さくらがわ‐し【桜川市】
⇒桜川
さくらがわ‐じひなり【桜川慈悲成】
[1762〜1833]江戸後期の戯作者・落語家。江戸の人。本名、八尾大助。通称錺屋(かざりや)大五郎。別号、芝楽亭...
さくらがわ‐は【桜川派】
桜川慈悲成の系統をひく江戸吉原の幇間(ほうかん)の一派。
桜(さくら)伐(き)る馬鹿(ばか)梅(うめ)伐(き)らぬ馬鹿(ばか)
桜は幹や枝を切るとその部分が衰弱してしまうが、梅は余計な枝を切らないとよい花実がつかなくなる。樹木の剪定(せんてい...
さくら‐ぎ【桜木】
1 桜の木。「花は—人は武士」 2 桜の木材。江戸時代、版木に多く用いた。
さくらぎ‐しの【桜木紫乃】
[1965〜 ]小説家。北海道の生まれ。平成14年(2002)「雪虫」でオール読物新人賞を受賞し、平成19年(20...
さくらぎ‐ちょう【桜木町】
横浜市中区・西区にまたがる一地区。明治5年(1872)に日本最初の鉄道が開通したときの横浜駅所在地。現在はJR根岸...
さくらぎみんでん【佐倉義民伝】
歌舞伎・浄瑠璃の一系統で、佐倉惣五郎の直訴事件を脚色したもの。歌舞伎狂言「東山桜荘子(ひがしやまさくらそうし)」など。
さく‐らく【錯落】
[名](スル) 入りまじること。「貧賤に生まれて境遇—し」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 [ト・タル][文][形動タリ]...
さくら‐く【桜区】
⇒桜
さくら‐ごはん【桜御飯】
⇒桜飯
さくら‐ごろも【桜衣】
桜襲(さくらがさね)の衣。《季 春》
さくら‐サイト【桜サイト】
《多く「サクラサイト」と書く》サイト業者に雇われたサクラが、インターネット上で異性・芸能人・占い師などになりすまし...
さくらサイト‐しょうほう【桜サイト商法】
《多く「サクラサイト商法」と書く》異性・芸能人・占い師などを装ったサクラ(人に頼まれて、その人に都合のいい役を演じ...
さくら‐し【さくら市】
⇒さくら
さくら‐し【佐倉市】
⇒佐倉
さくらしぐれ【桜時雨】
高安月郊による新歌舞伎。遊女吉野と豪商の息子三郎兵衛との恋を題材とする世話物。明治38年(1905)、京都南座にて初演。
さくら‐じま【桜島】
鹿児島県中部、鹿児島湾にある火山島。北岳・中岳・南岳の三峰よりなり、現在南岳が活動。大正3年(1914)の噴火で大...
さくらじま‐だいこん【桜島大根】
ダイコンの一品種。桜島で栽培され、根は球形で大きく、3〜5キロにもなる。
さくら‐じょう【佐倉城】
千葉県佐倉市にあった城。土井利勝が慶長16年(1611)から元和2年(1616)にかけて築城。現在、跡地に国立歴史...
さくら‐ずみ【佐倉炭/桜炭】
千葉県佐倉地方に産するクヌギからつくる炭。上質とされ、茶の湯などに用いられる。 [補説]「桜」は当て字。
さくら‐セブンズ【サクラセブンズ】
7人制ラグビー(セブンズ)の女子日本代表チームの愛称。平成25年(2013)一般公募により命名された。 [補説]日...
さくら‐ぜんせん【桜前線】
日本国内各地の桜、特にソメイヨシノの開花日をつないだ線。3月中旬に九州や四国南部から北上を始め、5月上旬に北海道に...
さくら‐そう【桜草】
1 サクラソウ科の多年草。低湿地に自生。葉は根際につき、楕円形で、縁が浅く裂けている。初春、花茎を出し、桜の花に似...
さくら‐そうごろう【佐倉惣五郎】
江戸前期の下総(しもうさ)佐倉領の義民。本名、木内惣五郎。印旛郡公津(こうづ)村の名主。領主の重税を将軍に直訴して...
さくら‐たで【桜蓼】
タデ科の多年草。水辺に生え、高さ50〜70センチ。秋、淡紅色の花を穂状につける。花びらはなく、萼(がく)が花びら状...
さくらだ【桜田】
姓氏の一。 [補説]「桜田」姓の人物桜田一郎(さくらだいちろう)桜田治助(さくらだじすけ)桜田常久(さくらだつねひさ)
さくら‐だい【桜鯛】
1 桜の花が盛りのころ、産卵のため内湾の浅瀬に群集するタイ。瀬戸内海沿岸で特にいう。花見鯛。《季 春》「俎板(まな...
さくらだ‐いちろう【桜田一郎】
[1904〜1986]化学者。京都の生まれ。京大教授。ドイツに留学。日本の高分子化学の基礎を築き、ビニロンなどを創...
さくらだ‐じすけ【桜田治助】
[1734〜1806]江戸中期の歌舞伎作者。初世。江戸の人。俳名、左交。上方狂言にも習熟し、警句・しゃれ・風刺に富...
さくらだ‐つねひさ【桜田常久】
[1897〜1980]小説家。大阪の生まれ。「平賀源内」で芥川賞受賞。他に「探求者」、伝記小説「安藤昌益(しょうえ...
さくらだ‐どおり【桜田通り】
国道1号線の、東京都千代田区霞が関と品川区西五反田の間における呼び名。沿線に中央官庁街・東京タワー・明治学院大学な...
さくらだ‐もん【桜田門】
江戸城内郭門の一。江戸時代は内桜田門(桔梗(ききょう)門)と外桜田門との併称、現在は外桜田門のみをいう。 (にある...
さくらだもんがい‐の‐へん【桜田門外の変】
安政7年(1860)3月3日、勅許なく安政の仮条約に調印し、安政の大獄などで弾圧を行った大老井伊直弼(いいなおすけ...
さくら‐づき【桜月】
陰暦3月の異称。《季 春》
さくら‐づくし【桜尽(く)し】
1 図案や模様などに、各種の桜の花を並べたもの。 2 歌や文章の中に、桜の種類を口調よく列挙すること。また、その歌...
さくら‐づけ【桜漬(け)】
1 ヤエザクラの花を塩漬けにしたもの。熱湯を注ぎ、桜湯として飲む。《季 春》「いと軽き石のおもしや—/虚子」 2 ...
サクラディサンミケーレ‐しゅうどういん【サクラディサンミケーレ修道院】
《Sacra di San Michele》イタリア北西部、ピエモンテ州の町サンタンブロージョ‐ディ‐トリノにある...
さくら‐でんぶ【桜田麩】
でんぶの一。タイやタラなど白身魚の身を細かくほぐして煎り、食紅で淡い紅色をつけたもの。
さくら‐どうろう【桜灯籠】
桜の花を透かし彫りにした銅製円形の灯籠。
さくら‐どき【桜時】
桜の花の咲くころ。花時。《季 春》
さくら‐なべ【桜鍋】
馬肉を使った、味噌仕立ての鍋料理。《季 冬》
さくら‐に【桜煮】
「桜煎(さくらい)り」に同じ。
さくら‐にく【桜肉】
「桜5」に同じ。
さくらのその【桜の園】
《原題、(ロシア)Vishnovïy sad》チェーホフの戯曲。4幕。1903年作、翌年初演。新興商人に桜の咲く荘...
さくらのはな【さくらの花】
網野菊による小説。妹の病死を主題とする。昭和36年(1961)刊行。同年、第12回芸術選奨文部大臣賞を受賞。昭和3...
さくら‐のり【桜海苔】
紅藻類のオキツノリの別名。また、オキツノリなど桜色をしているノリ。《季 春》「水の江や吉野見に行く—/西鶴」
さくら‐ばい【佐倉灰/桜灰】
佐倉炭の灰。客用のタバコ盆に入れる。
さくらば‐かずき【桜庭一樹】
[1971〜 ]小説家。島根の生まれ。「夜空に、満天の星」(のち「AD2015隔離都市」と改題)で作家デビュー。養...
さくら‐ばな【桜花】
[名]桜の花。おうか。 [枕]桜の花のように美しく栄える意から、「栄え少女(をとめ)」にかかる。「つつじ花にほへ娘...