ちゅう‐ぎり【中限】
⇒なかぎり
ちゅう‐ぎん【中銀】
「中央銀行」の略。
ちゅうぎんはっこう‐デジタルつうか【中銀発行デジタル通貨】
⇒シー‐ビー‐ディー‐シー(CBDC)
ちゅう‐くう【中空】
1 空の中ほど。なかぞら。中天。「—に舞う鳶(とんび)」 2 物の内部がからになっていること。うつろ。「—の茎」
ちゅうくうし‐まく【中空糸膜】
濾過(ろか)機能をもつ合成樹脂製の中空繊維。ストロー状の繊維の壁面に無数の超微細孔があり、圧力をかけた水を流すと濾...
ちゅうくう‐せんい【中空繊維】
繊維内に空洞や空胞のある合成繊維。軽くて保温力が高い。
ちゅうくう‐どぐう【中空土偶】
縄文時代の土偶の一種。中が空洞であることからこう呼ばれる。
ちゅう‐くらい【中位】
[名・形動]《「ちゅうぐらい」とも》程度が中間であること。大きさ・重さ・長さ・順位などが、平均的であること。また、...
ちゅう‐くん【忠君】
主君に忠義を尽くすこと。
ちゅうくん‐あいこく【忠君愛国】
主君に忠義を尽くし、国を愛すること。
ちゅう‐ぐう【中宮】
1 禁中・内裏のこと。 2 皇后の御所。転じて皇后の別称。 3 皇后・皇太后・太皇太后の三后のこと。 4 平安中期...
ちゅうぐう‐しき【中宮職】
律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、中宮に関する事務をつかさどった役所。なかのみやのつかさ。
ちゅうぐう‐じ【中宮寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の尼寺。山号は法興山。聖徳太子が、生母で用明天皇皇后の穴穂部間人(あなほ...
ちゅう‐ぐくり【中括り】
《固くもなく、ゆるすぎもしない程度にくくる意》 1 大まかに見積もること。おおよその見当をつけること。「利発者ども...
ちゅう‐ぐん【中軍】
左右または前後の部隊の中央に位置する部隊。多くは大将の率いる部隊。中堅。
ちゅう‐ぐん【中郡】
古代の郡の等級の一。大化の制では4里以上30里以下の郡、大宝の制では8里以上11里以下の郡。→里2
ちゅう‐け【中家】
明経(みょうぎょう)道の儒家である中原(なかはら)家のこと。清家(せいけ)(清原家)と並び称された。
ちゅう‐けい【中啓】
《「啓」は、ひらく意》扇の一種。親骨の中ほどから外側へ反らし、畳んでも上半分が半開になるように作られたもの。
ちゅう‐けい【中経】
経書をその分量により大・中・小に分けたときの、中間のもの。「詩経」「儀礼(ぎらい)」「周礼(しゅらい)」をさす。→...
ちゅう‐けい【中継】
[名](スル) 1 中間でうけつぐこと。なかつぎ。「駅伝の第三—点」「—ケーブル」 2 「中継放送」の略。「事故現...
ちゅう‐けい【仲兄】
上から2番目の兄。次兄。
ちゅうけい‐きょく【中継局】
親放送局の電波を受信・増幅して放送する局。サテライト局。
ちゅうけい‐こう【中継港】
生産地と消費地の中間にあって、その貨物運搬のなかつぎに利用される商港。
ちゅうけい‐サーバー【中継サーバー】
⇒プロクシー2
ちゅうけい‐じょ【中継所】
1 駅伝などの長距離リレー競走で、各区間のつなぎの場所。前区間の走者から次の走者に引き継ぐ所。中継点。中継地点。 ...
ちゅうけい‐ほうそう【中継放送】
[名](スル) 1 競技場・野球場・劇場・国会・事件現場などの実況を、ある放送局がなかつぎして放送すること。 2 ...
ちゅうけい‐ぼうえき【中継貿易】
⇒なかつぎぼうえき
ちゅう‐けん【中堅】
1 社会や団体の中心となって活動する人。「会社の—として活躍している」「—幹部」 2 規模や質が中くらいな物。「—...
ちゅう‐けん【忠犬】
飼い主に忠実な犬。また、忠義な犬。「—ハチ公」
ちゅうけん‐しゅ【中堅手】
野球で、中堅を守備する選手。センター。
ちゅうけん‐はちこう【忠犬ハチ公】
東京帝大教授、上野英三郎の飼い犬ハチのこと。主人の死後も渋谷駅前でその帰りを待ち続けたという。昭和初期に美談として...
ちゅう‐げん【中元】
1 三元の一。陰暦7月15日の称。もと中国の道教から出た節日(せちにち)で、日本に伝来して仏家の盂蘭盆会(うらぼん...
ちゅう‐げん【中言】
1 他人が話している途中に口をはさむこと。また、話の途中でさしはさむ、別の話。「左に小竹藪があり…。—だが、此の小...
ちゅう‐げん【中原】
1 野原の中央。 2 辺境に対して、天下中央の地。また、天下。 3 政権を争う場。また、競争の場。 中国で文明の...
ちゅう‐げん【中間】
[名](「仲間」とも書く) 1 ㋐昔、公家・寺院などに召し使われた男。身分は侍と小者との間に位する。中間男。 ㋑江...
ちゅう‐げん【忠言】
まごころからいさめる言葉。忠告の言葉。「友の—に耳を傾ける」
ちゅうげん‐おとこ【中間男】
「中間1」に同じ。「年ごろの—に」〈著聞集・一六〉
ちゅうげん‐ぜん【中間禅】
仏語。色界四禅のうち、初禅と第二禅との中間の段階。中間定(じょう)。
中原(ちゅうげん)に鹿(しか)を逐(お)う
《魏徴の「述懐」から。中原は天下、鹿は帝王のたとえ》帝王の位や政権を得ようとして争う。また、ある地位や目的物を得よ...
ちゅうげん‐の‐しか【中原の鹿】
帝王の位のたとえ。転じて、多くの人が競争して得ようとするもの。→中原に鹿を逐(お)う
ちゅうげんのにじ【中原の虹】
浅田次郎の歴史小説。雑誌「小説現代」に連載ののち、平成18〜19年(2006〜2007)にかけて全4巻を刊行。清朝...
ちゅうげん‐ほうし【中間法師】
雑用に使われる身分の低い法師。中間僧。「童部が法師になったるや、もしは—ばらにてありけるが」〈平家・二〉
忠言(ちゅうげん)耳(みみ)に逆(さか)らう
《「史記」淮南王伝などから》忠告の言葉は、とかく相手の感情を害して、すなおに聞き入れられない。
ちゅう‐こ【中戸】
1 律令制で、大戸・上戸・中戸・下戸の四等戸の第三。一戸内に正丁(せいてい)が四人または五人いる戸。 2 《「ちゅ...
ちゅう‐こ【中古】
1 使って、やや古くなっていること。また、その品物。ちゅうぶる。セコハン。「—のカメラ」 2 主として日本文学史の...
ちゅう‐こう【中耕】
[名](スル)農作物の生育中に、その周囲の表土を浅く耕すこと。土壌の通気性などをよくし、作物の生育を促進させるため...
ちゅう‐こう【中興】
[名](スル)いったん衰えた物事や状態を、再び盛んにすること。「古寺を—した僧」
ちゅう‐こう【忠孝】
忠と孝。忠義と孝行。「—の士」
ちゅう‐こう【注口】
瓶(かめ)などの内部の液体を器(うつわ)に注(つ)ぐための口。
ちゅう‐こう【昼光】
太陽光線による昼間の光。また、その明るさ。自然光。