じん‐こ【人戸】
人家。民家。また、人民。「抑々市民の活気、—の裕富、及び市街の清潔」〈織田訳・花柳春話〉
じん‐こ【神戸】
⇒かんべ
じん‐こ【塵壺/塵籠】
江戸時代の紙くずかご。上等なものは蒔絵(まきえ)・漆塗りなどの装飾を施し、飾り物としても用いた。
しん‐こう【神幸】
《「じんこう」とも》 1 祭事や遷宮などのとき、神体がその鎮座する神社から他所へ赴くこと。「—祭」 2 神が臨行す...
しん‐こう【深厚】
[名・形動]《「じんこう」とも》 1 意味が奥深いこと。また、そのさま。「—な意義を蔵する」 2 心情がきわめて深...
じん‐こう【人口】
1 人の数。特に、一国、または一定の地域内に住む人の総数。「—が減る」「—集中」「釣り—」 2 世人の口の端(は)...
じん‐こう【人工】
自然の事物や現象に人間が手を加えること。また、人間の手で自然と同じようなものを作り出したり、自然と同じような現象を...
じん‐こう【人皇】
神代の神々に対して、神武天皇以後の天皇をいう。にんのう。じんのう。 中国古代の伝説上の帝王。天地人の三皇の一。
じん‐こう【仁厚】
慈悲の心の深いこと。人情に厚いこと。
じん‐こう【沈香】
1 ジンチョウゲ科の常緑高木。熱帯地方に産する。葉は楕円形。花は白く、香りがある。 2 1からとった香料。生木また...
じん‐こう【塵劫】
《「じんごう」とも》仏語。 1 「塵点劫(じんでんごう)」の略。 2 きわめて小さい数と、きわめて大きい数。
じん‐こう【塵垢】
1 ちりとあか。よごれ。 2 世俗の事柄。わずらわしい俗事。「—にまみれる」
じん‐こう【人孔】
マンホールのこと。
じんこう‐いけ【人工池】
人工的に水をためてつくった池。
じんこういどう‐ほうこく【人口移動報告】
《「住民基本台帳人口移動報告」の略》住民基本台帳を基に、都道府県や市区町村の転出者数・転入者数についての統計。総務...
じんこう‐いんとう【人工咽頭】
咽頭摘出または気管切開した場合の代用発声の一つ。声帯の代わりとなる電気的な振動板をもつ小型機器を喉元に直接当てて、...
じんこううき‐ぎょしょう【人工浮漁礁】
⇒エフ‐エー‐ディー(FAD)
じんこう‐えいせい【人工衛星】
ロケットで打ち上げられ、地球や月など太陽系の惑星の周囲を公転する人工の物体。ソ連が1957年に打ち上げたスプートニ...
じんこうえいせい‐きょく【人工衛星局】
電波法上の無線局の種別の一。衛星通信ネットワークにおいて通信を行う人工衛星の呼称。→地球局
じんこうえいせい‐しょく【人工衛星食】
⇒衛星食
じんこうえいせい‐ほけん【人工衛星保険】
人工衛星やロケットが偶然の事故により被った損害などを塡補する目的の保険。例えば、打ち上げ前や保管中に人工衛星が破損...
じんこうえいせい‐レーザーそっきょ【人工衛星レーザー測距】
⇒エス‐エル‐アール(SLR)
じんこう‐えいよう【人工栄養】
1 口から栄養がとれないとき、注射・点滴・浣腸(かんちょう)などによって人工的に栄養を補給すること。生理的食塩水・...
じんこうえいよう‐じ【人工栄養児】
人工乳(粉ミルク)で育てられた新生児・乳児。→混合栄養児 →母乳栄養児
じんこうおきかえ‐すいじゅん【人口置(き)換(え)水準】
⇒じんこうちかんすいじゅん
じんこう‐オーナス【人口オーナス】
《「オーナス(onus)」は重荷・負担の意》一国の人口構成で、高齢人口が急増する一方、生産年齢人口が減少し、少子化...
じんこう‐かいすい【人工海水】
海水と似た組成で塩類を溶かし込んだ水。海産生物の飼育などに用いる。
じんこう‐かくへんかん【人工核変換】
⇒核変換
じんこうか‐しょう【腎硬化症】
高血圧の影響で腎臓に動脈硬化が起こって小さく硬くなり、腎機能が衰える病気。
じんこう‐カバーりつ【人口カバー率】
《service coverage ratio》携帯電話などの通信事業において、サービス利用可能地域の人口の合計が...
じんこう‐かんせつ【人工関節】
機能が著しく低下した関節を再建するために用いられる医療用器具。また、その処置のこと。人工関節の素材にはポリエチレン...
じんこうかんせつ‐しゅじゅつ【人工関節手術】
⇒人工関節置換術
じんこうかんせつ‐ちかんじゅつ【人工関節置換術】
機能が著しく低下した関節を人工関節に置き換える手術。人工関節手術。
じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】
天然には存在せず、人工的に合成して作った甘味料。食品衛生法によって規定される。アスパルテーム、スクラロースなどが知...
じんこう‐がく【人口学】
社会を構成する人の数とその増減、性別年齢別等の構造、経済との関係などを研究する学問。人口統計学。デモグラフィー。
じんこうき【塵劫記】
江戸前期の和算書。吉田光由著。寛永4年(1627)刊。中国の「算法統宗」を手本として、計量法・計算法などをわかりや...
じんこう‐ききょう【人工気胸】
肺結核の治療法の一。人工的に胸膜腔に空気を注入し、肺を圧迫して縮小させ、結核菌などの活動を抑える。気胸療法。
じんこう‐きしょうき【人工気象器】
温度・湿度・照度、および明暗周期などを制御できる容器型・箱型の装置。植物の育成や組織の培養に用いられる。植物インキ...
じんこう‐きんにく【人工筋肉】
筋肉の動きを工学的・機械的に模倣したもの。電気や熱など、外部からの刺激によって伸縮・変形する素材を用いたものや、油...
じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】
海中に廃船やコンクリートブロックなどを沈めて造った魚礁。築(つ)き磯(いそ)。
じんこう‐けっかん【人工血管】
動脈瘤(りゅう)や狭窄(きょうさく)などの病変のある血管の代わりに使用される人工臓器の一つ。ポリエステルや弗素(ふ...
じんこうけっかんしよう‐ひかどうじょうみゃくろう【人工血管使用皮下動静脈瘻】
⇒エー‐ブイ‐ジー(AVG)
じんこうけっかん‐ないシャント【人工血管内シャント】
⇒エー‐ブイ‐ジー(AVG)
じんこう‐けつえき【人工血液】
血液と同じ働きをもつ人工的な物質。赤血球の機能をもつものは研究中であるが、血漿(けっしょう)については開発され、代...
じんこう‐ゲノム【人工ゲノム】
⇒合成ゲノム
じんこう‐げんご【人工言語】
1 自然言語に対し、国際語を目ざして意図的、人工的に作られた言語。エスペラントの類。⇔自然言語。 2 ⇒形式言語
じんこう‐げんじつ【人工現実】
《artificial reality》⇒アーティフィシャルリアリティー
じんこう‐げんじつかん【人工現実感】
⇒バーチャルリアリティー
じんこう‐げんそ【人工元素】
天然には存在せず、人工的に作り出された元素の通称。原子炉や加速器を利用し、陽子・中性子などを原子核に当てて人工的に...
じんこう‐こう【人工光】
写真撮影や室内照明における、人工的な光源が発する光。電球、蛍光灯、フラッシュ、ハロゲンランプなどがある。⇔自然光。