しきせ‐だい【仕着せ代】
仕着せ2の代わりに給与した金銭。
しき‐せん【敷銭】
1 中世、担保物件取り戻しのための返済金。本銭。 2 中世、荘園の管理人などが、本家・領家に身分保証のために前納し...
しき‐そ【色素】
発色のもとになる物質。可視光線の波長の一部を吸収し、それ以外を透過または反射させて色を出す。天然色素と合成色素とに...
しき‐そう【色相】
1 色合い。色調。 2 彩度・明度とともに、色の三属性の一。有彩色で、赤・黄・青など他の色と区別するよりどころとな...
しきそう‐かん【色相環】
⇒色環(しきかん)
しき‐そく‐ぜ‐くう【色即是空】
仏語。この世にある一切の物質的なものは、そのまま空(くう)であるということ。「般若心経」にある語。→空即是色
しきそ‐さいぼう【色素細胞】
色素を産生・保有し、体色を発現するもとになる細胞。
しきそせい‐かんぴしょう【色素性乾皮症】
紫外線に過敏で、皮膚癌(がん)を高頻度で発症する遺伝性の疾患。光線過敏症の一つ。紫外線によるDNAの損傷を修復する...
しきそせいじゅうもうけっせつせい‐かつまくえん【色素性絨毛結節性滑膜炎】
滑膜に赤褐色の絨毛状・結節状の腫瘤が形成され、出血を繰り返す病気。関節に痛みや腫れが生じ、進行すると骨が破壊される...
しきそせい‐ぼはん【色素性母斑】
褐色から黒色を呈する母斑。黒あざ。ほくろ。母斑細胞母斑。
しきそぞうかんがた‐たいようでんち【色素増感型太陽電池】
色素を利用して光を電気エネルギーに変換する太陽電池。色素が光を吸収して電子を放出する性質を利用し、電解質溶液の酸化...
しきそぞうかん‐たいようでんち【色素増感太陽電池】
⇒色素増感型太陽電池
しきそ‐たい【色素体】
植物細胞の中にある、色素を含有する小体。葉緑体、それに似た構造をもつ有色体・白色体などがある。
しきそ‐たんぱくしつ【色素蛋白質】
色素とたんぱく質とからなる複合たんぱく質。ヘモグロビン・チトクロムなど。
シキソトロピー
応力によって物体が軟化し、応力をとりのぞくと回復する現象をいう。濃厚なエマルジョンや懸濁液に多く見られる。
しきそ‐ほう【色素胞】
色素細胞のうち、大形で樹状の突起をもつもの。黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞など。
しきそ‐レーザー【色素レーザー】
液体レーザーの一種。粉末状の色素をアルコールなどの有機溶媒に溶かして発振媒体とする。色素の種類や励起のための光源を...
しき‐たい【色体】
仏語。物質的なもの。
しき‐だい【色代】
《「しきたい」とも》 1 あいさつすること。会釈(えしゃく)。「多くの兵(つはもの)共の中を—に及ばず踏み越えて」...
しき‐たえ【敷妙/敷栲】
1 寝床に敷く布。「夏の夜は逢ふ名のみして—の塵払ふまに明けぞしにける」〈後撰・夏〉 2 枕をいう女性語。
しきたえ‐の【敷妙の】
[枕]「敷妙」に関するもの、「床(とこ)」「枕」「衣」「袖(そで)」「袂(たもと)」「黒髪」「家」などにかかる。「...
しき‐たく【色沢】
いろつや。しょくたく。
しき‐たく【雌器托】
⇒雌器床
しき‐た・つ【敷き立つ】
[動タ下二]いかめしく、しっかり立てる。「宮柱下つ磐根(いはね)に—・ててつゆも曇らぬ日の御影かな」〈新古今・神祇〉
し‐きたり【仕来り/為来り】
《動詞「しき(仕来)たる」の連用形から》昔からの習慣。ならわし。慣例。「—を守る」「—に縛られる」
し‐きた・る【仕来る/為来る】
[動ラ五(四)]昔から引き続き行ってきている。慣例としてきている。「この長い行商の旅は、ずっと以前から—・ったこと...
しき‐だい【式台/敷台】
1 玄関先に設けた板敷きの部分。 2 武家屋敷で、表座敷に接続し、家来の控える部屋。 3 (敷台)近世の和船で、船...
しきだい‐のう【色代納】
中世、租税を米で納める代わりに麦・大豆・塩・綿布・絹布などで代納すること。雑納。
しき‐だたみ【敷(き)畳】
座敷に敷く畳。たたみ。
しきだ‐としはる【敷田年治】
[1817〜1902]幕末・明治期の国学者。豊前(ぶぜん)の人。号、百園。帆足万里(ほあしばんり)に師事。著「音韻...
シキダン‐ちねつちたい【シキダン地熱地帯】
《Kawah Sikidang》インドネシア、ジャワ島中部のディエン高原にある地熱地帯。熱泥や噴泉が湧き、白煙を上...
しき‐ち【敷地】
建物や道路・河川などに使う一定区域の土地。「施設の—」「—面積」
しき‐ちょう【四季帳】
律令制で、課役の賦課、および官人・僧侶になった者の課役の免除を調査し、記録した帳簿。
しき‐ちょう【色調】
色の濃淡・明暗・強弱などのぐあい。色合い。「落ち着いた—の服」
しき‐ちょう【色聴】
音の刺激に対して色覚を伴う現象。共感覚の一。
しきっ‐て【頻って】
[副]しきりに。頻繁に。「当座は—帰りたがった娘が」〈紅葉・金色夜叉〉
しきつ‐の‐うら【敷津の浦】
古代の難波(なにわ)から住吉にかけての海岸。現在、大阪市浪速(なにわ)区に敷津の町名が残る。[歌枕]「住吉の—のな...
しき‐つ・める【敷(き)詰める】
[動マ下一][文]しきつ・む[マ下二] 1 すきまのないように敷く。「玉砂利を—・めた道」 2 敷いて、押さえつけ...
しきて【敷手】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(いちこつ)調の中曲。舞は四人舞。渤海(ぼっかい)の貢ぎ船を歓迎して作ったという...
しきてい‐さんば【式亭三馬】
[1776〜1822]江戸後期の草双紙・洒落本・滑稽本作者。江戸の人。本名、菊地久徳。本屋に奉公し、のち薬屋を営ん...
しき‐てん【式典】
祝賀・記念などを一定の形式に従って行う行事。式。儀式。「記念—」
しき‐てん【色天】
⇒色界(しきかい)
しき‐でん【職田】
律令制で、中央の大納言以上および国司・郡司・大宰府官人などの地方官に官職に応じて支給された田。大宝令では在外諸司の...
しき‐とう【指揮刀】
軍隊で、将校などの指揮官が訓練または儀式の指揮に用いる刀。
しきとうせい‐サーバー【指揮統制サーバー】
⇒C&Cサーバー
しき‐ど【色度】
《chromaticity》明度を除いた光の色、色相と彩度を数量的に表示したもの。
しき‐どう【色道】
色恋に関する方面のこと。いろのみち。
しきどうおおかがみ【色道大鏡】
江戸時代の評判記。18巻。藤本箕山(ふじもときざん)著。延宝6年(1678)16巻が成立、貞享5年(1688)以降...
しき‐どく【色読】
1 書を読んで、文字に表された意味だけを解すること。⇔体読。 2 日蓮宗で、法華経を正しく読み取って実践すること。
しき‐ない【鋪内】
鉱山の坑道の内部。坑内。