きょうじょ‐しぎ【京女鷸】
シギ科の鳥。全長22センチくらい。夏羽は、頭に黒い線があり、胸は黒く、腹は白、背から尾にかけては赤褐色と黒の斑模様...
きょうじょ‐だい【京女大】
「京都女子大学」の略称。
きょうじょ‐もの【狂女物】
女物狂(おんなものぐる)いを主題とした能。四番目物に属する。「班女(はんじょ)」「隅田川」「花筐(はながたみ)」など。
きょう・じる【興じる】
[動ザ上一]「きょうずる」(サ変)の上一段化。「遊びに—・じる」
きょう‐じん【凶人/兇人】
凶悪な人。凶暴な人。
きょう‐じん【凶刃/兇刃】
人を殺傷するために用いる刃物。「—に倒れる」 [補説]書名別項。→凶刃
きょう‐じん【狂人】
精神に異常をきたした人。
きょう‐じん【強靭】
[名・形動]しなやかで強いこと。柔軟でねばり強いこと。また、そのさま。「—な肉体」「—な意志」 [派生]きょうじん...
きょう‐じん【郷人】
1 同郷の人。故郷の人。 2 村人。さとびと。
きょうじん【凶刃】
藤沢周平による時代小説シリーズ「用心棒日月抄」の第4作。シリーズ最終作となる本作では、主人公青江又八郎は用心棒稼業...
きょうじんなおもておうじょうをとぐ【狂人なおもて往生をとぐ】
清水邦夫の戯曲。副題「昔、僕たちは愛した」。昭和44年(1969)「テアトロ」誌に発表。同年3月、俳優座劇場にて初演。
きょうじんにっき【狂人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski sumashedshawo》ゴーゴリの短編小説。下級官僚が次第に心を病み、ついに...
きょうじんのおり【僑人の檻】
早乙女貢の長編小説。明治時代のマリアルーズ号事件を題材とする。昭和43年(1968)刊行。同年、第60回直木賞受賞。
狂人(きょうじん)走(はし)れば不狂人(ふきょうじん)も走(はし)る
人間は他人のしりについて行動しがちであることのたとえ。
きょう‐す【香子】
「香車(きょうしゃ)1」に同じ。
きょう・す【供す】
[動サ五]「きょう(供)する」(サ変)の五段化。「実用に—・さない品」 [動サ変]「きょう(供)する」の文語形。
きょう‐すい【狂酔】
[名](スル)ひどく酒に酔うこと。また、酒に酔って乱れること。「—した挙げ句の行為」
きょう‐すい【供水】
[名](スル)上水道で水が不足した場合に、他の水源・水系から供給すること。
きょう‐すい【胸水】
胸膜腔に貯留した液。通常は少量が胸膜の表面をうるおしているが、胸膜炎・肺癌(はいがん)・肝硬変などの際に増加する。
きょうすい‐びょう【恐水病】
⇒狂犬病
きょう‐すずめ【京雀】
市中の事情に詳しく、事件や人のうわさをよくする京都の人のこと。京烏(きょうがらす)。
きょう・する【狂する】
[動サ変][文]きゃう・す[サ変] 1 正気を失う。気が狂う。「忽ち眼を刮して又閉じ、其状—・するが如く」〈織田訳...
きょう・する【供する】
[動サ変][文]きょう・す[サ変] 1 神仏などに、そなえる。ささげる。「墓前に花を—・する」 2 身分の高い人な...
きょう・する【拱する】
[動サ変][文]きょう・す[サ変]両手を胸の前で重ね合わせる。こまぬく。中国古代の礼法の一。「立って—・するが礼な...
きょう・する【饗する】
[動サ変][文]きゃう・す[サ変]酒や食事を出して人をもてなす。饗応する。「遠来の客を—・する」
きょう・ず【孝ず】
[動サ変] 1 親孝行をする。「父母に—・ずる心もっとも深し」〈今昔・七・二七〉 2 亡くなった親の供養をする。「...
きょう‐ずい【胸髄】
脊髄のうち、胸椎の中を通る部分。
きょうずい‐そんしょう【胸髄損傷】
⇒高位脊髄損傷
きょう・ずる【興ずる】
[動サ変][文]きょう・ず[サ変]おもしろがって熱中する。楽しんで愉快に過ごす。きょうじる。「釣りに—・ずる」「笑...
きょう‐せい【共生/共棲】
[名](スル) 1 共に同じ所で生活すること。 2 異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活すること。相利共生と片...
きょう‐せい【匡正】
[名](スル)正しい状態にすること。ただすこと。「かくて貧富の懸隔のはなはだしきを—し」〈河上肇・貧乏物語〉
きょう‐せい【叫声】
さけび声。「—があがる」
きょう‐せい【胸声】
胸部に響かせるようにして出す、低声区の声。→声区
きょう‐せい【強制】
[名](スル)権力や威力によって、その人の意思にかかわりなく、ある事を無理にさせること。「参加を—する」
きょう‐せい【強盛】
[名・形動]勢いが強くて盛んなこと。また、そのさま。「土地は痩せ人口は少く、—な国家は作れません」〈阿部知二・冬の宿〉
きょう‐せい【強勢】
1 つよい勢い。強大な勢力。ごうせい。「—は権利なりとの格言さえある此浮世に」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 強さア...
きょう‐せい【強精】
精力を増強すること。多く、男性についていう。「—剤」
きょう‐せい【強請】
[名](スル)無理に頼むこと。また、ゆすること。ごうせい。「余りに激しく—されるので」〈荷風・ふらんす物語〉
きょう‐せい【教正】
明治初年、教部省に置かれた教導職の最上位。
きょう‐せい【教生】
教職課程の一部として、学校で教育実習をする学生。教育実習生。
きょう‐せい【嬌声】
女性の、こびを含んだなまめかしい声。「—を上げる」
きょう‐せい【矯正】
[名](スル) 1 欠点・悪習などを正常な状態に直すこと。「発音を—する」「歯列—」 2 刑務所・少年院などに収容...
きょうせい‐いかん【矯正医官】
刑務所・少年刑務所・拘置所・少年院・少年鑑別所などに勤務し、被収容者の診察・治療や健康管理などを行う医師。
きょうせい‐いみん【強制移民】
奴隷・犯罪者などを強制的に植民地などに移住させ、開拓その他の労働に従事させること。
きょうせい‐いん【矯正院】
少年審判所から送致された少年を収容し教育した、旧矯正院法に基づく施設。少年院の前身。
きょうせい‐かくり【強制隔離】
伝染病予防法により、患者または感染のおそれや疑いのある者を、伝染病院・隔離病舎などに強制的に隔離したこと。平成11...
きょうせい‐カルテル【強制カルテル】
政府が強制的に結ばせるカルテル。恐慌対策や中小企業経営の安定がおびやかされるような場合などに実施される。
きょうせい‐かん【共生感】
《(フランス)symbiose》人間が自分以外の事物と共通の生命をもつとする発想。呪術・宗教の発生を基礎づける観念...
きょうせい‐かんり【強制管理】
不動産に対する強制執行の一。裁判所の任命した管理人が債務者所有の不動産を管理し、その収益を債権者の金銭債権の弁済に...
きょうせい‐きかく【強制規格】
法令等によって遵守することが義務付けられている規格。電気製品・自動車・医薬品等について国が法律で定めた安全基準など...