つかい‐やく【使い役】
⇒使い番2・3
つかい‐やっこ【使い奴】
使い走りをする者。召し使い。下僕。
つかい‐りょう【使い料】
1 使用するためのもの。「自分の—にする」 2 使用料。
つかい‐わけ【使い分け】
[名](スル)場合に応じて使い方・使う物などを区別すること。「被写体によってレンズを—する」
つかい‐わ・ける【使い分ける】
[動カ下一][文]つかひわ・く[カ下二]場合・目的・用途などに応じて、選んで使う。「相手によって応対する態度を—・...
使(つか)いを立(た)・てる
相手に使者を派遣する。使いを出す。
つか・う【使う/遣う】
[動ワ五(ハ四)] 1 人に何かの働きをさせる。人を雇ったり、言いつけたりして用をさせる。「人を—・って事業を始め...
つか・う【支ふ/閊ふ】
[動ハ下二]「つか(支)える」の文語形。
つか・う【仕ふ】
[動ハ下二]「つか(仕)える」の文語形。
つか◦う【付かふ/着かふ】
[連語]《動詞「つく」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》ついている。「こと放(さ)けば沖ゆ放けなむ湊より辺—◦ふ時...
つこうど‐ごえ【つかうど声】
無愛想で、つっけんどんな言い方。とげとげしい物言い。「聞こえぬかと思うて…おさへ、—で」〈咄・聞上手〉
つかえ【支え/閊え】
1 都合の悪い事情。さしさわり。支障。「店に—さえなくば巳之の相手多吉も入れて遣ろ」〈緑雨・門三味線〉 2 (「痞...
つかえ【仕え】
仕官・奉公すること。また、その人。「—の身」
つかえ‐どころ【仕え所】
院の庁・親王家・摂関家・大臣家などの家政機関の一。力役その他の雑役に従う仕丁などの下級職員を管理し、院中・家中の雑...
つかえ‐まつ・る【仕へ奉る】
[動ラ四]《動詞「つか(仕)える」の連用形+動詞「まつ(奉)る」から》 1 「仕える」の謙譲語。おつかえ申し上げる...
つか・える【支える/閊える】
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二] 1 じゃまなものがあったり行きづまったりして、先へ進めない状態になる。とどこ...
つか・える【仕える】
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二] 1 目上の人のそばにいて、その人に奉仕する。「師に—・える」「父母に—・える...
つか・える【使える】
[動ア下一]《「使う」の可能動詞から》 1 有能で役に立つ。「補佐役として—・える人物」 2 剣術などに秀でている...
つか‐がしら【柄頭】
刀の柄の先の部分。また、その部分を覆う金具。縁頭(ふちがしら)。かしら。
つか‐ぐち【柄口】
刀の中子(なかご)の入る柄の口もと。
つか‐こうへい
[1948〜2010]劇作家・小説家・演出家。福岡の生まれ。本名、金峰雄。在日韓国人二世。大学在学中から戯曲を執筆...
つかさ【丘/阜】
小高くなっている所。おか。「佐保川の岸の—の柴な刈りそねありつつも春し来たらば立ち隠るがね」〈万・五二九〉
つかさ【官/司】
1 役所。官庁。「陰陽(おんみょう)の—」「—にも許し給へり今宵のみ飲まむ酒かも散りこすなゆめ」〈万・一六五七〉 ...
つかさ【長/首】
1 主要な人物。首長。おさ。「宮の—は、すなはち脚摩乳(あしなづち)、手摩乳なり」〈神代紀・上〉 2 主要なもの。...
つかさ‐くらい【官位】
官職と位階。かんい。「罪なくて罪に当たり、—を取られ」〈源・明石〉
つかさ‐こうぶり【官冠/官爵】
1 官職と位階。官位。「高き家の子として—心にかなひ」〈源・少女〉 2 年官と年爵。「受領までこそ得させ給はざらめ...
つかさ‐つかさ【官官/司司】
1 中央の各省庁。「—できちんと対応する」 2 多くの役所。また、多くの役人。つかさづかさ。「御法事にすべて—の人...
つかさ‐ど・る【司る/掌る】
[動ラ五(四)]《「官(つかさ)取る」の意》 1 職務・任務として取り扱う。役目としてそのことに当たる。「広告業務...
つかさ‐びと【官人】
官職にある人。官吏。役人。「—より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行〉
つかさ‐めし【司召】
「司召の除目(じもく)」の略。
つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】
在京の諸官を任命する公事(くじ)。古くは春、平安中期ごろから秋に行われるようになった。内官の除目。秋の除目。京官の...
つかさ‐やっこ【官奴】
古代、官有の奴婢(ぬひ)。
つか・す【尽かす】
[動サ五(四)]すっかり出してなくす。出しつくす。「愛想を—・す」
付(つ)かず離(はな)れず
近づきすぎず、そうかといって離れもしないで、一定の距離を保ちながら関係を続けるさま。また、中立的な態度をとるさま。...
つかだ‐たいほう【冢田大峯】
[1745〜1832]江戸後期の儒学者。信濃の人。名は虎。寛政異学の禁を批判。のち、尾張藩明倫堂督学。著「聖道弁物...
つか‐つか
[副] 1 人前などに、ためらわずに進み出るさま。「—(と)歩み寄る」 2 不用意にものを言うさま。「母が—と親仁...
つか‐つくり【塚造】
キジ目ツカツクリ科の鳥の総称。全長50〜70センチでずんぐりしている。落ち葉や砂などで塚状の大きな巣を作って卵を産...
つか‐なが【柄長】
柄の長い刀剣。また、刀剣の柄を前へ長く出して腰にさすこと。
つか‐なみ【束並み/藁藉】
わらを畳ほどの広さに編んだ敷物。わらぐみ。「—の上によるよる旅寝して黒津の里になれにけるかな」〈夫木・三一〉
つか・ぬ【束ぬ】
[動ナ下二]「つかねる」の文語形。
つかぬ‐こと【付かぬ事】
[連語]それまでの話とは関係のないこと。だしぬけのこと。「ところで、—を伺いますが」
つかね‐お【束ね緒】
たばねるために用いるひも。結びひも。「あはれてふことだになくは何をかは恋の乱れの—にせむ」〈古今・恋一〉
つか・ねる【束ねる】
[動ナ下一][文]つか・ぬ[ナ下二] 1 一つにまとめてくくる。たばねる。「髪を—・ねる」 2 腕などを組む。こま...
つか‐の‐あいだ【束の間】
「つかのま」に同じ。「紅の浅葉の野らに刈る草(かや)の—も我(あ)を忘らすな」〈万・二七六三〉
つか‐の‐ま【束の間】
《一束(ひとつか)、すなわち指4本の幅の意から》ごく短い時間。ちょっとの間。「—の夢」「—も忘れない」
つか‐ばしら【束柱】
《「つかはしら」とも》短い柱。つか。
つかわ◦す【使はす】
[連語]《動詞「つか(使)う」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》お使いになる。「朝(あした)には召して使ひ夕(ゆ...
つかはら【塚原】
姓氏の一。 [補説]「塚原」姓の人物塚原渋柿園(つかはらじゅうしえん)塚原卜伝(つかはらぼくでん)
つかはら‐じゅうしえん【塚原渋柿園】
[1848〜1917]小説家。江戸の生まれ。本名、靖(しずむ)。歴史小説を多く書いた。作「由井正雪」「天草一揆」「...
つかはら‐ぼくでん【塚原卜伝】
[1489〜1571]室町後期の剣客。常陸(ひたち)の人。卜伝流(新当流)の祖。上泉伊勢守に新陰流を学び、流派を成...