しょうこと‐な・い【しょう事無い】
[形][文]せうことな・し[ク]なすべき手段がない。致し方ない。せんかたない。「誘われて—・く出席する」
しょうこと‐なし【しょう事無し】
どうしたらいいのか、適当な方法が見つからないこと。多く「に」を伴って用いる。「頼まれて—に承諾する」
しょうこ‐のうりょく【証拠能力】
訴訟手続きにおいて、証拠方法として用いることのできる適格。刑事訴訟法では、自白・伝聞証拠などについて一定の制限がある。
しょうこ‐ぶっけん【証拠物件】
⇒証拠物
しょうこ‐ぶつ【証拠物】
民事訴訟法上、証拠方法としての文書および検証物。刑事訴訟法上は、物的証拠のうち証拠書類以外のもの。証拠物件。物証。
しょうこ‐ほうほう【証拠方法】
裁判官が事実認定の資料とするために取り調べることができる人や物。証人・鑑定人・文書・検証物など。
しょうこ‐ほぜん【証拠保全】
民事訴訟法上、正規の証拠調べの時期まで猶予していては、その証拠方法の使用が不可能または困難になる場合に、本案の手続...
しょう‐こり【性懲り】
心の底から懲りること。懲り懲りすること。
性懲(しょうこ)りもな・い
同じ過ちを繰り返しても、一向に改めない。「—・く賭事に手を出す」「—・い人だ」
しょうこ‐りょく【証拠力】
民事訴訟で、証拠が裁判官の心証を左右しうる効果。「証拠能力」とは異なる。証明力。
しょう‐こん【小根】
仏語。小乗の教えを信じるのにふさわしい機根。小機。
しょう‐こん【正紺】
天然の藍で染めた紺色。化学染料で染めた紺色に対する名称。
しょう‐こん【性根】
一つのことを最後までなしとげる気力。根気。根性。「—が尽きる」
しょう‐こん【招魂】
死者の霊をまねいて祭ったり鎮めたりすること。
しょう‐こん【消魂/銷魂】
1 驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。「彼(かの)—も、此(この)怨恨も」〈蘆花・不如帰〉 2 我を忘れて物事...
しょう‐こん【商魂】
商売をうまくやって、もうけようとする気構え。「—たくましい売り込み戦略」
しょう‐こん【焼痕】
焼けた跡。焼け跡。
しょう‐こん【傷痕】
きずあと。「戦争の—がなまなましい」
しょうこん‐さい【招魂祭】
1 死者の霊を招いて行う祭り。 2 招魂社の祭り。各地の護国神社で行われる。東京の靖国神社で行われる春季大祭・秋季...
しょうこんさいいっけい【招魂祭一景】
川端康成の短編小説。大正10年(1921)4月、「新思潮」誌に発表。靖国神社の祭礼を描いた作品で、菊池寛らに認めら...
しょうこん‐しゃ【招魂社】
明治維新前後から国家のために殉難した人の霊を祭る神社。各地に建てられ、昭和14年(1939)護国神社と改称した。→...
しょうこんのまち【傷痕の街】
生島治郎のハードボイルド小説。昭和39年(1964)刊行。著者のデビュー作。
しょうこん‐ぶんがく【傷痕文学】
中国で1977年から1979年ごろにかけて書かれた、文化大革命の悲惨さを描く一連の文学作品。廬新華の「傷痕」に基づ...
しょうこん‐ゆ【松根油】
松の根株や枝を乾留して得られる油。テレビン油やパイン油を含む。
しょう‐ご【小語】
[名](スル) 1 短い話をすること。また、その言葉。寸話。 2 小さい声で話すこと。「忽ち口を乙が耳に寄せて低声...
しょう‐ご【正午】
昼の12時。この時刻に太陽が子午線を通過する。
しょう‐ご【笑語】
[名](スル) 1 笑いながら話をすること。笑言。 2 わらいばなし。笑話。
しょう‐ご【証悟】
仏語。悟りを開くこと。
しょうご‐いん【聖護院】
京都市左京区にある本山修験宗の総本山。もと天台宗寺門派三門跡の一。円珍の開創と伝える。寛治4年(1090)白河上皇...
しょうごいん‐かぶら【聖護院蕪】
カブの一品種。根は扁平で柔らかい。千枚漬けの材料とする。原産地は京都の聖護院。
しょうごいん‐だいこん【聖護院大根】
ダイコンの一品種。根は丸みを帯びて大きく、柔らかくて甘い。原産地は京都の聖護院。
しょう‐ごう【正業】
仏語。 1 正しい行い。清浄な生活をすること。八正道の一。 2 「正定業(しょうじょうごう)」の略。⇔助業。
しょう‐ごう【承合】
[名](スル)問い合わせて知ること。
しょう‐ごう【称号】
呼び名。特に、身分・資格などを表す呼び名。「人間国宝の—を贈られる」
しょう‐ごう【商号】
商人が営業上、自己を表示するために用いる名称。
しょう‐ごう【照合】
[名](スル)照らし合わせて確かめること。「書類を原簿と—する」
しょうごう‐けん【商号権】
商号に関する権利。他人の妨害を受けることなく自由に商号を使用できる権利(商号使用権)と、他人が不正競争の目的で同一...
しょうごう‐でんきょく【照合電極】
⇒基準電極
しょう‐ごく【訟獄】
うったえごと。訴訟。「—の為めに非常の不利を被むるが如き感覚」〈島田三郎・条約改正論〉
しょう‐ご‐く【正五九】
「正五九月」の略。
しょうごく‐がつ【正五九月】
陰暦の正月・5月・9月の称。忌むべき月として、結婚などを避けたり厄払いのために神仏に参詣したりした。
しょうご‐の‐ちゃじ【正午の茶事】
茶事七式の一。正午から始め、会席・濃い茶・薄茶などをひととおり出すもの。
しょう‐ごん【荘厳】
[名](スル) 1 智慧・福徳・相好などで浄土や仏の身を飾ること。 2 仏像や仏堂を、天蓋・幢幡(どうばん)・瓔珞...
しょうごん‐りょう【聖言量】
⇒聖教(しょうぎょう)量
しょう‐さ【小差】
わずかの違い。すこしの差。「—で惜敗した」⇔大差。
しょう‐さ【少佐】
軍人の階級の一。佐官の最下位で、中佐の下、大尉の上。
しょう‐さ【将佐】
1 将官と佐官。また、高級武官の総称。 2 近衛府の中将・少将、衛門佐(えもんのすけ)・兵衛佐(ひょうえのすけ)な...
しょう‐さ【勝差】
競技で、得点・勝ち数の差。
しょう‐さ【証左】
事実を明らかにするよりどころとなるもの。証拠。「—を示す」
しょう‐さ【照査】
[名](スル)照らし合わせて調べること。「書類を—する」