じゅん‐おん【純音】
単一の振動数で、完全な正弦波形を描く音。音叉(おんさ)や真空管発振器などの音の類。単純音。
じゅん‐か【純化】
[名](スル) 1 まじりけを除いて純粋にすること。また、邪心などをなくすこと。醇化。「不純物を除いて成分を—する...
じゅん‐か【順化/馴化】
[名](スル)生物が、異なった環境、特に気候の異なった土地に移された場合、しだいにその環境に適応するような体質に変...
じゅん‐か【醇化】
[名](スル) 1 手厚く教え導くこと。「大衆を—する」 2 不純な部分を捨てて、純粋にすること。純化。「真と人と...
じゅん‐かい【巡回/巡廻】
[名](スル) 1 ある目的のために、各地を順次に移動すること。「—公演」 2 ある一定区域内を次から次へと見て回...
じゅん‐かいききどう【準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。1日に地球を数回周り、数日に1回、同一地域の上空を通過する。元の位置に戻るまでの日数を回帰...
じゅんかいじょうちょう‐けんさ【巡回冗長検査】
⇒シー‐アール‐シー(CRC)
じゅんかいセールスマン‐もんだい【巡回セールスマン問題】
あるセールスマンが複数の都市を一度ずつ訪れるとき、どのような順番で巡回すれば総移動時間(移動距離または交通費)を最...
じゅんかい‐としょかん【巡回図書館】
自動車に図書を積み、定期的に各地を巡回して貸し出しをする公共図書館サービス。巡回文庫。移動図書館。
じゅんかい‐ぶんこ【巡回文庫】
「巡回図書館」に同じ。
じゅんかい‐れんらくカード【巡回連絡カード】
交番や駐在所などに勤務する警察官が、地域の家庭や会社を対象に作成するカード。事件・事故・災害が発生した場合や迷子・...
じゅんかく‐せいぶつ【准核生物】
原核生物と真核生物の中間的な細胞構造をもつ生物。核が二重膜で囲まれた真核生物と異なり、一枚の膜で囲まれた核様体と内...
じゅん‐かつ【潤滑】
[名・形動]潤いがあって、動きの滑らかなこと。また、そのさま。「機械の作動を—にする油」「—な人間関係」
じゅんかつ‐ざい【潤滑剤】
機械の回転部などに塗って摩擦を少なくし、摩擦熱や摩耗を防ぐ物質。潤滑油・グリースなど。ルブリカント。
じゅんかつ‐ゆ【潤滑油】
1 機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油。 2 物事が円滑に運ばれる仲立ちとなるもののたとえ。「労使間の—...
じゅん‐かん【旬刊】
新聞・雑誌などを定期的に10日ごとに刊行すること。また、その刊行物。
じゅん‐かん【旬間】
行事などを行うために、特に区切られた10日間。「交通安全—」
じゅん‐かん【循環】
[名](スル) 1 ひとめぐりして、もとへ戻ることを繰り返すこと。「市内—バス」 2 血液やリンパが体内をめぐるこ...
じゅん‐かん【順観】
十二縁起や四諦(したい)の法などを、順序に従って観ずること。
じゅんかん‐かてい【循環過程】
ある状態が変化したあと、再びもとの状態に戻るまでの一連の過程。特に熱力学で、気体の温度・圧力・体積などの変化がもと...
じゅんかんがた‐けいざい【循環型経済】
⇒サーキュラーエコノミー
じゅんかんがた‐しゃかい【循環型社会】
天然資源の消費を抑制し、環境負荷の低減を図る社会。大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした社会に代わるものとして提...
じゅんかんがたしゃかいけいせいすいしん‐きほんほう【循環型社会形成推進基本法】
環境基本法の理念に則り、循環型社会をつくるための基本原則を定めた法律。国、地方公共団体、事業者及び国民の役割・責務...
じゅんかん‐き【循環器】
全身に血液やリンパを流通させる器官。高等動物では心臓・血管・リンパ管などで、栄養物・ホルモン・酸素などを体内の各組...
じゅんかん‐けい【循環系】
血液やリンパを全身に循環させる器官の集まり。心臓・血管系、リンパ管系などをいう。脈管系。
じゅんかん‐けいざい【循環経済】
⇒サーキュラーエコノミー
じゅん‐かんごし【准看護師】
都道府県知事の免許を受け、医師や看護師の指示のもとに、患者の看護および診療の補助をする専門職。→看護師
じゅん‐かんごふ【准看護婦】
女性准看護師の旧称。→准看護師
じゅんかん‐しげん【循環資源】
1 循環型社会形成推進基本法で、廃棄物等のうち有用なものをいう。 2 循環的に使用される資源。古紙・金属くず・プラ...
じゅんかん‐しょうがい【循環障害】
血液やリンパの循環が阻害されることにより臓器や組織に障害が生じること。充血・鬱血・虚血・出血・血栓症・塞栓症・梗塞...
じゅんかん‐しょうすう【循環小数】
小数点以下がどこまでも続く無限小数のうちで、ある位以下が同じ数字の列で繰り返されるもの。例えば0.23153153...
じゅんかん‐せつ【循環節】
循環小数で繰り返される数字の列。0.33333…の「3」や0.2315315315…の「315」がこれにあたる。
じゅんかん‐ちゅうすいれいきゃく【循環注水冷却】
福島第一原子力発電所で、放射能汚染水の処理と安定的な原子炉冷却を実現するために導入されたシステム。平成23年(20...
じゅんかん‐ていぎ【循環定義】
論理学で、定義されるべき名辞が、これと同語か同じ意味の語によって定義されること。このような定義は、その名辞の内包を...
じゅんかん‐とりひき【循環取引】
A社からB社へ、さらにC社へと次々に商品を書類上だけで売買し、最後はまたA社へ戻る取引。売買手数料はA社の負担とな...
循環(じゅんかん)端(はし)無(な)きが如(ごと)し
《「孫子」兵勢から》物事はぐるぐる回っていて、どこが初めでどこが終わりなどと決められないということ。
じゅんかん‐びちく【循環備蓄】
⇒ローリングストック
じゅんかん‐びょう【循環病】
⇒双極性障害
じゅんかん‐ぶっしょく【循環物色】
投資家の買い意欲の集まる株式が次々に移り変わっていくこと。
じゅんかん‐ろんぽう【循環論法】
論理学で、論点先取の虚偽の一。証明すべき結論を前提に用いる論法。循環論証。
じゅん‐が【醇雅】
[名・形動]純粋で優雅なこと。飾り気がなく、みやびやかなこと。また、そのさま。「—な風格」
ジュンガス
⇒ユンガス
ジュンガル
モンゴル民族の一派オイラートの一部族。17〜18世紀に栄え、天山南路・天山北路一帯を支配したが、1758年、清に滅...
ジュンガル‐ハン
モンゴル系民族ジュンガルの首長。→ジュンガル
ジュンガル‐ぼんち【ジュンガル盆地】
中央アジア、天山・アルタイ両山脈間の盆地。中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の北部にある。天山北路が通る東西交通...
じゅん‐き【順気】
1 順調な気候。 2 順調な気分。「香附子(かうぶし)などにて血をひらき、—の御療治然るべし」〈浄・冷泉節〉
じゅん‐き【準規】
よりどころとして従うべききまり。
じゅん‐きせい【純寄生】
⇒絶対寄生
じゅん‐きそ【準起訴】
公務員の職権濫用罪について、検察官が不起訴処分にしたとき、告訴・告発をした人の請求によって裁判所が事件を審判に付す...
じゅん‐きっさ【純喫茶】
酒類のメニューを扱っていない喫茶店。