きか・す【利かす】
[動サ五(四)]「利かせる」に同じ。「わさびを—・す」 [動サ下二]「き(利)かせる」の文語形。
きか・す【聞かす】
[動サ五(四)]「聞かせる」に同じ。「おもしろい話を—・そう」 [動サ下二]「き(聞)かせる」の文語形。
きか◦す【聞かす】
[連語]《「す」は尊敬の助動詞》お聞きになる。きこす。「高志(こし)の国に賢(さか)し女(め)を有りと—◦して」〈...
きか‐すうれつ【幾何数列】
⇒等比(とうひ)数列
きかずざとう【不聞座頭】
狂言。和泉(いずみ)流では「不見不聞(みずきかず)」。留守を頼まれた耳の不自由な太郎冠者と盲目の菊都(きくいち)が...
きか‐せい【帰家性】
⇒帰巣性(きそうせい)
きか・せる【利かせる/効かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 効き目があるようにする。「シーツにのりを—・せる」「顔を—・せて特別に配...
きか・せる【聞かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 聞くようにさせる。「とんだ長話を—・せてしまった」 2 言葉で言ってわか...
き‐かつ【飢渇/饑渇】
飢えとかわき。特に、飲食物の欠乏すること。けかつ。「—に苦しむ」
きか‐どうぶつ【帰化動物】
動物が本来の生息地から、主に人為的に他地域へ移動され、そこに定着して繁殖するようになったもの。日本ではアメリカザリ...
きかにっき【帰家日記】
江戸前期の紀行文。井上通著。元禄3年(1690)刊。元禄2年(1689)、仕えていた養性院の死去にともない、江戸か...
きかぬ‐き【利かぬ気/聞かぬ気】
[名・形動]「利かん気」に同じ。「剛情な—の腕白小僧」〈漱石・門〉
きか‐ねつ【気化熱】
気化するのに必要な熱量。ふつう、1グラムの液体を、同温度の気体にするのに必要な熱量をいい、セ氏100度の水の気化熱...
きか‐ばくだん【気化爆弾】
酸化エチレンや酸化プロピレンなどの液体燃料を気化して霧状に拡散させ、空気中の酸素を利用して高温の爆発を起こす爆弾。...
きか‐へいきん【幾何平均】
⇒相乗平均(そうじょうへいきん)
木(き)から落(お)ちた猿(さる)
頼りとするものを失って、どうしてよいかわからないことのたとえ。
き‐からすうり【黄烏瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生し、巻きひげで他に絡む。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。雌雄異株。夏、...
き‐かん【気管】
1 脊椎動物の喉頭(こうとう)に続き、気管支までの膜性の管。呼吸の際の空気の通路で、食道の前を下がり、分岐して左右...
き‐かん【汽缶】
⇒ボイラー
き‐かん【奇観】
珍しい眺め。ほかでは見られないような風景。「—を呈する」
き‐かん【季刊】
雑誌などが、3か月ごと1年に4回発行されること。また、その刊行物。クオータリー。
き‐かん【祁寒】
きびしい寒さ。厳寒。酷寒。
き‐かん【軌間】
鉄道線路の、左右のレール頭部の内面間の最短距離。JRの標準軌間は1.435メートルとされ、新幹線で採用されている。...
き‐かん【既刊】
すでに出版・発行されていること。また、その刊行物。⇔未刊。
き‐かん【飢寒/饑寒】
食べ物がなく、寒さに凍えること。飢えと寒さ。「—に耐える」
き‐かん【帰還】
[名](スル) 1 遠方から帰ってくること。特に、戦場などから基地・故郷などに帰ること。「宇宙から無事—する」「—...
き‐かん【帰館】
[名](スル)やかたに帰ること。宿舎に帰ること。また、自宅に帰ることをふざけていう場合もある。「お父さんのご—だ」
き‐かん【帰艦】
[名](スル)上陸した乗組員が自分の軍艦に、また、飛び立った飛行機がその航空母艦に帰ること。「搭載機が—する」
き‐かん【基幹】
物事のおおもと、中心となるもの。「—部門」
き‐かん【亀鑑】
《「亀」は甲を焼いて占ったもの。「鑑」は鏡の意》行動や判断の基準となるもの。手本。模範。「教育者の—ともいうべき人物」
き‐かん【幾諫】
[名](スル)《「論語」里仁から》相手を怒らせないように穏やかにいさめること。「滑稽の中に諷刺を寓し、時弊を—する...
き‐かん【期間】
ある期日または日時から、他の期日または日時に至るまでの間。「—を延長する」
き‐かん【貴翰/貴簡】
相手を敬って、その手紙をいう語。
き‐かん【旗艦】
1 艦隊の司令長官・司令官が乗って指揮をとる軍艦。マストにその司令官の階級に応じた旗を掲げる。フラッグシップ。 2...
き‐かん【器官】
多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定の形・大きさおよび生理機能をもつ部分。「消化—」
き‐かん【機感】
仏語。仏が衆生の心の働きを感じ取って、それに対応すること。また、衆生の心の働きが、仏の導く力を感じること。
き‐かん【機関】
1 火力・水力・電力などのエネルギーを力学的エネルギーに変える装置。 2 活動のしかけのあるもの。からくり。「ただ...
き‐かん【貴官】
[代]二人称の人代名詞。官吏や、軍人である相手を敬っていう。
きかん‐いにんじむ【機関委任事務】
法律または政令により、国または他の地方公共団体などから都道府県知事・市町村長などの地方公共団体の機関に委任される事...
きかん‐かいせんもう【基幹回線網】
⇒バックボーン3
きかんかへん‐でんしゃ【軌間可変電車】
⇒フリーゲージトレイン
きかん‐き【利かん気/聞かん気】
[名・形動]《「きかぬき」の音変化》人に負けたり、人の言うなりになったりすることを激しく嫌う性質。また、そのような...
きかん‐く【機関区】
機関車の運用・整備・検査・修繕、またその乗務員の管理を行う鉄道の現業部門。
きかん‐けんじゅう【機関拳銃】
⇒短機関銃
きかん‐こう【期間工】
農閑期に入って自動車工場などに期間限定で就職する農民。農繁期になる前に退職して満了金をもらい帰郷する。季節工。季節...
きかんこんなん‐くいき【帰還困難区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示...
きかん‐さんぎょう【基幹産業】
一国の経済活動の基盤となる重要な産業。一般に鉄鋼・エネルギー・自動車産業や電子工業などをさすが、経済の発展段階によ...
きかん‐ぜい【基幹税】
税収に占める割合が高い税目。国税では所得税・法人税・消費税の三つで、基幹三税ともいう。
きかん‐ざい【起寒剤】
⇒寒剤(かんざい)
きかん‐し【気管支】
気管の下端から左右に分かれ、両肺に通じる細い管。