きんじ‐ち【近似値】
真の値に近い値。真の値に、実用にさしつかえのない程度の誤差が加わった値。
きん‐じつ【近日】
1 近いうち。ちかぢか。「—中に伺います」「—公開」 2 太陽に近いこと。
きんじつ‐てん【近日点】
太陽系の惑星・彗星(すいせい)などが、軌道上で太陽に最も接近する点。⇔遠日点。
きんじ‐て【禁じ手】
1 相撲・囲碁・将棋などで、禁じられている技、または手。用いると反則負けとなる。相撲では、握りこぶしで打つことや頭...
きんじ‐とう【金字塔】
1 《「金」の字の形をした塔の意》ピラミッド。 2 後世に永く残るすぐれた業績。不滅の業績。「—を打ち建てる」
きん‐じゅ【近習】
主君のそば近くに仕える役。近侍(きんじ)。きんじゅう。
きん‐じゅう【近什】
最近作った詩歌や文章。
きん‐じゅう【近習】
⇒きんじゅ(近習)
きん‐じゅう【禽獣】
鳥とけだもの。鳥獣。「—にも劣るやから」
きんじゅうぞく‐えいようしょくぶつ【菌従属栄養植物】
菌類に寄生し、栄養を得ている植物の総称。まったく光合成を行わず、すべての栄養を菌類に依存する。かつては腐生植物とよ...
きんじゅ‐しゅっとうにん【近習出頭人】
江戸幕府初期の職名。将軍・大御所の側近で、幕政の中枢に参与した者。
きんじゅ‐ばん【近習番】
1 鎌倉幕府の職名。順番を定めて将軍に伺候(しこう)する役。 2 ⇒新番(しんばん)
きん‐じゅん【金盾】
中国政府が運用するインターネット検閲システム。有害情報へのアクセスを遮断するシステムで、サーチエンジンの検索ワード...
きん‐じゅんび【金準備】
金本位制度のもとで、中央銀行が銀行券の兌換(だかん)や国際収支尻(じり)の最終的な決済の準備として保有する金貨・金...
きん‐じょ【近所】
1 ある場所からちかいところ。近辺。付近。「自宅はこの—です」 2 近くの家。「—づきあい」「隣—」
きん‐じょう【今上】
「今上天皇」の略。
きん‐じょう【近状/近情】
最近のようす。近況。「—を報告する」
きん‐じょう【金城】
1 《金でつくった城の意》守りの堅固な城。 2 《天守閣の屋上に金のしゃちほこがあるところから》名古屋城の異称。
きん‐じょう【禁城】
天子の居城。皇居。宮城。
きん‐じょう【錦上】
にしきの上。美しいものの上。
きん‐じょう【謹上】
つつしんで奉ること。手紙のあて名に添える語。
きんじょう‐がき【謹上書(き)】
昔、手紙のあて名の上に「謹上…殿」と記したこと。
きんじょうがくいん‐だいがく【金城学院大学】
名古屋市守山区にある私立大学。明治22年(1889)設立の金城女学校に始まり、金城女子専門学校を経て昭和24年(1...
きんじょう‐さいはい【謹上再拝】
1 神を拝むときにいう語。「—、敬って申す」 2 手紙の末尾に添える語。
きん‐じょう‐すい【金生水】
五行説による相性(あいしょう)の一。金性と水性とが相性がよいとすること。「十六の女こそ—とて大吉なり」〈浄・凱陣八島〉
きんじょう‐だいがく【金城大学】
石川県白山市にある私立大学。平成12年(2000)に開設された。
きんじょう‐てっぺき【金城鉄壁】
《金の城と鉄の城壁の意》防備の非常に堅固な城壁。守りが非常に固いこと、まったくすきがないことのたとえ。「—の内野守備」
きんじょう‐てんのう【今上天皇】
現在の天皇。今上陛下。
きんじょう‐とうち【金城湯池】
1 《「漢書」蒯通伝から。「湯池」は熱湯をたたえた堀》守りが非常に固く、攻めるのが難しい城。金湯。 2 堅固で、他...
錦上(きんじょう)に花(はな)を添(そ)・える
《王安石「即事」から》美しいものの上にさらに美しいものを添える。よいものの上にさらによいものを添える。錦上に花を敷く。
きんじょう‐へいか【今上陛下】
⇒今上天皇
きんじょ‐がっぺき【近所合壁】
壁一つを隔てた隣。隣近所。
きんじょ‐めいわく【近所迷惑】
[名・形動]近所の人にとって迷惑であるさま。また、そのような行為。「—な(の)騒音」
きんじられたこいのしま【禁じられた恋の島】
⇒アルトゥーロの島
きんじられたたづな【禁じられた手綱】
佐野洋の小説。昭和48年(1973)刊。競馬をモチーフにしたミステリー。
きん・じる【禁じる】
[動ザ上一]「きん(禁)ずる」(サ変)の上一段化。「私語を—・じる」
きん‐じん【金人】
1 金属でつくった人の像。 2 《金色の人の意で》仏。仏身。また、金色の仏像。
きん‐す【金子】
1 金貨。 2 おかね。金銭。
きんすいせい‐ぶっしつ【禁水性物質】
消防法の別表で危険物として第3類に分類されるもの。同法では「自然発火性物質および禁水性物質」を第3類にまとめ、固体...
キンスキー‐きゅうでん【キンスキー宮殿】
《Palác Kinských》⇒ゴルツキンスキー宮殿
きん‐すじ【金筋】
1 金色の筋。特に、制服の襟・袖・ズボンなどに縫いつけたもの。 2 刀で、沸(にえ)が集結してできる、金色の光を放...
きん‐すなご【金砂子】
金箔(きんぱく)を粉にしたもの。絵画・蒔絵(まきえ)・ふすま地などに用いる。金粉。金砂(きんしゃ)。
きん・ずる【禁ずる】
[動サ変][文]きん・ず[サ変] 1 してはいけないとさしとめる。禁止する。「外泊を—・ずる」 2 (多く「禁じえ...
きん‐せい【均勢】
複数の勢力のつりあいがとれていること。「列強が—を保つ」
きん‐せい【均整/均斉】
全体的につりあいがとれて整っていること。「—のとれた体型」
きん‐せい【近世】
1 現代に近い時代。また、近ごろの世の中。 2 歴史の時代区分の一。近代と区別していうときに使う。 ㋐日本史では安...
きん‐せい【金声】
1 鐘や鉦(しょう)などの音色。 2 美しい声。また、貴重な文章。「—の序文は得るも易かりぬべきを」〈鶉衣・笠の次手序〉
きん‐せい【金星】
太陽系の2番目の惑星。地球の軌道のすぐ内側にあり、太陽との平均距離は1億820万キロすなわち0.7233天文単位、...
きん‐せい【金製】
金で作ること。また、そのもの。
きん‐せい【禁制】
[名](スル)《古くは「きんぜい」》ある行為を禁じること。また、その法規。「男子—」