じゅうじ‐とうりつ【十字倒立】
体操競技のつり輪で、両腕を広く横に開いて十字形に倒立すること。
じゅうじ‐の‐みょうごう【十字の名号】
浄土論にある「帰命尽十方無礙(むげ)光如来」という十字の、阿弥陀仏の名号。十字名号。
じゅうじ‐びしゃ【十字飛車】
将棋で、飛車を遠く、縦にも横にも利かせること。また、その飛車。
じゅうじ‐ほうか【十字砲火】
左右から十字に交差するようにはげしく飛びかう砲火。十字火。
じゅうじ‐もち【十字餅】
《「十」の字を、災いを除き幸いを招くまじないとして、祝儀の贈り物の蒸し餅の上に紅色で書くところから》蒸し餅・まんじ...
じゅう‐じゃく【柔弱】
[名・形動]「にゅうじゃく(柔弱)」に同じ。「如何にも温和で、幾らか—な処もあって」〈二葉亭訳・片恋〉
じゅう‐じゅう
[副]肉・野菜などを、油で炒めたり焼いたりするときの音を表す語。「—(と)焼きあがったステーキ」
じゅう‐じゅう【重重】
[副] 1 同じことを何度も繰り返すさま。かさねがさね。「—の不始末、なにとぞお許しください」 2 十分であるさま...
じゅう‐じゅうきん【十重禁】
⇒十重禁戒
じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・...
じゅうじゅうご‐モード【一〇・一五モード】
国土交通省でかつて認定されていた自動車の燃費測定方法。アイドリング状態から加速、一定速度の走行、減速、停止など、都...
じゅうじゅうしんろん【十住心論】
平安時代の仏教書。10巻。空海著。天長7年(830)成立と推定される。「大日経」住心品の思想に基づいて、真言行者の...
じゅうじゅう‐だな【重重棚】
床の間や書院などのわきに取り付けた重ね棚。地板から鴨居(かもい)までを棚板で何段にも仕切り、各段に小襖(こぶすま)...
じゅうじゅうびばしゃろん【十住毘婆沙論】
大乗論書。17巻。竜樹著。梵本やチベット語訳はなく、鳩摩羅什(くまらじゅう)の漢訳が現存。「華厳経」十地品の大意を...
じゅう‐じゅつ【柔術】
徒手で打つ・突く・蹴る・投げる・組み伏せるなどの方法によって相手を攻撃し、また防御する日本古来の武術。やわら。→柔道
じゅう‐じゅん【柔順】
[名・形動]性質・態度などがすなおでおとなしいこと。また、そのさま。温順。「素朴で—な人々」 [派生]じゅうじゅん...
じゅう‐じゅん【従順】
[名・形動]性質・態度などがすなおで、人に逆らわないこと。おとなしくて人の言うことをよく聞くこと。また、そのさま。...
じゅう‐じゅんようかん【重巡洋艦】
大型の巡洋艦。基準排水量1万トン以上、主砲の口径20.3センチ(8インチ)以下のものをいう。旧日本海軍では一等巡洋...
じゅう‐じょう【十乗】
「十乗観法」の略。
じゅう‐じょう【縦条】
⇒縦帯
じゅうじょう‐かんぽう【十乗観法】
天台宗で、悟りの境地に至るために行われる10種の観法。観不思議境・起慈悲心(発真正菩提心)・巧(ぎょう)安止観(善...
じゅうじょう‐どおり【十条通り】
京都市街地南部を東西に走る道路の呼び名。東の本町通りから西の西大路通りに至る。全長約3.2キロ。大正時代に新設され...
じゅうじ‐ろ【十字路】
十字に交わっている道路。また、その場所。四つ辻。 [補説]書名別項。→十字路
じゅうじろ【十字路】
江崎誠致の小説。昭和39年(1964)刊。
十字(じゅうじ)を切(き)・る
キリスト教徒が神に祈るとき、手で胸の上に十字形を描く。「ひざまずいて—・る」
じゅう‐じん【縦陣】
艦隊などで、各艦を縦に一直線に並べた陣形。⇔横陣。
じゅう‐じん【柔靭】
[形動][文][ナリ]しなやかで、しかも強いさま。「しんは—でいくら噛んでも噛みきれない」〈中勘助・銀の匙〉
じゅう‐ジー‐ビー‐イー
《10Gbit Ethernet》⇒10(じゅう)ギガビットイーサネット
じゅう‐すい【重水】
重水素原子または重酸素原子を含む水。一般には重水素(ジュウテリウム)と酸素とからなる水をいい、原子炉の中性子減速材...
じゅうすいげんそくけいすいれいきゃくあつりょくかんがた‐ろ【重水減速軽水冷却圧力管型炉】
⇒改良型CANDU炉
じゅうすいげんそくじゅうすいれいきゃくあつりょくかんがた‐ろ【重水減速重水冷却圧力管型炉】
⇒CANDU炉
じゅう‐すいそ【重水素】
水素の同位体で、質量数2の水素。ジュウテリウム。デューテリウム。→軽水素
じゅうすいそか‐ようばい【重水素化溶媒】
⇒重溶媒
じゅうすいそ‐ランプ【重水素ランプ】
⇒水素放電管
じゅうすいれいきゃくあつりょくようきがた‐ろ【重水冷却圧力容器型炉】
加圧重水型原子炉(PHWR)の一。天然ウランを燃料とし、減速材・冷却材に重水を共用する。圧力管型のCANDU炉とは...
じゅうすい‐ろ【重水炉】
減速材に重水を用いる原子炉の総称。重水は軽水よりも中性子を吸収しにくいため燃料の利用効率が高く、天然ウランを濃縮せ...
じゅう‐すう【十数】
[語素]単位を表す語の上に付いたり、助数詞を伴ったりして、それが10以上20未満であることを表す。「—メートル」「—人」
じゅう・する【住する】
[動サ変][文]ぢゅう・す[サ変] 1 住まう。住む。「辺土に—・する」 2 ある状態に長くとどまる。「無法に—・...
じゅう‐せい【重星】
肉眼では1個に見えるが、望遠鏡では2個以上に見える恒星。2個の恒星からなる二重星が多い。相互に遠く離れていても方向...
じゅう‐せい【銃声】
銃を発射したときに出る音。
じゅう‐せい【獣性】
1 獣類のもつ性質。 2 人間のもつ、肉体的欲望などの動物的な性質。また、人間の凶暴・残忍な一面。「—をむき出しにする」
じゅう‐せい【柔整】
「柔道整復術」「柔道整復師」「柔道整復師施術所」などの略語。
じゅうせい‐いでん【従性遺伝】
性染色体上に遺伝子がないが、一方の性に限って現れる遺伝。対立遺伝子の優劣が雄と雌で異なることによる。
じゅうせいかつ‐きほんほう【住生活基本法】
住生活の安定の確保・向上により、国民生活の安定向上・社会福祉の増進を図り、国民経済の健全な発展に寄与することを目的...
じゅうせい‐せじゅつしょ【柔整施術所】
⇒柔道整復師施術所
じゅう‐せき【重石】
灰重石・マンガン重石・鉄マンガン重石・銅重石など、タングステン酸塩鉱物の総称。
じゅう‐せき【重責】
重大な責任。「—を果たす」
じゅう‐せつ【重説】
[名](スル) 1 繰り返して説くこと。「教義を—する」 2 「重要事項説明」の略。
じゅう‐せん【縦線】
1 たての線。たてせん。⇔横線(おうせん)。 2 楽譜で、小節を区切る垂直線。小節線。
じゅう‐せんしゃ【重戦車】
大口径の火砲を搭載した、通常40トン以上の戦車。旧日本陸軍では、重量がおよそ25トン以上の大型戦車。