じゅうさん‐めいか【十三名家】
公家の中で、大納言まで昇進できる家柄。日野・広橋・烏丸・柳原・竹屋・裏松・甘露寺・葉室・勧修寺(かんじゅじ)・万里...
じゅうさん‐もんぜき【十三門跡】
13の主要な門跡寺院。天台宗の輪王寺・妙法院・聖護(しょうご)院・照高院・青蓮(しょうれん)院・梶井宮(かじいのみ...
じゅうさん‐もんぱ【十三門派】
1 日本の禅宗の、13の宗派。臨済宗の建仁寺・永源寺・建長寺・東福寺・円覚寺・南禅寺・大徳寺・妙心寺・天竜寺・相国...
じゅうさん‐や【十三夜】
1 陰暦13日の夜。 2 陰暦9月13日の夜。8月15日夜の十五夜に次いで月が美しいとされ、「後(のち)の月」とい...
じゅうさんや【十三夜】
樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。不幸な結婚をしたお関を通し、封建的な社会の矛盾を女性の立場から描く。
じゅうさん‐り【十三里】
《「栗(九里)より(四里)うまい」のしゃれ》さつまいも。また、焼き芋。
じゅう‐ざ【従座/従坐】
他人の罪にかかわり合いになって、罪に処せられること。連座。
じゅう‐ざ【銃座】
射撃をするとき、銃を据える台。
じゅう‐ざい【重罪】
1 重い罪。重大な罪。重科。 2 旧刑法で、死刑・無期刑以下9種の刑にあたる罪。→違警罪 →軽罪
じゅう‐ざかな【重肴】
重箱に詰めた酒のさかな。「一輛には樽、折、—」〈浮・一代男・八〉
じゅう‐し【重四】
双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目がともに四と出ること。朱四。ちょうし。
じゅう‐し【重視】
[名](スル)重要なものとして注目すること。「実績を—する」⇔軽視。
じゅう‐し【従士】
1 供をする武士。供の侍。供侍(ともざむらい)。 2 古代ゲルマンの主従制度で、有力者に付き従って奉仕する自由民。
じゅう‐し【従姉】
年上の、女のいとこ。⇔従妹。
じゅう‐し【獣脂】
獣類からとった脂肪。
じゅう‐し【縦恣】
[名](スル)好きかってにふるまうこと。
じゅうし‐けい【十四経】
漢方で、人体を流れている気血の循環系を14に分けた経絡の称。正経十二経に奇経八脈の任脈と督脈の二つを加えたもの。こ...
じゅうし‐じ【十四事】
江戸時代、最も重んじられた14種の武芸。射・騎・棒・刀・抜刀(いあい)・撃剣・薙刀(なぎなた)・鎌・槍・鉄砲・石火...
じゅうしち‐かいき【十七回忌】
人の死後満16年、数えて17年目の忌日。また、その日に行う法事。
じゅうしち‐げん【十七弦/十七絃】
17本の弦をもつ箏(そう)。大正10年(1921)宮城道雄が考案。従来の箏をひと回り大きくした外形で、ふつう低音伴...
じゅうしち‐し【十七史】
中国の歴代の正史17書の総称。史記・漢書・後漢書・三国志・晋書・宋書・南斉書・梁書・陳書・魏書・北斉書・周書・隋書...
じゅうしちじょう‐けんぽう【十七条憲法】
⇒憲法十七条
じゅうしち‐でん【十七殿】
内裏にあった17の主要な宮殿。紫宸殿(ししんでん)・仁寿殿(じじゅうでん)・承香殿(しょうきょうでん)・常寧殿・貞...
じゅうしちねん‐ぜみ【十七年蝉】
周期ゼミの一。17年ごとに発生する。
じゅうしち‐もじ【十七文字】
《五・七・五の17字であるところから》俳句のこと。
じゅうしち‐や【十七夜】
1 陰暦17日の夜。 2 陰暦8月17日の月。立ち待ち月。《季 秋》
じゅうしち‐や【十七屋】
《陰暦十七夜の立ち待ち月を「忽(たちま)ち着き」ともじって》江戸日本橋室町にあった飛脚屋。
じゅうしつ‐ゆ【重質油】
アスファルトや重油などが得られる、比重が大きく粘りけの強い原油。→軽質油
じゅう‐しまい【従姉妹】
女のいとこ。
じゅう‐しまつ【十姉妹】
カエデチョウ科の鳥。スズメより小形。中国で、コシジロキンパラ(ダンドク)を改良してつくられたといわれる飼い鳥。羽色...
じゅう‐しゃ【従者】
主人の供をする者。供の者。供人。ずさ。じゅしゃ。
じゅう‐しゃ【縦射】
前後に重なって並ぶ敵や、行軍隊形の敵を縦貫するように射撃すること。
じゅう‐しゅ【銃手】
銃の撃ち手。射撃手。
じゅう‐しゅくごう【重縮合】
⇒縮重合(しゅくじゅうごう)
じゅう‐しゅつ【重出】
[名](スル)文章などで、同じ事柄が重複して出ること。ちょうしゅつ。「記事が—する」
じゅうしゅ‐ば【重種馬】
体格による馬の分類の一つ。大型の馬で、体重は1トンを超えることもあり、主に重い荷物の運搬や農耕に用いられる。代表種...
じゅう‐しょ【住所/住処】
1 住んでいる場所。 2 法律で、各人の生活の本拠である場所。法人の場合は、その主たる事務所の所在地。→居所(きょしょ)
じゅう‐しょう【重症】
病気や、その症状がおもいこと。また、おもい病気・症状。比喩的にも用いる。「今度の失恋は相当—らしい」⇔軽症。
じゅう‐しょう【重唱】
[名](スル)二つ以上の声部を、それぞれ一人ずつが担当して歌うこと。二重唱・四重唱など。連唱。
じゅう‐しょう【重傷】
程度の重いきず。また、大けが。ふかで。「事故で—を負う」⇔軽傷。
じゅう‐しょう【重障】
仏語。仏果を求めるのに障害となる重い罪業(ざいごう)。十悪・五逆の類。
じゅう‐しょう【重賞】
厚く賞すること。また、その賞。大変な褒美。高額な賞金。
じゅう‐しょう【銃床】
小銃などで、銃身を支える部分。ふつう木製で、前床・銃把・床尾からなる。
じゅう‐しょう【銃傷】
「銃創(じゅうそう)」に同じ。
じゅうしょう‐か【重症化】
[名](スル)病気がおもくなること。症状がひどくなること。「虫歯を放置して—する」
じゅうしょう‐かしきょけつ【重症下肢虚血】
下肢への血流障害によって、安静時にも激しい痛みがあり、下肢の抹消に潰瘍(かいよう)や壊死(えし)が生じた状態。閉塞...
じゅうしょう‐がくは【重商学派】
重商主義を唱える学派。
じゅうしょうきゅうせい‐こきゅうきしょうこうぐん【重症急性呼吸器症候群】
⇒サーズ(SARS)
じゅうしょう‐きょけつし【重症虚血肢】
四肢への血流障害によって、安静時にも激しい痛みがあり、四肢の抹消に潰瘍や壊死が生じた状態。閉塞性動脈硬化症やバージ...
じゅうしょう‐きんむりょくしょう【重症筋無力症】
運動神経からの興奮が筋肉にうまく伝わらず、脱力状態となる病気。初め眼筋に障害が現れ、進行すると四肢に広がり、呼吸筋...