きんせつ‐もくしてんけん【近接目視点検】
橋梁やトンネルなどの土木構造物の点検法の一つ。足場や高所作業車などを利用して、触診や打音検査ができる距離まで近づき...
きんせつ‐れんせい【近接連星】
連星のうち、両天体の間隔がどちらかの天体の半径程度しか離れていないもの。互いの天体の大気の構造や進化に影響を与える...
きん‐せん【京銭】
室町時代から江戸初期にかけて流通した銭貨の一。明の南京付近で流通していた劣悪な私鋳銭が日本に流入したものといわれる...
きん‐せん【欣羨】
非常にうらやましがること。「暗に—の意を洩らす」〈漱石・吾輩は猫である〉
きん‐せん【金扇】
地紙に金箔(きんぱく)をおした扇。
きん‐せん【金銭】
1 貨幣の総称。かね。ぜに。「—に細かい人」「—感覚」 2 金で鋳造した銭。金貨。
きん‐せん【金線】
金の線。金色の線。金すじ。
きん‐せん【欽羨】
[名](スル)敬いつつ、うらやましく思うこと。「頻(しきり)に日本人種の独り東洋に雄飛するを—せり」〈竜渓・浮城物語〉
きん‐せん【琴線】
1 琴の糸。 2 心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の—に触れる言葉」...
きん‐せん【謹撰】
[名](スル)貴人の命などにより、歌集や書物などをつつしんで編集・著述すること。
きん‐せん【謹選】
[名](スル)貴人の命などによりつつしんで選択すること。慎重に選ぶこと。
きん‐せんい【筋線維/筋繊維】
筋肉を構成する線維状の細胞。骨格筋のものは多核で横紋があり、1本ごとに運動神経と結合していて、心筋では網目状につな...
きんせん‐か【金盞花】
キク科の一年草または越年草。高さ15〜50センチ。葉は長卵形で厚くて柔らかい。夏、淡黄色・黄赤色の頭状花をつける。...
きんせん‐がに【金銭蟹/金線蟹】
カラッパ科のカニ。内湾の砂底にすむ。甲幅4センチくらい。甲はほぼ円形で左右両側に太い突起があり、淡青色で暗紫色の点...
きんせん‐さいけん【金銭債権】
一定額の金銭の給付を目的とする債権。
きんせん‐さいむ【金銭債務】
金銭の支払いを目的とする債務。
きんせん‐しょうけん【金銭証券】
一定額の金銭の給付を目的とする権利または権限を表示した有価証券。手形・小切手・社債券など。
きんせんしょうひたいしゃく‐けいやく【金銭消費貸借契約】
借主が、将来返還することを約束して、貸主から金銭を借り入れる契約。銀行から住宅資金を借り入れたり、消費者金融業者か...
きんせん‐しんたく【金銭信託】
信託銀行が、委託者から金銭を受け入れ、信託終了のとき委託者に運用利益と元本を金銭で交付する信託形式。→金外信託
きんせん‐すいとうちょう【金銭出納帳】
金銭の収入・支出を記録するための帳簿。金銭出納簿。
きんせん‐すいとうぼ【金銭出納簿】
⇒金銭出納帳
きんせん‐ずく【金銭尽く】
精神的な面を無視して、金銭の損得だけで行動すること。勘定ずく。かねずく。「—で解決する」
きんせん‐とうろくき【金銭登録器/金銭登録機】
金銭出納を表示・記録し、金銭を保管する事務器。レジスター。
琴線(きんせん)に触(ふ)・れる
《琴線は、物事に感動しやすい心を琴の糸にたとえたもの》良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること。「心の—...
キンセール
アイルランド南部、コーク州の港町。コークの南約25キロメートルに位置し、バンドン川が注ぐキンセール湾に臨む。6世紀...
キンゼイ‐ほうこく【キンゼイ報告】
《原題Sexual Behavior in the Human Male》米国の動物学者キンゼイ(A.C.Kins...
きん‐ぜつ【禁絶】
[名](スル)厳重に禁止して根絶やしにすること。「鴉片(あへん)の鴆毒(ちんどく)を—せば」〈東海散士・佳人之奇遇〉
きん‐ぜん【欣然】
[ト・タル][文][形動タリ]よろこんで物事をするさま。「—とたゆまずに研究を専念に遣っているから偉い」〈漱石・三四郎〉
きん‐そう【巾箱】
1 布を張った小箱。 2 「巾箱本」の略。
きん‐そう【金創/金瘡】
1 刃物による切り傷。刀傷。「左の股に受けたる—は」〈竜渓・経国美談〉 2 切り傷の治療法。また、その施術者。「と...
きん‐そう【謹奏】
[名](スル)つつしんで奏上すること。
きんそう‐がく【金相学】
金属および合金の内部組織を調べて、構造・組成や性質を研究する学問。金属組織学。
きん‐そうば【金相場】
1 金市場で成立する金の価格。 2 江戸時代、金貨と銀貨との交換比率。元禄13年(1700)金1両を銀60匁と公定...
きんそうば‐かいしょ【金相場会所】
江戸時代、主に金為替・銀為替の売買を行うために大坂に設置された取引所。ここでの交換比率が標準相場となった。
きんそう‐ぼん【巾箱本】
巾箱にはいるほど、細字で書かれた小形の唐本。袖珍(しゅうちん)本。
きん‐そうん【金素雲】
⇒キム=ソウン
きん‐そく【禁足】
[名](スル) 1 一定の場所から外へ出るのを禁止すること。「—を命じる」 2 罰として外出を禁止すること。「—を食う」
きん‐そく【禁則】
物事の禁止事項を定めた規則。
きん‐そく【緊束】
[名](スル) 1 きつく縛ること。堅くくくること。「圧窄—して」〈阪谷素・明六雑誌二一〉 2 きびしく制限を加え...
きんそく‐しょり【禁則処理】
ワープロソフトによる文章の作成やコンピューター組版で、句点・読点・閉じ括弧などを行頭に置いたり、開き括弧などを行末...
きん‐そしき【筋組織】
⇒筋肉組織
きん‐そん【近村】
近くの村。付近の村。
きん‐ぞく【金属】
一般に、金属光沢をもち、熱や電気をよく伝え、強度が大きくて折れにくく、展性・延性をもち、常温で固体の物質の総称。重...
きん‐ぞく【勤続】
[名](スル)同じ勤務先に勤め続けること。「20年—した職員」「永年—者」
きんぞく‐アルコキシド【金属アルコキシド】
⇒アルコキシド
きんぞく‐アレルギー【金属アレルギー】
金属製アクセサリーや、歯科治療で詰め物として用いた金属などが汗や体液で溶けて体内に入り、病的な抗原抗体反応を起こし...
きんぞく‐イオン【金属イオン】
金属の原子から生じるイオン。すべて陽イオンになる。
きんぞく‐えん【金属塩】
酸の水素原子を金属イオンと置換した化合物の総称。塩酸HCl、硫酸H2SO4の水素原子をナトリウムイオン、銅イオンに...
きんぞく‐おん【金属音】
金属を硬い物でたたいたり、こすったりしたときに発生する、甲高くて頭にひびく感じの音。「ジェット機が—を発して飛び立つ」
きんぞく‐おんどけい【金属温度計】
熱膨張率の異なる金属の薄片を重ね合わせて螺旋(らせん)状に曲げ、温度の変化によって指針が動くようにした温度計。バイ...