さい‐ほう【採訪】
[名](スル)《「さいぼう」とも》歴史や民俗などの資料を集めるため、ある地方や社寺などを訪ねること。「飛騨を—する」
さい‐ほう【細報】
詳しく知らせること。また、その知らせ。詳報。
さい‐ほう【裁縫】
[名](スル)布地を裁って衣服などに縫いあげること。針仕事。お針。「—箱」
さい‐ぼう【細胞】
《「さいほう」とも》 1 生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。真核細胞ではふつう1...
さいほう‐あみだ【西方阿弥陀】
西方浄土の教主である阿弥陀如来。
さいほう‐あんらくこく【西方安楽国】
「西方浄土」に同じ。
さいほう‐ぎょうじゃ【西方行者】
西方浄土に往生することを願って念仏する者。
さいほう‐ごくらく【西方極楽】
「西方浄土」に同じ。
さいほう‐じ【西芳寺】
京都市西京区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は洪隠(こういん)山。天平年間(729〜749)行基の開創と伝え、初め西...
さいほう‐じゅうまんおくど【西方十万億土】
「西方浄土」に同じ。
さいほう‐じょうど【西方浄土】
阿弥陀如来を教主とする西方の浄土。人間界から西方に十万億の仏土を隔てた所にあるという。極楽浄土。西方極楽。西方世界。
さいほうじょうど‐さんぶきょう【西方浄土三部経】
西方浄土の功徳(くどく)を讃(たた)えた3部の重要な経。阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経のこと。
さいほう‐せかい【西方世界】
「西方浄土」に同じ。
さい‐ほうそう【再放送】
[名](スル)ラジオ・テレビで、一度放送した番組を再度放送すること。
さいほう‐ねんぶつ【西方念仏】
西方浄土に往生することを願って、阿弥陀仏を念ずること。
さいほう‐の‐おしえ【西方の教え】
1 西方の天竺(てんじく)(インド)から伝来した教え。すなわち、仏教。 2 西方浄土に往生することを勧める教え。浄土教。
せいほうのひと【西方の人】
《「さいほうのひと」とも》芥川竜之介の随筆。昭和2年(1927)8月、雑誌「改造」に掲載。「西方の人」はイエス=キ...
西方(さいほう)を誦(ず)・す
西方浄土に往生することを願って、念仏を唱える。
さい‐ほけん【再保険】
保険者が保険契約によって引き受けた責任の一部または全部を、さらに他の保険者に引き受けさせることを目的とする保険。危...
さいほけん‐せんもんがいしゃ【再保険専門会社】
一般の顧客向けの保険事業は行わず、保険会社を相手とする再保険事業を専門に行う会社。→再保険プール
さいほけん‐プール【再保険プール】
多数の保険会社がそれぞれ引き受けた保険契約の全部または一部をプールしておき、それを個々の加盟会社の引き受け能力や実...
さい‐ほっそく【再発足】
[名](スル)解散または中止したものを、もう一度始めること。「会を—させる」
さい‐ほつ【再発】
[名](スル)「さいはつ(再発)」に同じ。「例の嫂(あによめ)事件を—させては大変だと考えた」〈漱石・行人〉
サイホン
《「サイフォン」とも》 1 液体を一度高い所に上げてはじめの位置より低いところに移す、隙間のない曲がった管。→サイ...
サイホン‐の‐げんり【サイホンの原理】
大気圧を利用し、管を使って液体を高い位置に持ち上げ移動させるメカニズム。始点と終点における液面の高さの差が重力によ...
さい‐ぼ【歳暮】
1 年の暮れ。年末。歳末。せいぼ。 2 歳末の贈り物。せいぼ。「暑気見舞いや—などと云って」〈鉄腸・花間鶯〉
さい‐ぼう【尖棒/撮棒/材棒】
《「さきぼう」の音変化》ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用いる堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)...
さい‐ぼう【才望】
才能と人望。才知のほまれ。
さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】
染色体の構造や数の変化などと遺伝形質との関連性から遺伝の機構を研究する学問。
さいぼう‐うんどう【細胞運動】
細胞の示す運動の総称。アメーバ運動、繊毛運動、鞭毛(べんもう)運動、原形質流動や、平滑筋・横紋筋の収縮運動など。
さいぼう‐えき【細胞液】
植物細胞の液胞をみたしている液。塩類・糖・有機酸のほか色素・タンニン・アルカロイドなどが溶けており、ふつう弱酸性を...
さいぼう‐かく【細胞核】
真核細胞にふつう1個ある球形の構造物。核膜に包まれ、核液、染色質、1ないし数個の仁(じん)からなる。細胞分裂のさい...
さいぼう‐かぶ【細胞株】
生体から単離した細胞や、遺伝子などに何らかの手を加えた細胞が、一定の性質を保ったまま、長期間にわたって安定的に増殖...
さいぼう‐かんきし【細胞間期死】
⇒間期死
さいぼう‐かんげき【細胞間隙】
植物の組織を構成する細胞と細胞との間に、成長に伴ってできるすきま。葉の海綿状組織、水生植物の葉柄の通気組織などにみ...
さいぼうかん‐そう【細胞間層】
植物の組織において、細胞壁が隣接する層。細胞外に存在し、ペクチンを主成分とする。中葉。中層。
さいぼうかん‐ぶっしつ【細胞間物質】
主に動物の組織において、細胞と細胞との間をみたす物質。細胞をつなぐ役をする。
さいぼうがい‐えき【細胞外液】
体液のうち細胞の外側にあるものをいう。間質液・血漿・リンパ・脳脊髄液などの総称。ナトリウムを多く含む。→細胞内液
さいぼうがい‐きしつ【細胞外基質】
生体を構成する体細胞の外側にある線維状や網目状の構造体。動物の場合、コラーゲン・ヒアルロン酸・プロテオグリカンなど...
さいぼうがい‐しょうか【細胞外消化】
消化管内での消化。細胞内消化に対していう。
さいぼうがい‐しょうほう【細胞外小胞】
細胞外に放出される、脂質二重層で覆われた核をもたない粒子の総称。核酸・たんぱく質・脂質・各種代謝産物を含み、その産...
さいぼうがい‐マトリックス【細胞外マトリックス】
⇒細胞外基質
さいぼう‐がく【細胞学】
細胞の形態を生理・成長・分化・遺伝・進化との関連において研究する学問。
さいぼう‐ぎょうしゅうかい【細胞凝集塊】
細胞の微小なかたまり。ある特定の細胞が、数万個集まってできた直径0.5ミリメートル程度のかたまりを指す。再生医療の...
さいぼうけんさ‐し【細胞検査士】
顕微鏡を使って悪性細胞(癌(がん)細胞)の有無を調べる技師。CT(cytotechnologist)。
さいぼう‐こうがく【細胞工学】
培養した細胞を用い、細胞融合やDNA注入などの人工的な操作をし、細胞に有用物質を生産させたり新品種を得たりする技術。
さいぼう‐こきゅう【細胞呼吸】
細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織内...
さいぼう‐こっかく【細胞骨格】
細胞の形を支えている細胞内の組織。柔軟なたんぱく質の線維で、細胞内の物質の輸送や細胞の運動などにも関与している。微...
さいぼう‐しつ【細胞質】
細胞で、核を除いた部分。細胞小器官や顆粒が存在する。
さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】
細胞質に存在する遺伝因子(核外遺伝子)によって、親の形質が子に伝わること。母性遺伝の一つ。受精の際に精子の細胞質は...