
火成岩のうち、鉄・マグネシウム・カルシウムなどに富み、珪酸(けいさん)の含有量が比較的少なく45〜52パーセントで...