たい‐かい【大海】
《古くは「だいかい」とも》 1 大きな海。おおうみ。おおうなばら。 2 茶入れの一。口が広く大ぶりで平たい形のもの。
たい‐かい【大塊】
1 大きなかたまり。 2 大地。地球。また、造物主。
たい‐かい【台槐】
三台と三槐。すなわち、古代中国の最高官位であった三公の異称。三公は天の紫微宮を守る三台星に配され、また、周代の朝廷...
たい‐かい【退会】
[名](スル)会から退き、会員でなくなること。「学会から—する」⇔入会。
たいかい‐きろく【大会記録】
運動競技などで、当該大会での過去最高の記録。GR(game records)。CR(championship re...
大海(たいかい)の一粟(いちぞく)
広大な所にきわめて小さい物があることのたとえ。人間存在のはかなさなどにいう。滄海(そうかい)の一粟。大海の一滴。
大海(たいかい)の一滴(いってき)
「大海の一粟(いちぞく)」に同じ。
大海(たいかい)は芥(あくた)を択(えら)ばず
広い海はどんなごみでも受け入れる。度量が広く、よく人を受けいれることのたとえ。大海は塵(ちり)を択ばず。
大海(たいかい)を手(て)で塞(せ)く
とうてい不可能なことをしようとすること、特に、仕事の困難さに対してあまりにも無力なことのたとえ。
たいか‐きんゆう【滞貨金融】
滞貨になっている商品を担保にして融資を受けること。滞貨融資。
たい‐かく【台閣】
《「だいかく」とも》 1 たかどの。楼閣。 2 国家の政治を行う機関。政府。内閣。「—に列する」
たい‐かく【体格】
骨組み・肉づき・太りぐあいなどから見た身体の形。からだつき。「—がいい」
たい‐かく【対角】
四角形で、互いに向かい合う角。また、三角形の一辺に対して向かい合う角。
たい‐かく【対格】
ヨーロッパ諸語などの文法で、主に直接目的語を表す格。動作の目標や対象を表す。
たいかく‐けんさ【体格検査】
体格を検査すること。一般には身長・体重・胸囲などの測定をいう。身体検査。
たいかく‐しすう【体格指数】
体重(キログラム)を身長(メートル)で二度割った数値。日本肥満学会では、18.5未満を「やせ」、18.5以上〜25...
たいかく‐してい【対角指定】
《diagonal definition》コンピューターの画面上で、長方形の領域を指定する方法の一つ。左上と右下、...
たいかく‐せん【対角線】
多角形で、隣り合わない二つの頂点を結ぶ線分。また多面体で、同一平面上にない二つの頂点を結ぶ線分。
たいかくせん‐ぎょがんレンズ【対角線魚眼レンズ】
魚眼レンズの一つ。レンズを通った光がつくるイメージサークルの周縁部を断って、焦点面のイメージセンサーまたはフィルム...
たいかけんちく‐ぶつ【耐火建築物】
主要構造部が耐火構造で、延焼のおそれのある部分には防火戸などを設置した建築物。
たいか‐こうぞう【耐火構造】
建築の主要部分が高熱に対して強く、たとえ焼けても補修程度で再使用できるような構造。鉄筋コンクリート造り、耐火被覆を...
たいか‐こうろう【大廈高楼】
大きな家屋とたかどの。豪壮な建物をいう。
たいか‐ざい【耐火材】
「耐火材料」に同じ。
たいか‐ざいりょう【耐火材料】
高熱に耐えうる材料。耐火煉瓦(れんが)・耐火粘土・耐火モルタルなど。耐火材。
たいかせいのう‐わりびき【耐火性能割引】
火災保険の契約に際し、保険対象建物が一定の耐火性能基準を満たす場合に適用される保険料の割引。
たい‐かせき【体化石】
生物の体全体、または一部からなる化石。骨・歯・殻などの硬い部分が残されたものや、石化したものをさす。→印象化石 →...
たいか‐ぜんだい【大化前代】
日本史上の時代区分の一。大化の改新以前の6、7世紀ころ、従来の氏姓制度がゆきづまり、国家的な官司機構が整えられはじ...
たいか‐ど【耐火度】
耐火の程度。火熱により軟化変形するときの温度で表し、ふつうゼーゲル錐の番号で示す。
たいか‐にじゅういっかじょうようきゅう【対華二十一箇条要求】
第一次大戦中の大正4年(1915)、日本が中国に受諾させた21か条の要求。山東省の旧ドイツ権益の継承、満鉄権益期限...
たいか‐にち【大禍日】
暦注の一。旅行・建築・葬式などを忌むという悪日。
たいか‐ねんど【耐火粘土】
高熱でも溶解しない粘土。木節(きぶし)粘土など。耐火煉瓦(れんが)などの原料に用いる。
たいか‐の‐かいしん【大化の改新】
大化元年(645)から翌年にかけて中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)が中心となって...
大廈(たいか)の材(ざい)は一丘(いっきゅう)の木(き)にあらず
《王褒「四子講徳論」から》大きな建物は、一つの山の木だけでできているわけではない。大事業は必ず大勢の力によって成就...
大廈(たいか)の顛(たお)れんとするは一木(いちぼく)の支(ささ)うる所(ところ)にあらず
《「文中子」事君から》大きい建物が倒れかけているのを、1本の木で支えることはできない。大勢(たいせい)がすでに傾き...
たいか‐へき【耐火壁】
コンクリートや石材などの耐火材でつくった壁。
たいか‐ペイント【耐火ペイント】
⇒耐熱塗料
たいか‐れんが【耐火煉瓦】
高温に耐える煉瓦。耐火粘土を主原料としてつくり、鉄鋼業・ガラス工業などの窯炉(ようろ)に使用。
タイ‐カレー
タイ料理のゲーンのこと。→レッドカレー →グリーンカレー
たい‐かん【大汗】
モンゴル民族の皇帝に対する称号。1206年のチンギス=ハンの即位に始まる。
たい‐かん【大旱】
ひどいひでり。おおひでり。《季 夏》「—や泥泉地獄ふつふつと/誓子」
たい‐かん【大官】
位の高い官職。また、その地位にある人。高官。⇔小官。
たい‐かん【大姦/大奸】
非常に悪賢いこと。また、その人。
たい‐かん【大患】
1 重い病気。大病。重病。「—に倒れる」 2 大きな心配事。「国家の—」
たい‐かん【大観】
[名](スル) 1 広く全体を見渡すこと。大局を眺めること。「世界の政情を—する」 2 雄大な景色。壮大な眺め。「...
たい‐かん【大艦】
大きな軍艦。
たい‐かん【大鑑】
その一冊だけで、ある部門の主なことがわかるように書いてある本。「園芸—」
たい‐かん【太監】
中国の官名。遼代は大府・少府の長官。元代から清代にかけては宦官の官庁の長官。転じて、宦官の俗称。
たい‐かん【台翰】
相手を敬って、その手紙をいう語。尊翰。芳書。
たい‐かん【台観】
物見の楼台。たかどの。
たい‐かん【体感】
[名](スル) 1 からだで感じること。また、からだが受ける感じ。 2 皮膚や内臓の諸器官に加えられた刺激による感...