かよう‐もん【嘉陽門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面し、宣陽門の北にあった。左廂(さしょう)門。
か‐よく【寡欲/寡慾】
[名・形動]欲が少ないこと。また、そのさま。「—な(の)人」
かよく‐かん【嘉峪関】
中国甘粛省北西部の都市。万里の長城の西端にあたり、関所があった。
か‐よけ【蚊除け】
蚊を追い払うこと。また、それに用いるもの。
カヨ‐サンタマリア
キューバ中部北岸にあるカリブ海の島。本島の都市カイバリエンとフランセス島を経由して橋で結ばれる。2000年以降開発...
かよ‐ちょう【駕輿丁】
身分の高い人の駕籠(かご)や輿(こし)を担ぐ役の者。こしかき。「俄(にはか)の事にて—も無かりければ」〈太平記・二〉
かよちょう‐ざ【駕輿丁座】
中世の京都で、駕輿丁が結成した座。各種の商業に進出し、課役免除の特権や専売権をもっていた。
かよわ◦す【通はす】
[連語]《動詞「かよふ」の未然形+尊敬の助動詞「す」。上代語》お通いになる。「かくのみし恋ひば死ぬべみたらちねの母...
かよわせ‐ぶみ【通はせ文】
恋文。艶書(えんしょ)。「あなたこなたの—皆哀れに悲しく」〈浮・一代女・一〉
カヨ‐ラルゴ
キューバ西部の南にあるカリブ海上の島。正式名称カヨ‐ラルゴ‐デル‐スル。本土の沖合約60キロメートルに位置する。フ...
カヨラルゴ‐デル‐スル
キューバ西部の南、カリブ海上の島カヨラルゴの正式名称。
かより‐かくよ・る【か寄りかく寄る】
[連語]あっちへ寄り、こっちへ寄る。「波の共(むた)—・る玉藻なす(=玉藻ノヨウニ)寄り寝し妹(いも)を」〈万・一三一〉
か‐よ・る【か寄る】
[動ラ四]《「か」は接頭語》寄り添う。一説に、ゆらゆら動く。「竹河うたひて、—・れる姿、なつかしき声々の」〈源・初音〉
か‐よわ・い【か弱い】
[形][文]かよわ・し[ク]《「か」は接頭語》いかにも弱いようすである。弱々しい。「—・い子供」 [派生]かよわげ...
かよわ・す【通わす】
[動サ五(四)] 1 通うようにさせる。通わせる。「子供を大学へ—・す」「互いに心を—・す」「息を—・す」 2 行...
から【空/虚】
《「殻」と同語源》 [名]内部に物のないこと。からっぽ。「—の箱」「家を—にする」 [接頭]名詞に付く。 1 何も...
から【故/柄】
1 目的・目標を表す。ため。「我が—に泣きし心を忘らえぬかも」〈万・四三五六〉 2 原因・理由を表す。ため。ゆえ。...
から【唐/韓/漢】
《朝鮮半島にあった国名から》 1 朝鮮・中国の古称。多く、中国をさす。また、中世以降、広く外国のこと。「—天竺(て...
から【殻/骸】
《「空(から)」と同語源》 1 動物のからだや植物の実・種子をおおう堅いもの。「卵の—」 2 動物や昆虫が脱皮した...
から【幹/柄】
1 草木のみき・茎。「粟—(あわがら)」「黍—(きびがら)」 2 矢の篦(の)。矢がら。 3 道具の柄(え)。〈和名抄〉
から【加羅/伽羅】
⇒加耶(かや)
か‐ら【果蓏】
《「果」は樹木になる実、「蓏」はつる草になる実》木の実と草の実。
か‐ら【掛絡/掛羅/掛落】
《身に掛け絡(まと)うものの意》 1 ㋐主に禅僧が用いる、方形の小さな略式の袈裟(けさ)。五条の袈裟の変形で、両肩...
か‐ら【蜾蠃】
ジガバチの別名。「—の母は情を矯(た)めて」〈鴎外・渋江抽斎〉
カラ
トーゴ北部の都市。カラ州の州都で同国北部の行政・産業の中心地。世界遺産(文化遺産)に登録されたバタマリバ人の居住地...
から
[副](あとに否定的な表現を伴って用いる)まったく。まるっきり。「—意気地がない」「—役に立たない」 [接頭]名詞...
から
[格助]名詞・活用語の連体形に付く。また上代では、助詞「が」「の」「のみ」にも付く。 1 動作・作用の起点を表す。...
から‐あい【韓藍】
1 ケイトウの古名。「わが屋戸(やど)に—蒔き生(お)ほし枯れぬれど」〈万・三八四〉 2 美しい藍色。「わが恋はや...
から‐あおい【唐葵/蜀葵】
タチアオイの古名。「—、日の影に従ひて傾(かたぶ)くこそ」〈枕・六六〉
から‐あげ【空揚(げ)】
[名](スル)材料に小麦粉かかたくり粉を薄くまぶす程度で、衣をつけずに高温の油で揚げること。また、その料理。「唐揚...
カラ‐アザール
《黒い病気の意》鞭毛虫(べんもうちゅう)の一種リーシュマニア‐ドノバニの感染で起こる悪性の感染症。サシチョウバエが...
から‐あし【空足】
1 「無駄足」に同じ。 2 階段などの上り下りに、高さの見当をまちがえて踏みそこなうこと。「—を踏む」 3 はだし...
空足(からあし)を踏(ふ)・む
1 階段の上り下りで、高さを間違えて足が空(くう)を踏む。 2 勢い余って止まれずに、二、三歩前に出る。
から‐あや【唐綾】
中国から伝来した綾織物。日本でその製法にならって織ったものにもいう。近世では、浮き織物のことをいった。
からあや‐おどし【唐綾威】
鎧(よろい)の威の一。唐綾を細く畳み、芯に麻を入れて威したもの。
カラアリオール‐こうえん【カラアリオール公園】
《Karaalioğlu Parkı》トルコ南西部の都市アンタリヤにある公園。旧市街カレイチに隣接し、地中海のアン...
から‐い【空井】
水のかれた井戸。からいど。
か‐らい【渦雷】
発達した低気圧や台風の中心部の激しい上昇気流に伴って生じる雷。うずらい。低気圧雷。
か‐らい【花蕾】
花と蕾(つぼみ)。
から・い【辛い/鹹い】
[形][文]から・し[ク] 1 トウガラシ・ワサビなどのように、舌やのどを強く刺激するような味である。「インド風の...
カライカル
インド南東部の港湾都市。ベンガル湾に面し、ポンディシェリー中央政府直轄地に属す。1817年にフランス領となり、19...
から‐いけ【空生け/空活け】
生け花で、水を用いないで竹などを生ける技法。
から‐いしき【唐居敷/唐石敷】
門の下部にあって門柱を受け、また扉の軸受けとなる厚板。石材で作ることもある。
からい‐せんりゅう【柄井川柳】
[1718〜1790]江戸中期の前句付け点者。江戸の人。名は正通。通称、八右衛門。別号、無名庵。その選句を川柳点と...
から‐いた【空板】
1 見台(けんだい)の異称。 2 講釈師の前座が客寄せのために、張り扇で見台をたたくこと。また、その前座の講釈師。
カライティブ‐とう【カライティブ島】
《Karaitivu》スリランカ北部、ポーク海峡に浮かぶ島。本土のジャフナ半島と、サンゴ礁の上に造られた陸橋で結ば...
から‐いと【唐糸】
1 中国から渡来した絹糸。 2 「唐糸織り」の略。 3 《糸を引くところから》納豆。「この茶の子、名は—というてく...
から‐いと【可良糸】
節のある絹糸を諸縒(もろよ)りにしたもの。
からいと‐おり【唐糸織(り)】
唐糸1で織った絹織物。
からいと‐おり【可良糸織(り)】
可良糸で織った縞織物。山梨県甲府付近の産。