きょうぼう‐きょうどうせいはん【共謀共同正犯】
二人以上の者が犯罪の実行を共謀し、その一部の者が共同の意思に基づいて犯罪を実行した場合、実行しなかった者も共同正犯...
きょうぼう‐ざい【共謀罪】
ある特定の犯罪を行おうと具体的・現実的に合意することによって成立する犯罪。実際に犯罪を行わなくても、何らかの犯罪を...
きょう‐ぼく【梟木】
さらし首をかけておく木。獄門台。
きょう‐ぼく【喬木】
「高木(こうぼく)」に同じ。→灌木(かんぼく)
きょうぼく‐げんかい【喬木限界】
⇒高木限界
きょう‐ま【京間】
1 近畿地方で主に行われた建築における柱間(はしらま)の基準寸法。柱間の6尺5寸(約1.97メートル)を1間(けん...
きょう‐まい【京舞】
日本舞踊の上方舞(かみがたまい)のうち、京都で起こり発達したもの。篠塚流・井上流などがある。主として地歌を地とする...
きょう‐まい【供米】
農家が米を供出すること。また、その米。供出米。
きょう‐まく【胸膜】
肺を二重に包む膜。肺の外側表面と胸郭の内面を覆っている。そのすきまを胸膜腔といい、少量の胸水があって摩擦をやわらげ...
きょう‐まく【強膜/鞏膜】
眼球の後部約6分の5を覆う白色の厚く強靭な線維性の膜。前方は角膜に連なる。結膜を透かして白目として見える。白膜。
きょう‐まく【莢膜】
一部の細菌で細胞壁の外側にある層。細菌が分泌する多糖類やポリペプチドからなり、白血球などの食細胞から細菌本体を守る...
きょうまく‐えん【胸膜炎】
胸膜の炎症。結核・肺炎・インフルエンザや癌(がん)などでみられ、胸痛・呼吸困難・咳(せき)・発熱などの症状がある。...
きょうまく‐えん【強膜炎】
強膜の炎症。白目の充血や圧痛・異物感などの症状がある。結核・梅毒やリウマチ・膠原(こうげん)病などでみられ、角膜炎...
きょうまく‐くう【胸膜腔】
肺を二重に包む胸膜の壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれた部分。
きょうまく‐こうげん【莢膜抗原】
⇒K抗原
きょうまく‐じょうみゃくどう【強膜静脈洞】
⇒シュレム管
きょうまくないかん‐じゅつ【強膜内陥術】
網膜剝離の治療法の一つ。眼球の外側にシリコンのスポンジ(バックル)を縫いつけることで、網膜にできた裂孔をふさぐ。胸...
きょうまくバックリング‐じゅつ【強膜バックリング術】
⇒強膜内陥術
きょうまく‐ひこうはん【胸膜肥厚斑】
⇒胸膜プラーク
きょうまく‐プラーク【胸膜プラーク】
肺の胸膜が不規則に肥厚化した状態のこと。アスベストの粉塵を吸い込んだことなどが原因で起こる。胸膜肥厚斑。
きょう‐ます【京枡】
戦国時代から京都を中心に用いられた枡。豊臣秀吉によって全国統一の公定枡とされた。1升(しょう)枡は、方4寸9分(約...
きょう‐まちこ【京マチ子】
[1924〜2019]女優。大阪の生まれ。本名、矢野元子(やのもとこ)。「羅生門」「雨月物語」「地獄門」などの出演...
きょう‐まん【軽慢】
おごり高ぶって、人をあなどること。「何ぞ人に殺害せられ、人に—せらるる者あるぞ」〈今昔・三・二〇〉
きょう‐まん【驕慢/憍慢】
[名・形動]おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること。また、そのさま。「—な態度」 [派生]きょうまんさ[名]
きょう‐み【興味】
1 その物事が感じさせるおもむき。おもしろみ。興。「人生の最も深き—あり」〈高村・友の妻〉 2 ある対象に対する特...
きょうみかんしんれんどうがた‐こうこく【興味関心連動型広告】
⇒行動ターゲティング広告
きょうみ‐しんしん【興味津津】
[ト・タル][文][形動タリ]興味があとからあとからわいて尽きないさま。「やじ馬が—と見守る」
きょうみ‐ぶか・い【興味深い】
[形][文]きょうみぶか・し[ク]おもしろくて気持ちがひきつけられるさま。非常に興味があるさま。「事件の—・い展開」
きょうみ‐ほんい【興味本位】
おもしろいかどうかだけを判断基準にする傾向。「—に書き立てた記事」
きょう‐みょう【交名/校名/夾名】
多くの人の名を書きつらねた文書。連名書。「討ち手の—記(しる)いて、福原へ参らせらる」〈平家・九〉
きょう‐む【凶夢】
不吉な夢。悪夢。⇔吉夢。
きょう‐む【教務】
1 学校での授業に関係する事務。「—課」 2 宗教で、宗門上の事務。「—所」
きょう‐む【郷夢】
他郷で故郷のことを夢にみること。また、その夢。
きょうむ‐しゅにん【教務主任】
学校で、教育計画の立案や教育事務に関する連絡・調整・指導にあたる職。
きょう‐むらさき【京紫】
赤みのある紫色。つややかで優雅な色合いからそうよばれる。
きょう‐めい【共鳴】
[名](スル) 1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二...
きょう‐めい【嬌名】
なまめかしくて美しいという評判。芸者などの評判の高いのにいう。
きょう‐めい【競鳴】
「鳴き合わせ」に同じ。「—会」
きょうめいがいえん‐てんたい【共鳴外縁天体】
太陽系外縁天体のうち、海王星と軌道共鳴の関係にある天体。海王星との公転周期の比が2:3である準惑星の冥王星のほか、...
きょうめい‐き【共鳴器】
1 特定の振動数の音だけに共鳴するようにした中空の器。複雑な音を分析するのに使用。 2 電波に共鳴する電気的装置。...
きょうめい‐じょうたい【共鳴状態】
2個の素粒子が一時的にゆるく結合した状態。ハドロンの衝突実験で不安定な複合粒子として観測され、強い相互作用により極...
きょうめい‐せつ【共鳴説】
ヘルムホルツが唱えた聴覚についての理論。内耳の蝸牛(かぎゅう)にある基底膜の繊維が、それぞれ固有の周波数にだけ共鳴...
きょうめい‐ばこ【共鳴箱】
共鳴器の一種。音叉の柄の先に小箱をつけたもの。音叉の振動による音を大きく響かせる。
きょう‐めん【鏡面】
鏡やレンズなどの表面。
きょうめん‐かこう【鏡面加工】
⇒鏡面仕上げ
きょうめん‐しあげ【鏡面仕上げ】
金属の表面や塗装面を、反射して物が映る鏡のように仕上げること。鏡面加工。ミラー仕上げ。
きょうめん‐はんしゃ【鏡面反射】
⇒正反射
きょう‐めんやく【強綿薬】
ニトロセルロースの硝化の度合いの高い綿火薬。窒素の含有量13パーセント以上のもの。爆発力が大きく、無煙火薬の原料とする。
きょう‐もう【凶猛/兇猛】
[名・形動]荒々しくたけだけしいこと。また、そのさま。「ほとんど常軌を逸した、—な勇気が」〈芥川・偸盗〉
きょう‐もう【狂妄】
[名・形動]「きょうぼう(狂妄)」に同じ。