き‐こな・す【着熟す】
[動サ五(四)]衣服を自分に似合うように、じょうずに着る。「はでな色をさりげなく—・す」
きこ‐にち【帰忌日/帰己日】
暦注の一。遠出・帰宅・転居・結婚などを忌む日。帰忌(きこ)。
旗鼓(きこ)の間(あいだ)に相見(あいまみ)・ゆ
敵味方となって対戦する。「早晩—・えずばなるまい」〈魯庵・社会百面相〉
騎虎(きこ)の勢(いきお)い
《「隋書」独孤皇后伝から》虎に乗った者は途中で降りると虎に食われてしまうので降りられないように、やりかけた物事を、...
き‐コバルトこう【輝コバルト鉱】
コバルト・砒素(ひそ)・硫黄からなる鉱物。金属光沢のある銀白色で、少し赤みを帯びた六面体または八面体の結晶。等軸晶...
き‐こ・む【着込む/着籠む】
[動マ五(四)] 1 衣服をたくさん重ねて着る。「下着を—・む」 2 衣服をきちんと着る。あらたまった衣服を着る。...
きこ・ゆ【聞こゆ】
[動ヤ下二]「きこえる」の文語形。
き‐こり【樵/木樵】
山林の木を切りだすこと。また、それを職業とする人。そまびと。
き‐こ・る【樵る】
[動ラ四]《「木伐(こ)る」の意》山林の木を切る。「草刈り—・ることなかれ」〈天武紀・下〉
き‐ころ・す【着殺す】
[動サ五(四)]1枚の着物を、破れてだめになるまで着る。着つぶす。「気に入ったとなると膝が抜けるまで—・してしまう...
き‐こん【気根】
植物の地表に出ている茎あるいは幹から出て、空気中に現れている根。タコノキ・トウモロコシなどにみられる。
き‐こん【気根/機根】
1 一つの物事にじっと耐える精神力。根気。気力。「少しは長い手紙を書く—も付き」〈蘆花・思出の記〉 2 仏語。すべ...
き‐こん【気魂】
たましい。精神。
き‐こん【既婚】
すでに結婚していること。「—者」⇔未婚。
き‐こん【基根】
物事のもと。基礎。根本。
きこん‐に【気根に】
[副] 1 根気のあるさま。「先から—弾きやす」〈洒・売花新駅〉 2 気ままに。自由に。「そんなら—呑みなせえ」〈...
き‐ご【奇語】
思いもよらない珍しい言葉。巧みでおもしろい言葉。奇言。
き‐ご【季語】
俳句で、季節と結びついて、その季節を表すと定められている語。連歌・俳諧では、季詞(きことば)、季の詞(ことば)。四...
き‐ご【寄語】
伝言(でんごん)。ことづて。
き‐ご【綺語】
1 仏語。十悪の一。真実に反して言葉を飾りたてること。 2 美しく飾った言葉。多く、小説・詩文の美辞麗句をいう。き...
き‐ごう【記号】
社会習慣的な約束によって、一定の内容を表すために用いられる文字・符号・標章などの総称。言語も記号の一つと考えられる...
き‐ごう【鬼号】
「戒名(かいみょう)2」に同じ。
き‐ごう【揮毫】
[名](スル)《「揮」はふるう、「毫」は筆の意》毛筆で文字や絵をかくこと。特に、知名人が頼まれて書をかくこと。「色...
き‐ごう【貴号】
栄誉を表す称号。爵位や学位。
き‐ごう【旗号】
はたじるし。旗章。徽号(きごう)。
き‐ごう【徽号】
1 「旗号(きごう)」に同じ。 2 天皇が高僧に生前贈る号。禅師号・大師号など。
きごうかん‐かんしょう【記号間干渉】
⇒符号間干渉
きごうしき‐とうひょう【記号式投票】
選挙の投票方法の一つ。あらかじめ投票用紙に印刷された候補者の氏名や政党名に丸印などをつけて投票するもの。→自書式投票
きごうせっち‐もんだい【記号接地問題】
人工知能において、実世界にある事物の名称と、コンピューター内部で扱う記号との結びつけに伴う問題。シンボルグラウンデ...
きごう‐ろん【記号論】
1 《semiotics/semiology》一般に記号といわれるものの本質・在り方・機能を探究する学問。米国のパ...
きごうろん【記号論】
《原題、(イタリア)Trattato di semiotica generale》イタリアの記号論学者・小説家、エ...
きごう‐ろんりがく【記号論理学】
命題・概念・推論などを、その要素と関係に還元して記号で表記し、論理的展開を数学的演算の形で明らかにする論理学の一分...
き‐ごこち【着心地】
衣服を着たときの感じ。着ぐあい。着ごころ。「—がよい」
き‐ごころ【着心】
「着心地(きごこち)」に同じ。
き‐ごころ【気心】
その人が本来もっている性質や考え方。「—が通じる間柄」「—の知れた仲間」
き‐ござ【着茣蓙】
夏に、旅行者や登山者などが、日光・雨露を防ぐために身につけて用いたござ。《季 夏》「粟の草取るや—に風もなく/温亭」
き‐ごし【木輿】
「板輿(いたごし)」に同じ。
きごしょう【綺語抄】
平安後期の歌学書。3巻。藤原仲実著。嘉承2年(1107)から永久4年(1116)ごろの間に成立。難解な歌の詞や単語...
ぎこつ‐な・い
[形][文]ぎこつな・し[ク]《「きごつない」「ぎごつない」とも》無愛想で粗野である。武骨である。「アノ人—・イ物...
キゴマ
タンザニア西部の都市。キゴマ州の州都。タンガニーカ湖東岸に位置し、ブルンジ、コンゴ民主共和国との国境に近い。19世...
き‐ごみ【着込み/着籠み】
上着の下に鎧(よろい)・腹巻き・鎖帷子(くさりかたびら)などを着込むこと。また、その着込んだもの。きごめ。
き‐ごみ【気込み】
一心になること。意気ごみ。「洋行する時には大変な—で」〈漱石・三四郎〉
き‐ごめ【生米】
精製していない米。玄米。黒ごめ。
き‐ごや【木小屋】
材木などを積んで置く小屋。
きさ【象】
象(ぞう)の古名。「—出で来てその山を越しつ」〈宇津保・俊蔭〉
きさ【橒】
材木の木目(もくめ)の模様。「—の木に、鉄(くろがね)の脚つけたる槽(ふね)」〈宇津保・吹上上〉
き‐さ【詭詐】
うそをつくこと。偽ること。譎詐(きっさ)。「才変じて佞猾(ねいかつ)となり智移りて—となり」〈西周・明六雑誌一二〉
き‐さ【器差】
測定器が実際に示す値と本来示すべき値との差。測定器の製作過程から生じた誤差。
き‐さ【気差】
⇒大気差
き‐さ【機作】
しくみ。機構。メカニズム。