しちぶ‐そで【七分袖】
洋服で、長袖の7分めほどの長さの袖。スリークオータースリーブ。
しち‐ぶつ【七仏】
「過去七仏」の略。 「七仏薬師」の略。
しちぶつつうかい‐げ【七仏通戒偈】
⇒七仏通戒の偈
しちぶつつうかい‐の‐げ【七仏通戒の偈】
過去七仏が共通して受持したといわれる、釈迦(しゃか)の戒めの偈。諸悪莫作(しょあくまくさ)・衆善奉行(しゅぜんぶぎ...
しちぶ‐つみきん【七分積み金】
寛政の改革における一政策。寛政3年(1791)老中松平定信が江戸の町費の倹約を命じ、その倹約額の7割を積み立てて不...
しちぶつ‐やくし【七仏薬師】
薬師瑠璃光(るりこう)如来のほかに六仏を加え、同体、またはその異名とする七仏のこと。 京都およびその近辺の7か所...
しちぶつやくし‐ほう【七仏薬師法】
密教で、七仏薬師を本尊として、延命・息災・安産などを祈る修法。七壇の修法。
しちぶ‐づき【七分搗き】
玄米をついて、外皮の7割程度を取り去ること。また、その米。
し‐ちへい【視地平】
目で見える地平の限界。
しち‐へんげ【七変化】
1 変化舞踊の形式の一。7種の小品舞踊を組み合わせ、一人の俳優が連続して早変わりで踊り分けるもの。七化(ななば)け...
しちへんじん【七偏人】
滑稽本。梅亭金鵞作、梅の本鶯斎画。安政4年(1857)から文久3年(1863)にかけて5編5冊を刊行。江戸の遊び人...
しち‐べん【七弁】
太政官(だいじょうかん)の七人の弁官。左右の大弁・中弁・少弁の六人と、中・少弁の中で権官(ごんかん)に補せられた者...
しち‐ほう【七宝】
1 仏教で、7種の宝。無量寿経では金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう...
しちほ‐の‐さい【七歩の才】
《魏の曹植が、兄の曹丕(そうひ)の命令で兄が七歩あるく間に兄弟の不仲を嘆く詩を作ったという「世説新語」文学の故事か...
しちほんまつ‐どおり【七本松通り】
京都市街地西部を南北に走る道路の呼び名。大報恩寺をはじめ、周辺には寺院が多い。全長約6.4キロ。平安京の皇嘉門(こ...
しちほん‐やり【七本槍】
⇒賤(しず)ヶ岳の七本槍
しち‐ぼうこう【質奉公】
江戸時代、債務履行の担保として人身を債権者のもとに質入れしたこと。奉公人は一定期間住み込みで働き、債務(身代金)返...
しちまい‐きしょう【七枚起請】
熊野牛王(ごおう)の誓紙7枚を継ぎ合わせて書いた起請文。また、遊女が客に宛てた長文の起請文。
しち‐みせ【質店】
「質屋」に同じ。
しちみ‐とうがらし【七味唐辛子】
香辛料の一。唐辛子・黒胡麻・麻の実・山椒(さんしょう)・陳皮(ちんぴ)・けしの実・青海苔(のり)または紫蘇(しそ)...
しち‐みょうねん【七明年】
[形動ナリ]気の長いさま。先の長いさま。「庭に柿の核(さね)を植ゑて、八年したらば孫共に木練(こねり)の取り飽きさ...
しちみょう‐はったい【七名八体】
各務支考(かがみしこう)が説いた連句の付合(つけあい)論。七名は前句へ付ける構想の立て方の分類で、有心(うしん)・...
しち‐むずかし・い【しち難しい】
[形][文]しちむづか・し[シク]ごたごたとこみいっていてむずかしい。非常にむずかしい。「—・い話」「—・い顔をす...
しちめん‐ざん【七面山】
山梨県南西部、身延(みのぶ)山の西方にある山。標高1989メートル。日蓮宗の霊山。
しちめん‐そう【七面草】
ヒユ科の一年草。九州北部・朝鮮半島に分布。高さ約30センチメートル、葉は多肉性で棍棒(こんぼう)状。秋に全体が緑色...
しちめん‐ちょう【七面鳥】
キジ目キジ科シチメンチョウ属の鳥。北アメリカに分布。全長約1.1メートル。羽は光沢のある青黒色。頭からくびにかけて...
しちめん‐づくり【七面造(り)】
日蓮宗の守護神、七面大菩薩(ぼさつ)を安置する堂の建築様式。正面中央に唐破風(からはふ)の向拝を設け、母屋の左右が...
しち‐めんどう【しち面倒】
[形動][文][ナリ]ひどくめんどうなさま。「—な手続き」
しち‐めんどうくさ・い【しち面倒臭い】
[形][文]しちめんだうくさ・し[ク]非常に厄介だ。ひどくめんどうくさい。「—・い手続き」
しち‐もくれん
[形動]《近世江戸語》めんどうであるさま。煩わしいさま。「斯う云っちゃあ—だけれど」〈滑・浮世風呂・前〉
しち‐もつ【質物】
質に入れる品物。質草。質種。
しち‐もの【質物】
「しちもつ(質物)」に同じ。
し‐ちゃく【試着】
[名](スル)服などを買う前に、自分のからだに合うかどうか試みに着てみること。「吊(つ)るしのブレザーを—する」「—室」
しちゃく‐しつ【試着室】
衣料品店などに設置されている、試着をするための空間。独立した一室ではなく、上部が開いていて、開閉部分にカーテンや扉...
しち‐や【七夜】
1 7日目の夜。7日目の晩。 2 子供が生まれて7日目の夜。命名など種々の祝いの行事をする。お七夜。
しち‐や【質屋】
物品を質にとって金銭の貸し付けを行う業者。また、その店。江戸時代から庶民の金融機関として普及した。質店(しちみせ)。
しちやえいぎょう‐ほう【質屋営業法】
質屋の営業に関する規則を定めた法律。昭和25年(1950)制定。
しちや‐まち【七夜待】
密教で、毎月17日の夜から23日夜までの7夜を、聖(しょう)観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准胝(じゅんでい...
し‐ちゅう【支柱】
1 物を支えるために用いる柱。つっかい棒。 2 生活や組織の支えとなる重要な存在。また、そういう人。「一家の—を失...
し‐ちゅう【仔虫】
昆虫などの幼虫。虫の子。
し‐ちゅう【司厨】
船舶で、食事のことを担当する人。また、汽船の接客係・ボーイ。「—長」
し‐ちゅう【四仲】
仲春・仲夏・仲秋・仲冬のこと。
し‐ちゅう【市中】
1 市の内。街の中。 2 「市場(しじょう)」に同じ。「—金利」
し‐ちゅう【死中】
死や破滅を待つよりほかない絶望的な境地。
し‐ちゅう【至忠】
この上なく忠義なこと。
し‐ちゅう【私注】
みずからほどこした注釈を謙遜(けんそん)していう語。「万葉集—」
し‐ちゅう【私鋳】
[名](スル)貨幣などを民間でひそかに鋳造すること。
しちゅう‐かんせん【市中感染】
1 病院などの医療機関に立ち入らず日常生活を送っている人が、感染症にかかること。→院内感染 2 感染症の集団感染の...
しちゅう‐きんり【市中金利】
基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)に対して、民間金融機関の金利。手形の割引金利や預金受入金利、担保貸出金利な...
しちゅう‐ぎんこう【市中銀行】
中央銀行に対する民間の銀行。狭義には、都市銀行をさす。市銀。