じょう‐ば【上馬】
すぐれた馬。よい馬。良馬。
じょう‐ば【乗馬】
1 馬に乗ること。「—クラブ」 2 乗用の馬。のりうま。「愛用の—」
じょう‐ばこ【状箱】
1 手紙や書類などを入れておく箱。ふばこ。 2 昔、書状を入れて使いに持たせた、木製の箱。ふばこ。
じょう‐ばさみ【状挟み】
書類・手紙などを、散逸しないようにはさんでおく金具。
じょうば‐はじめ【乗馬初め】
将軍や男子が初めて馬に乗る儀式。また、中世、将軍が、多くは正月2日に、その年初めて馬に乗る儀式。
じょうば‐ふく【乗馬服】
乗馬用の服。馬に乗りやすいように上着の後ろに割れ目があり、ズボンはももの部分が緩く、ひざから下は密着するように細く...
じょう‐ばん【上番】
軍隊などで、当番勤務に就くこと。⇔下番(かばん)。
じょう‐ばん【定番】
1 常に番をすること。また、その人。 2 江戸幕府の職名。二条城・大坂城・駿府(すんぷ)城に一定期間駐在して城を警...
じょう‐ばん【定盤】
1 表面を水平で平滑になるように作った鋳鉄製の平面盤。機械工作で、工作物をその上にのせて芯(しん)出し・けがき・組...
じょう‐ばん【城番】
1 城郭守衛のために置く兵士。番手衆。在番衆。 2 江戸幕府の職名。大坂城・駿府城において、城代の下で城を守った。
じょう‐ばん【常磐】
常陸(ひたち)国と磐城(いわき)国の併称。 福島県南東部の旧市名。常磐炭田の中心であった。昭和41年(1966)い...
じょうばん‐し【常磐市】
⇒常磐
じょうばん‐じどうしゃどう【常磐自動車道】
自動車専用高速道路の一。東京から柏・土浦・水戸・いわき・相馬の各市を経て仙台市に至る路線。
じょうばん‐せん【常磐線】
東北本線日暮里(にっぽり)から水戸を経て宮城県岩沼に至るJR線。明治30年(1897)全通。全長343.1キロ。
じょうばんたんこう‐ぶし【常磐炭坑節】
茨城・福島両県にまたがる常磐炭田地方で歌われた民謡。明治以降、坑夫の移動とともに全国に広まった。鉱山節。
じょうばん‐たんでん【常磐炭田】
福島・茨城両県にまたがる炭田。中心はいわき市。かつては筑豊・石狩に次ぐ大炭田。昭和51年(1976)に閉山。
じょうばん‐どう【常磐道】
常磐自動車道の略称。
じょうばん‐もの【常磐物】
常磐(茨城・福島など)沿岸で水揚げされる海産物。
じょう‐ひ【上皮】
動植物の体表面や動物の体内の器官内表面などをおおっている細胞層。うわかわ。
じょう‐ひ【冗費】
むだな費用。「—を節減する」
じょうひ‐さいぼう【上皮細胞】
皮膚や粘膜などの上皮組織を形成する細胞。
じょうひさいぼう‐ぞうしょくいんし【上皮細胞増殖因子】
⇒上皮成長因子
じょうひさいぼうぞうしょくいんし‐じゅようたい【上皮細胞増殖因子受容体】
⇒上皮成長因子受容体
じょうひ‐しょうたい【上皮小体】
⇒副甲状腺(ふくこうじょうせん)
じょうひしょうたい‐ホルモン【上皮小体ホルモン】
⇒副甲状腺ホルモン
じょうひ‐せいちょういんし【上皮成長因子】
上皮(皮膚・粘膜など)の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質。細胞の表面にある上皮成長因子受容体(EGFR)と...
じょうひせいちょういんし‐じゅようたい【上皮成長因子受容体】
上皮細胞の表面にある受容体の一。上皮成長因子(EGF)と結合すると、チロシンキナーゼが活性化し、細胞の増殖を促す信...
じょうひ‐そしき【上皮組織】
動物の体表面、または体内の器官内表面をおおう細胞層を構成する組織。形態・機能などにより、扁平(へんぺい)上皮・円柱...
じょうひ‐ぞうしょくいんし【上皮増殖因子】
⇒上皮成長因子
じょう‐ひょう【上平】
1 漢字の四声で、平声(ひょうしょう)30韻のうち、前半の東・冬・江・支・微・魚・虞・斉・佳・灰・真・文・元・寒・...
じょう‐ひょう【上表】
《古くは「しょうひょう」》 1 上に掲げてある表。「—を参照せよ」 2 意見を書いた文書を、君主に奉ること。また、...
じょう‐ひん【上品】
[名]品質のよいこと。また、高級品。「—だけを扱う老舗(しにせ)」⇔下品。 [形動][文][ナリ]品格のあるさま。...
じょう‐ひん【上賓】
上等の客。上客。
じょうひん‐ぶ・る【上品振る】
[動ラ五(四)]上品であるようなふりをする。「—・ったしゃべり方」
じょう‐び【状日】
飛脚が手紙を持って到着することに定められている日。「操綿(くりわた)、塩、酒は江戸棚の—を見合はせ」〈浮・永代蔵・二〉
じょう‐び【常備】
[名](スル)いつも用意しておくこと。「非常食を—しておく」
じょう‐びきゃく【定飛脚】
一定の地点間を、日を定めて往復した飛脚。
じょうび‐ぐん【常備軍】
国家が平時から常設している軍隊。スタンディングアーミー。
じょう‐びけし【定火消し】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、江戸市中の消防にあたった。万治元年(1658)4組を設置、のち、10組となった...
じょうび‐さい【常備菜】
ふだんから用意しておく副菜。作り置きのおかず。
じょう‐びたき【尉鶲】
ヒタキ科ジョウビタキ属の鳥。スズメ大。雄は頭が灰色、顔と背が黒く、腹・腰・尾が赤褐色。雌は茶色。翼に白斑があるので...
じょう‐びったり
[副]《「じょう」は「常」か。「定」ならば歴史的仮名遣いは「ヂャウ」》しじゅう。いつも。つねづね。「以前だったら、...
じょう‐びとう【上尾筒】
鳥の尾羽の付け根の上面を覆っている羽。クジャク・ケツァールなどではこの羽が長い。
じょうび‐はいすいりょう【常備排水量】
艦船が人員や弾薬を定数、燃料や食料品などの消耗品を定数の一定割合だけ積載した状態の排水量。艦船が戦場に到着したとき...
じょうびぶん‐ほうていしき【常微分方程式】
独立変数が一つの微分方程式。一般的に、n階の常微分方程式にはn個の独立した任意定数(積分定数)を含む一般解が求めら...
じょうび‐へいえき【常備兵役】
現役と予備役の総称。
じょうび‐やく【常備薬】
ふだんから用意しておく薬品。
じょう・びる【上びる】
[動バ上一]上品になる。上等になる。「げびる」に対していう。「かやうに次第に物が—・びては」〈浮・立身大福帳〉
じょう‐ふ【上布】
夏の衣服に用いる高級な麻織物。薩摩(さつま)上布・越後上布など。《季 夏》「うち透きて男の肌(はだへ)白—/たかし」
じょう‐ふ【丈夫】
《「じょうぶ」とも。中国の周の制度で1丈(約2メートル)を男子の身長としたところから》りっぱな男。ますらお。「堂々...