ごくたんしゅうき‐じしんどう【極短周期地震動】
周期が0.5秒以下の地震動。屋内の家具や物などが共振しやすく、人が強い揺れを感じる。→短周期地震動
ごく‐だい【極大】
[名・形動]きわめて大きいこと。また、そのさま。きょくだい。
ご‐くだら【後百済】
新羅(しらぎ)末期、892年に甄萱(けんけん)が建てた国。都は完山(全州)。936年、高麗(こうらい)の王建に滅ぼ...
ごく‐ちゅう【獄中】
牢獄(ろうごく)のなか。獄内。
ごくちゅうき【獄中記】
《原題、(ラテン)De Profundis》ワイルドの獄中手記。1905年刊。男色事件のため投獄された著者が悲哀の...
ごくちゅう‐き【獄中記】
投獄されている人が書いた手記。 [補説]書名別項。→獄中記
ごくちゅう‐けっこん【獄中結婚】
刑務所や拘置所に収容されている者が結婚すること。 [補説]収容されている者同士、または収容されている者とそうでない...
ごく‐ちょうおんそく【極超音速】
⇒きょくちょうおんそく(極超音速)
ごく‐ちょうたんぱ【極超短波】
⇒きょくちょうたんぱ(極超短波)
きょくちょうていこうがい‐しゃ【極超低公害車】
⇒スーパーユーレブ(SU-LEV)
きょくちょうていはいしゅつガス‐しゃ【極超低排出ガス車】
⇒スーパーユーレブ(SU-LEV)
ごくっ‐と
[副]液体や、錠剤などの小さな固形物を一気に飲み込むさま。ごくりと。「—生つばを飲む」
ごく‐つぶし【穀潰し】
定職もなくぶらぶらと遊び暮らす者。無為徒食の者をののしっていう語。五穀潰し。
ごく‐づき【極月】
「ごくげつ(極月)」に同じ。
ごく‐づめ【極詰(め)】
宇治産の最上の抹茶。濃茶(こいちゃ)に用いる。極上。
ごく‐てい【獄丁】
「獄卒(ごくそつ)1」に同じ。
ごくていしゅっせいたいじゅう‐じ【極低出生体重児】
出生時の体重が1500グラム未満の低出生体重児。極小未熟児。VLBWI(very low birth weight...
ごく‐ていぼうちょうガラス【極低膨張ガラス】
⇒ゼロ膨張ガラス
ごく‐どう【極道/獄道】
[名・形動] 1 悪事を行ったり、酒色や道楽にふけったりすること。身持ちが悪く、素行のおさまらないこと。また、そう...
ごくどう‐もの【極道者】
極道な者。また、そのような者をののしっていう語。「この—め」
ごく‐ない【極内】
[名・形動]きわめて内密であること。また、そのさま。極秘。「事件を—に処理する」
ごく‐ない【獄内】
牢獄(ろうごく)の中。監獄の中。獄中。
獄(ごく)に下(くだ)・る
⇒下る4
ごく‐に‐たた◦ず【ごくに立たず】
[連語]《「ごく」は語義未詳》何の役にも立たない。「聞いてゐればぐどぐどと何をごくにもたたぬこと」〈浄・鑓の権三〉
ごく‐ぬすびと【穀盗人】
江戸時代、なんの役にも立たずに、俸禄だけをもらって過ごしている者をののしっていう語。ろくぬすびと。ごくつぶし。
ごく‐ねち【極熱】
「ごくねつ(極熱)」に同じ。「—の頃は、誰も誰もをさをさ内へも参り給はず」〈宇津保・沖つ白浪〉
ごく‐ねつ【極熱】
きわめてあついこと。また、はなはだしい暑さ。「—の太陽」
ごくねつ‐じごく【極熱地獄】
大焦熱地獄のこと。
ごく‐の‐おび【玉の帯】
束帯のとき、袍(ほう)を腰のあたりで束ねるために用いる革製の帯。銙(か)とよぶ玉の飾りが縫いつけてある。上達部(か...
ごく‐の‐もの【曲の物】
雅楽で、器楽曲のこと。曲(ごく)。「—など上手にいとよく弾き給ふ」〈源・竹河〉
ごく‐ひ【極秘】
絶対に秘密であること。外部には絶対に漏らしてならないこと。「—の文書」
ごく‐ひん【極品】
きわめて上等な品物。極上品。「—の顕微鏡にて英の一インチを三十万分の一までは見ることを得」〈西周・百学連環〉
ごく‐ひん【極貧】
[名・形動]きわめて貧乏であること。また、そのさま。赤貧。「—にあえぐ」「—な暮らしぶり」
ごく‐び【極微】
[名・形動] 1 非常に小さいこと。また、そのさま。きょくび。 2 その道のきわめて微妙な点。また、その道の奥義。
ごくびしょう‐じしん【極微小地震】
マグニチュード1未満の地震。人間には感じられない。→マグニチュード
ごく‐ぶと【極太】
1 きわめて太いこと。また、そのもの。「—のペン先」 2 毛糸で、原糸6本撚(よ)りの最も太いもの。極太毛糸。
ごく‐ぼそ【極細】
1 きわめて細いこと。また、そのもの。「—のペン先」 2 毛糸で、原糸2本撚(よ)りの最も細いもの。極細毛糸。
ごく‐み【極微】
《(梵)paramāṇuの訳》仏語。物質を最も微細なところまで分割した最小の実体。
ごく‐もり【獄守】
牢獄(ろうごく)の番人。「存ずる旨あって、—に乞うて」〈平家・五〉
ごく‐もん【獄門】
1 獄屋の門。牢屋(ろうや)の門。 2 斬罪(ざんざい)に処せられた罪人の首を獄屋の門にさらすこと。江戸時代には刑...
ごくもん‐くび【獄門首】
獄門に処せられた者の首。さらし首。
ごくもん‐だい【獄門台】
獄門首をさらす台。
獄門(ごくもん)に懸(か)・ける
さらし首にする。
ごく‐や【獄屋】
罪人を入れておく建物。牢獄(ろうごく)。
ごく‐やす【極安】
[名・形動]値段が非常に安いこと。また、そのさま。「—な(の)品」
こくら
[接尾]《古くは「こぐら」「ごくら」とも》動詞の連用形、まれに名詞などに付いて、競争する意を表す。くらべ。くら。「...
ごく‐らく【極楽】
1 《(梵)Sukhāvatīの訳》仏語。阿弥陀仏の浄土。西方十万億土のかなたにあり、広大無辺にして諸事が円満具足...
ごくらく‐あんようじょうど【極楽安養浄土】
「極楽1」に同じ。
ごくらく‐いん【極楽院】
奈良市にある元興寺の極楽坊の旧称。→元興寺 ⇒空也堂(くうやどう)
ごくらく‐おうじょう【極楽往生】
[名](スル) 1 極楽に生まれ変わること。 2 安らかに死ぬこと。「—を遂げる」