こおり‐の‐みやつこ【郡造】
郡司の長官。大領(だいりょう)。
こおり‐の‐やいば【氷の刃】
氷のように研ぎ澄まされた鋭い刀や剣の刃。こおりのつるぎ。「抜けば玉散る—」
氷(こおり)は水(みず)より出(い)でて水(みず)よりも寒(さむ)し
《「荀子」勧学から》弟子が師よりも勝ることのたとえ。青は藍(あい)より出でて藍より青し。
こおり‐ぶぎょう【郡奉行】
江戸時代、各藩に置かれて地方の行政に当たった職名。農民の管理や徴税・訴訟などを扱った。郡代。
こおり‐ぶくろ【氷袋/氷嚢】
⇒ひょうのう(氷嚢)
こおり‐まくら【氷枕】
熱のあるときなどに、氷や冷水を入れて頭部を冷やすゴム製の枕。
こおり‐みず【氷水】
1 飲み水に氷を入れて冷たくしたもの。 2 「こおりすい」に同じ。《季 夏》「日焼顔見合ひてうまし—/秋桜子」
こおり‐みつ【氷蜜】
氷砂糖を細かくしたものを鶏卵の白身で溶いて煮詰めたもの。
こおり‐もち【凍り餅/氷餅】
寒中にさらして凍らせた餅。信州・東北地方で作る。しみ餅。こおりのもち。《季 冬》
こおり‐や【氷屋】
1 氷を製造・販売する店。また、その人。 2 夏に、氷水などの飲料を売る店。また、その人。氷店(こおりみせ)。
こおりやま【郡山】
福島県中部の商工業都市。奥州街道の宿場町として発達し、交通の要地。同県の経済の中心。人口33.9万(2010)。
こおりやま‐し【郡山市】
⇒郡山
こおりやま‐じょう【郡山城】
奈良県大和郡山市にあった城。筒井順慶が天正8年(1580)より築城。同11年天守閣建造。犬伏城。
こおりやま‐じょしだいがく【郡山女子大学】
福島県郡山市にある私立大学。昭和22年(1947)創設の郡山女子専門学院を前身とし、昭和41年(1966)に開設。...
こおりやま‐ぼんち【郡山盆地】
福島県中部、阿武隈川(あぶくまがわ)中流の盆地。明治15年(1882)猪苗代湖の水を引く安積疎水(あさかそすい)の...
氷(こおり)を歩(あゆ)・む
薄い氷の上を歩く。非常に危険であることのたとえ。氷を踏む。
こお・る【凍る/氷る】
[動ラ五(四)] 1 液体、特に水が低温のため凝結して固体の状態になる。「池が一面に—・る」《季 冬》 2 外気な...
こおれえぐす
《多く「コーレーグス」と書く》沖縄で、シマトウガラシのこと。また、その熟した実を泡盛に漬け込んだ調味料。
こおろぎ【蟋蟀】
1 直翅(ちょくし)目コオロギ科の昆虫の総称。草の間や石の下などにすみ、体色は褐色。体はやや平たく、頭部は大きく、...
こ‐おろし【子堕し】
1 薬などを用いて、出産前の胎児をおろすこと。堕胎。 2 1を業とする者。「この女、もとは夫婦池の、こさんとて、—...
こ‐おん【古音】
呉音が伝わる以前に日本に伝来していた漢字音。「意」を「お」、「止」を「と」と読むなど、古い万葉仮名の中などにみられ...
こ‐おんな【小女】
1 小柄な女性。からだの小さい女性。⇔大女。 2 年若い女性。少女。 3 旅館などで下働きをする若い女性。