十指(じっし)の指(さ)す所(ところ)
《「礼記」大学の「十目の視(み)る所、十手の指す所、其れ厳なるかな」から》誰もが認めるところ。多くの人が正しいとす...
じっし‐び【十死日】
暦注の一。すべてに大凶とする日。特に、戦闘・嫁取り・葬送に悪いとする。十死。十死一生。十死一生の日。
じっ‐しゅ【十種】
10の種類。
じっ‐しゅう【十宗】
日本で流布した仏教の10の宗派。倶舎(くしゃ)宗・成実(じょうじつ)宗・律宗・法相(ほっそう)宗・三論宗・華厳宗・...
じっしゅ‐うんけい【十種雲形】
「雲級」に同じ。じっしゅくもがた。
じっしゅ‐きょうぎ【十種競技】
陸上競技で、男子の混成競技。第1日は100メートル走・走り幅跳び・砲丸投げ・走り高跳び・400メートル走、第2日は...
じっしゅ‐くもがた【十種雲形】
「雲級」に同じ。じっしゅうんけい。
じっしゅ‐くよう【十種供養】
華・香・瓔珞(ようらく)・抹香(まっこう)・塗香(ずこう)・焼香・繒蓋幢幡(そうがいどうばん)・衣服・伎楽(ぎがく...
じっしゅ‐こう【十種香/十炷香】
⇒じしゅこう(十種香)
じっ‐しょく【十職】
⇒千家十職(せんけじっしょく)
じっ‐しん【十身】
仏語。華厳経に説く、仏・菩薩(ぼさつ)の得る十種の仏身。衆生身・国土身・業報身・声聞身・縁覚身・菩薩身・如来身・智...
じっしん‐すう【十進数】
《decimal number》十進法で表した数。
じっしん‐ぶんるいほう【十進分類法】
図書分類法の一。分類記号にアラビア数字を用いる法。1876年、米国のメルビル=デューイの創案。知識の範囲を主題別に...
じっしん‐ほう【十進法】
《decimal number system》数の記数法の一。基数を10とし、0から9まで10個の数字を使い、10...
ジュッジ‐こくりつちょうるいほごく【ジュッジ国立鳥類保護区】
《Parc national des oiseaux du Djoudj》セネガルの北西部にある鳥類保護区。サンル...
ジュッジ‐ちょうるいこくりつこうえん【ジュッジ鳥類国立公園】
《Parc national des oiseaux du Djoudj》⇒ジュッジ国立鳥類保護区
じゅっ‐すう【術数】
1 はかりごと。たくらみ。「権謀—」「猿知恵から割り出した—」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 陰陽・卜占(ぼくせん)...
じっ‐せつ【十刹】
臨済宗で、五山に次ぐ寺格の10の寺院。日本でも、南宋の制に従って興国3=康永元年(1342)に定めたが、その後変動...
ジュッセルドルフ
⇒デュッセルドルフ
じっ‐たい【十体】
1 漢字の10種の書体。古文・大篆(だいてん)・籀文(ちゅうぶん)・小篆・八分(はっぷん)・隷書・章草・行書・飛白...
じゅっ‐ちゅう【術中】
相手の仕掛けたわな。計略。
術中(じゅっちゅう)に陥(おちい)・る
計略にひっかかる。「まんまと敵の—・る」
じっちゅう‐はっく【十中八九】
十のうちの八か九まで。副詞的にも用いる。ほとんど。おおかた。「—は大丈夫だろう」「—間違いない」
じっ‐て【十手】
江戸時代、捕吏が犯罪人を捕らえるのに用いた道具。長さ約45センチの鉄・真鍮(しんちゅう)などの棒の手元に鉤(かぎ)...
じっ‐てい【十体】
⇒じったい(十体)
じゅっ‐てき【怵惕】
おそれあやぶむこと。「—惻隠(そくいん)の心」
じっ‐てつ【十哲】
《「哲」は知徳のすぐれている意》10人のすぐれた門人。孔門の十哲、蕉門の十哲、木門(もくもん)の十哲など。
じっ‐とく【十徳】
1 10種の徳。また、多くの徳。 2 《僧衣の「直綴(じきとつ)」の転という》室町時代、下級武士の着た、脇を縫った...
じっとく‐ナイフ【十徳ナイフ】
⇒アーミーナイフ
じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】
十徳を着て四幅袴を着用した服装。犬追物(いぬおうもの)の矢取り・犬引き、または馬の口取りや板輿(いたごし)をかく者...
ジュッバ
サウジアラビア中北部、ネフド砂漠西端の村。ハーイルの北西約100キロメートルに位置する。有史以前に描かれた人や動物...
じっ‐ぱ【十派】
1 臨済宗の10の流派。相国寺(しょうこくじ)派・建仁寺派・南禅寺派・天竜寺派・建長寺派・東福寺派・大徳寺派・円覚...
じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】
いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひと...
じっ‐ぱらみつ【十波羅蜜】
六波羅蜜に、方便・願・力・智の四波羅蜜を加えたもの。
じっぱん‐うらがき【十判裏書】
江戸時代、寺社奉行・勘定奉行・町奉行の三奉行10人の印が押してある評定所の目安裏書。
ジュップ‐キュロット
《jupeは、スカートの意》半ズボン風のスカートのこと。キュロットスカート。
じっぷく‐ちゃ【十服茶】
⇒貢茶(こうちゃ)
じゅっ‐ぺい【恤兵】
物品を送って、戦地の兵士を慰問すること。「—金」
じっぺんしゃ‐いっく【十返舎一九】
[1765〜1831]江戸後期の戯作者。駿河の人。本名、重田貞一。初め江戸に出て、のち大坂に行き、浄瑠璃の合作で文...
じっ‐ぽう【十方】
1 東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と上・下の方角。 2 あらゆる方面。すべての所。
じっぽう‐くう【十方空】
十方世界のすべてのものは本来みな空であるということ。
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とさ...
じっぽう‐じょうど【十方浄土】
十方に無量無辺に存在する諸仏の浄土。十方土。十方仏土。
じっぽう‐せかい【十方世界】
十方に存在するすべての世界。全世界。
じっぽう‐だんな【十方旦那/十方檀那】
1 あちこちの檀家。方々の施主。「勧進帳をささげて、—をすすめありきける程に」〈平家・五〉 2 方々の得意先。顧客...
じゅつ【戌】
[音]ジュツ(慣) [訓]いぬ 十二支の11番目。いぬ。「戊戌(ぼじゅつ)」 [補説]「戍(じゅ・まもる)」「戊(...
じゅつ【述】
[音]ジュツ(慣) [訓]のべる [学習漢字]5年 1 のべる。のべたもの。「述懐・述語・述作/記述・口述・叙述・...
じゅつ【恤】
[音]ジュツ(慣) [訓]あわれむ 1 憂える。心配する。「憂恤」 2 あわれむ。困っている人に金品を贈る。「恤兵...
じゅつ【術】
[音]ジュツ(慣) [訓]すべ わざ [学習漢字]5年 1 方法。手段。すべ。「術策・術数/仁術・戦術・秘術」 2...
じゅつ【朮】
キク科のオケラなどの根茎を乾燥したもの。漢方で健胃・利尿・鎮痛などに用いる。白朮(びゃくじゅつ)・蒼朮(そうじゅつ...