じつ【日】
⇒にち
じつ【実〔實〕】
[音]ジツ(慣) [訓]み みのる まこと [学習漢字]3年 〈ジツ〉 1 草や木のみ。「果実・結実・綿実油」 2...
じつ【昵】
[音]ジツ(ヂツ)(漢) [訓]ちかづく 近づいて慣れ親しむ。なじむ。「昵近・昵懇(じっこん)」
じつ【実】
[名] 1 うそ偽りのないこと。真実。本当。「—のところ」「—を言うと」「—の子」⇔虚(きょ)。 2 内容。実体。...
じつ‐あく【実悪】
歌舞伎の役柄の一。謀反人・大盗賊など、終始一貫して悪に徹する敵役(かたきやく)。「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ...
じつ‐い【実意】
1 言動の裏に隠されている本当の意図。真意。本心。「—を問いただす」 2 誠意のこもった思いやりの気持ち。まごころ...
じつ‐いき【日域】
⇒じちいき(日域)
じつ‐いん【実印】
あらかじめ市区町村長に届け出て、必要の際には印鑑証明書の交付を受けられるようにしてある印章。一人1個に限られ、慣習...
じつ‐いん【実員】
名目だけではない実際の人員。実人員。「会の—は二〇名に満たない」
じ‐つう【耳痛】
耳の痛み。
じつ‐う【実有】
仏語。実際に存在すること。また、実在しているものと思うこと。⇔仮有(けう)。
じつ‐えき【実益】
実際の利益。また、実際の役に立つこと。実利。「趣味と—を兼ねる」
じつ‐えん【実演】
[名](スル) 1 人前で実際にやってみせること。「料理の仕方を—する」「—販売」 2 俳優や歌手が舞台で劇を演じ...
じつ‐おや【実親】
生みの親。実の親。
じつ‐おん【実音】
映画や放送などで、擬音ではない実際の音や声。
じつ‐かた【実方】
1 養子からみて、自分の自然血族関係にある親族。また、婚姻によって氏を改めた者からみて、その実家側をいうこともある...
じつ‐かぶ【実株】
取引で、実際に受け渡しされる株。現株。正株。→空株(からかぶ)
じつかわ‐えんじゃく【実川延若】
大阪の歌舞伎俳優。屋号は河内屋。 (初世)[1831〜1885]本名、天星庄八。和事・濡(ぬ)れ事をよくし、4世嵐...
じつ‐かんすう【実関数】
実数を変数とし、値として実数を与える関数。⇔複素関数。
じつ‐がい【実害】
実際上の被害。実質的な損害。「—をこうむる」
じつ‐がく【実学】
社会生活に実際に役立つ学問。医学・法律学・経済学・工学など。江戸時代の蘭学、明治時代の職業教育などもさす。
じつ‐がく【実額】
実際に必要とする金額。また、実際に使った金額。
じつがく‐しゅぎ【実学主義】
事実・経験・実践などを重視する教育思想上の立場。形式化した人文主義に対抗して16世紀に起こり、17世紀以降、自然科...
じつ‐がたき【実敵】
歌舞伎の役柄の一。善人の要素をもつ、二枚目を兼ねた敵役(かたきやく)。「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく...
じ‐つき【地付き/地着き】
1 その土地に昔から住んでいること。土着。「—の古老に話を聞く」 2 魚が季節にかかわらず、一定の水域にいつくこと。
じ‐つき【地突き/地搗き】
「地固め」に同じ。
じ‐つき【字突き】
「字指し」に同じ。
じつき‐うた【地搗き歌/地搗き唄】
土木作業で地固めをするときにうたう仕事歌。地形(じぎょう)歌。
じつ‐ぎ【実技】
実際に行う技術・演技。「—試験」
じつ‐ぎ【実義】
[名・形動ナリ] 1 誠意。まごころ。また、誠意のあるさま。「憍慢(けうまん)のみあって—おはしまさず」〈太平記・...
じつ‐ぎょう【実業】
農業・商業・工業・水産業など、生産・販売に関わる事業。→虚業
じつぎょう‐か【実業科】
旧制の小学校・国民学校高等科の教科の一。農業・工業・商業・水産などの科目の総称。
じつぎょう‐か【実業家】
商業・工業・金融業など、経済的事業を営む人。
じつぎょう‐かい【実業界】
実業家たちが構成している社会。
じつぎょう‐がっこう【実業学校】
実業教育を施した旧制中等学校。工業学校・農業学校・商業学校・商船学校など。
じつぎょう‐きょういく【実業教育】
実業に従事するために必要な知識・技術を授けることを目的とする教育。第二次大戦後は産業教育とよばれる。
じつぎょう‐せんもんがっこう【実業専門学校】
高等の実業教育を施した旧制の専門学校。高等工業学校・高等商業学校・高等農林学校など。
じつぎょう‐だん【実業団】
《「実業団体」の略》社団法人、または、その連合団体。「—野球」
じつぎょう‐ほしゅうがっこう【実業補習学校】
明治26年(1893)公布の実業補習学校規程によって設けられた、勤労青少年のための学校。実業教育と普通教育の補習を...
じつ‐げつ【日月】
1 太陽と月。「—星辰」 2 日や月の経過。つきひ。年月。歳月。「多年の—を費やした研究」「—を経る」
じつげつしきず【日月四季図】
東京赤坂にある東宮御所の大広間の壁画。日本画家、東山魁夷の作品で、昭和35年(1960)に完成。
日月(じつげつ)地(ち)に墜(お)ちず
《「日月」は正義・道義などを象徴するもの》人の守るべき正義・道義などがまだ滅びていない。
じつげつ‐の‐はた【日月の旗】
天皇の旗印で、赤地の錦(にしき)に太陽と月を金糸と銀糸で刺繍(ししゅう)したもの。錦旗(きんき)。
じつげつのまど【日月の窓】
阿部知二の長編小説。昭和32年(1957)から昭和33年(1958)年、「世界」誌に連載。昭和34年(1959)刊。
じつ‐げん【実現】
[名](スル)計画・期待などが現実のものになること。また、現実のものとすること。「—不可能な要求」「夢が—する」「...
じつげん‐そんえき【実現損益】
資産を実際に売却したり、決済したりした際に生じる損失または利益のこと。
ジツコ
《Japan International Training Cooperation Organization》⇒国...
じつ‐ご【実語】
仏語。顕教で、言葉が真実にかない、また、行為が言葉と相応していること。密教では、真言(しんごん)、または、真如(し...
じつ‐ごう【実業】
仏語。確実に苦楽・善悪の果をもたらす、身・口・意による行為。
じつごきょう【実語教】
平安時代の教訓書。1巻。著者・成立年とも未詳であるが、俗に、空海の著といわれる。経書の中の格言を抄録し、たやすく朗...