かつどう‐でんい【活動電位】
生物体の細胞や組織が刺激を受けたときに発生する膜電位。刺激を受けて興奮した部分が、他の部分に対して負の電位をもつこ...
かつどう‐でんりゅう【活動電流】
生物体に活動電位が生じたときに流れる微弱な電流。心電図や脳波はこれを記録したもの。→静止電流
かつどう‐ど【活動度】
気体や溶液における化学反応で、実質的に反応する分子あるいはイオンの割合。通常の化学反応では成分間の相互作用があるた...
かつどう‐のうど【活動濃度】
⇒活動度
かつどう‐べん【滑動弁】
⇒滑(すべ)り弁
かつどう‐べんし【活動弁士】
⇒活弁
かつどう‐ほうかい【滑動崩壊】
谷や斜面に土を盛って造成した大規模な宅地などで、地震や集中豪雨がきっかけとなって、造成した盛土の全体が広範囲に崩落...
かつどうりょう‐けい【活動量計】
歩行や立ち居など日常のさまざまな動作から運動の度合いを測定し、消費エネルギーを表示する器具。スマートウオッチなどの...
カツ‐どん【カツ丼】
豚カツを、タマネギの薄切りなどを加え、甘辛い汁で煮つけて卵でとじ、どんぶり飯の上にのせた料理。
かつなんぶんしゅう【羯南文集】
陸羯南の評論集。梶井盛編。明治43年(1910)刊。日刊紙「日本」に掲載された論文を集めたもの。
かつなんぶんろく【羯南文録】
陸羯南の評論集。鈴木虎雄編。昭和8年(1933)刊。自費出版の非売品で、のちに日刊紙「日本」掲載社説70編あまりを...
カツ‐に【カツ煮】
豚カツとタマネギの薄切りなどを甘辛い汁で煮て卵でとじたもの。「カツ丼の頭(あたま)」ともいう。
渇(かつ)に臨(のぞ)みて井(い)を穿(うが)つ
《「説苑」奉使の「飢えて黍稷(しょしょく)を求め、渇して井を穿つ」から》必要に迫られてから慌てて準備をしても間に合...
勝(か)つに乗(の)・る
勝った勢いで調子に乗る。勝ちに乗(じょう)ずる。「いよいよ、女—・り、はなさず」〈咄・きのふはけふ・下〉
かつぬま【勝沼】
山梨県甲州市の地名。旧町名。甲府盆地の東部にあり、古くからブドウの産地として知られる。甲州街道の宿場町として発達。
かつ‐は【且つは】
[副](多く、「…かつは…」「かつは…かつは…」の形で用いて)一方では。一つには。「草枕旅をよろしと思ひつつ君はあ...
勝(か)つは己(おのれ)に克(か)つより大(だい)なるはなし
勝つことで、最もたいへんなのは、おのれの気持ちに勝つことである。プラトンの言葉。
かつ‐ふつ
[副](あとに打消しの語を伴って用いる)まったく。まるで。「—懐いた事のないような、不思議な物狂わしい情熱が」〈菊...
かつ‐ぶし【鰹節】
「かつおぶし」の音変化。
かつ‐ぶっしつ【活物質】
「電池活物質」に同じ。電池の負極で還元剤としてはたらく物質を負極活物質、正極で酸化剤としてはたらく物質を正極活物質...
かつ‐ぶつ【活仏】
1 生き仏。 2 チベット仏教で、高僧の生まれ変わり。仏・菩薩の化身とされる。
かつ‐ぶつ【活物】
生きて活動しているもの。⇔死物。「必竟(ひっきょう)世の事変は—にて容易に其の機変を前知す可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉
かつぶつ‐きせい【活物寄生】
生物が、生きている他の生物体に寄生し、養分などを吸収すること。⇔死物寄生。
かつ‐べん【活弁/活辯】
《「活動写真弁士」の略》無声映画時代、映画上映中に画面の人物のせりふをしゃべり、話の筋を説明した職業の人。弁士。活...
かつ‐べん【滑弁/滑瓣】
⇒滑り弁
かつ‐ぼう【渇望】
[名](スル)のどが渇いたとき水を欲するように、心から望むこと。切望。熱望。「優秀な人材を—する」
かつ‐ま【勝間】
「堅間(かたま)」に同じ。「无間(まなし)—の小船を造り」〈記・上〉
かつま【羯磨】
《(梵)karmaの音写。行為・所作・業(ごう)などと訳す》受戒・懺悔(さんげ)の儀式作法。 [補説]天台宗などで...
かつ‐まく【滑膜】
関節包の内側にある膜。滑液(関節液)を分泌し、関節の動きを滑らかにする。滑液膜。
かつまく‐えん【滑膜炎】
関節や腱鞘(けんしょう)の滑膜に起こる炎症。
かつま‐こんごう【羯磨金剛】
三鈷杵(さんこしょ)を十字に組み合わせた密教の法具。
かつ‐また【且つ又】
[接]上に述べた事柄に、さらに他の事柄を重ねて言うのに用いる語。その上また。「正確さ、—迅速さが要求される」
かつまた‐の‐いけ【勝間田の池】
奈良市西の京、唐招提寺と薬師寺の近くにあったという池。[歌枕]「—は我知る蓮(はちす)なし然(しか)言ふ君がひげな...
かつま‐まんだら【羯磨曼荼羅】
四種曼荼羅の一。仏・菩薩(ぼさつ)の所作や行為を表した曼荼羅。
かつみ【勝見】
「勝見草」の略。「—刈る頃もやや近うなれば」〈奥の細道〉
かつみ‐ぐさ【勝見草】
マコモの古名。〈日葡〉
かつ‐みょう【渇命】
⇒かつめい(渇命)
かつ‐めい【活命】
生命を支えること。生きること。生存。「真正の—ある人となることは得がたかるべし」〈中村訳・西国立志編〉
かつ‐めい【渇命】
飢えや渇きのために命が危なくなること。かつみょう。「このままありては三人ともに—に及べば」〈浮・胸算用・三〉
かつ‐もく【刮目】
[名](スル)《「刮」は、こする意》目をこすって、よく見ること。注意して見ること。刮眼。「—に値する」「—して待つ」
かつ‐やく【括約】
[名](スル)くくり縮めること。
かつ‐やく【活躍】
[名](スル) 1 めざましく活動すること。「社会の第一線で—する」 2 勢いよく躍りはねること。「無用の長物を利...
かつやく‐きん【括約筋】
収縮によって管状や環状の器官を閉じる作用をする筋肉。肛門・幽門・尿道などにあって内容物の排出を調節するものや、瞳孔...
かつやま【勝山】
江戸時代の婦人の髪形の一。末を細めにして束ねた髪を前へ輪のように巻き上げ、先を笄(こうがい)で留めたもの。丸髷(ま...
かつやま【勝山】
福井県北東部の市。もと小笠原氏の城下町で、タバコ・絹織物の集散地として発展した。今も繊維・縫製業が盛ん。北谷地区の...
かつやま【勝山】
岡山県真庭市の地名。もと三浦氏の城下町。高田硯(たかだすずり)を特産する。
かつやま‐し【勝山市】
⇒勝山
かつやま‐どおり【勝山通り】
大阪市内を東西に走る道路の呼び名。四天王寺から東大阪市境までを結ぶ。
かつゆ‐ほう【活喩法】
修辞法の一。無生物を生き物(特に人間)であるかのように表現する方法。「嵐が吠える」「花が笑う」の類。→擬人法(ぎじ...
かつ‐よう【活用】
[名](スル) 1 物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。「学んだ知識を—する」「資...