なげ‐ぶみ【投(げ)文/投げ書】
他人の家や庭先などに書状を投げ込むこと。また、その書状。
なげ‐ぼう【投(げ)棒】
逃走する者の両足の間に棒を投げ入れて転ばせること。また、その棒。
なげ‐もの【投(げ)物】
取引で、投げ売りの品物。
なげもの‐いちじゅん【投物一巡】
投げ物がほとんど出尽くし、相場の下落が止まった状態。投げ一巡。
なげ‐や【投(げ)矢】
弓につがえないで、手で投げ放つ矢。なぐや。
なげ‐やり【投げ遣り】
[名・形動]物事をいいかげんに行うこと。成り行きまかせにすること。また、そのさま。「—な態度」「商売を—にする」 ...
なげ‐やり【投げ槍】
敵に投げつけるために用いる柄の短い槍。
なげ‐や・る【投げ遣る】
[動ラ五(四)] 1 物事をいいかげんにする。成り行きにまかせてほうっておく。なげやりにする。「何うともならばなれ...
な・げる【投げる】
[動ガ下一][文]な・ぐ[ガ下二] 1 空中へほうる。手にとって遠くへ飛ばす。また、ほうり出す。「池に小石を—・げ...
なげ‐わざ【投(げ)技】
柔道・相撲・レスリングなどで、相手を投げ倒す技。
なげ‐わたし【投(げ)渡し】
1 投げて渡すこと。 2 「桁橋(けたばし)」に同じ。 3 「投げ渡し板」の略。 4 「歩(あゆ)み板2」のこと。
なげわたし‐いた【投(げ)渡し板】
通行に便利なように、物の上に渡した板。あゆみいた。
なげ‐わた・す【投(げ)渡す】
[動サ五(四)]投げて渡してやる。また、投げるようにして物をかけ渡す。「浮き袋を—・す」
なこうど【仲人/媒人】
《「なかびと」の音変化》中に立って橋渡しをする人。特に、結婚の仲立ちをする人。媒酌人。月下氷人(げっかひょうじん)...
なこうど‐おや【仲人親】
結婚式のときに後見人となる名目上の親。媒酌人。杯親(さかずきおや)。
なこうど‐ぐち【仲人口】
仲人が縁談をまとめるため、両方に体よくとりなしていう言葉。また、あてにならない話のたとえ。
仲人(なこうど)口(ぐち)は半分(はんぶん)に聞(き)け
仲人の話には誇張が多いので話半分に聞いておいたほうがよい。
仲人(なこうど)は宵(よい)の口(くち)
仲人は、結婚式が済んで任務が終わったら、長居をせずに引き上げたほうがいい。
な‐こく【奴国】
弥生時代、現在の福岡市付近にあった小国名。「後漢書」東夷伝に、朝貢した奴国が印綬を賜った記事がある。なのくに。わの...
なこそ【勿来】
福島県いわき市南東部の地名。旧勿来市。勿来関跡がある。
なこそ‐の‐せき【勿来の関】
いわき市勿来町付近にあった古代の関所。常陸(ひたち)・陸奥(むつ)の国境にあり、白河の関・念珠(ねず)ヶ関とともに...
なこ‐でら【那古寺】
千葉県館山市にある真言宗智山派の寺。山号は補陀落山。養老元年(717)行基の創建で、承和14年(847)円仁の再興...
な‐ことば【名詞】
名詞(めいし)の旧称。
ナコン‐サワン
タイ中部の都市。ナコンサワン県の県都。中部と北部を結ぶ交通の要地であり、かつて米やチーク材の集散地として栄えた。チ...
ナコン‐シー‐タマラート
タイ南部の都市。同名県の県都。マレー半島東岸に位置し、タイランド湾に面する。シュリービジャヤ王国時代の主要都市であ...
ナコン‐パトム
タイ中西部の都市。首都バンコクの西約60キロメートルに位置する。周囲を平野に囲まれ、稲作が盛ん。紀元前3世紀、イン...
ナコン‐パノム
タイ北東部、イサーン地方の町。ラオスとの国境となるメコン川沿いに位置し、対岸のターケークとの間を2011年に完成し...
ナコン‐ラチャシーマー
タイ北東部の都市。ナコンラチャシーマー県の県都。イサーン地方(タイ北東部)の中心地。首都バンコクの北東約260キロ...
ナコーダ‐マスジッド
インド東部、西ベンガル州の都市コルカタにあるイスラム寺院。市街中心部に位置する。1926年に建立。シカンドラにある...
なご
「いしなご」の略。
な‐ご【名子】
中世、荘園領主や名主に隷属した下層農民。地方によっては近世にも残り、本百姓に隷属した。下人(げにん)・被官・家抱(...
なご【名護】
沖縄県、沖縄島中北部の市。名護湾に臨み、名護七曲りとよばれる海岸は屈曲が多い。製糖業などが行われる。人口6.0万(...
なご【奈呉/奈古/那古/名児】
大阪市住吉区の住吉大社の西にあった海岸付近の古名。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—の浜辺に馬立てて玉拾(ひり)ひしく...
なごえ‐きりどおし【名越切通し】
神奈川県鎌倉市東部、逗子市との境にある切通し。鎌倉七口の一で、三浦半島に通じる要路だった。
なご‐おや【名子親】
名子が属している家の主人。
な‐ごし【夏越し/名越し】
「夏越しの祓(はらえ)」の略。
なご‐し【名護市】
⇒名護
なご・し【和し】
[形ク] 1 なごやかである。穏やかである。「鶏の声など、さまざま—・うきこえたり」〈かげろふ・下〉 2 柔らかで...
なご‐しぜんどうしょくぶつこうえん【名護自然動植物公園】
ネオパークオキナワの正式名称。
なごし‐の‐せっく【夏越しの節供】
陰暦6月晦日(みそか)の行事。海や川で身を清めたり、牛・馬を水辺で遊ばせたりする。
なごし‐の‐つき【夏越しの月】
夏越しの祓(はらえ)の行われる月。陰暦6月。「今日よりは—になりぬとて荒ぶる神にもの馴(な)るな人」〈曽丹集〉
なごし‐の‐はらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅(ち)の輪をくぐったり、人形...
なごし‐の‐みそぎ【夏越しの禊】
「夏越の祓(はらえ)」に同じ。
なご・す【和す】
[動サ四]柔らげる。穏やかにする。また、従わせる。「みちのく常陸のあら夷(えびす)等をよく—・し給ふ」〈読・春雨・...
なご‐の‐うら【奈呉の浦】
⇒奈呉(なご)
なご・む【和む】
[動マ五(四)]気持ちなどがやわらいで落ち着く。なごやかになる。「すさんだ気分が—・む」 [動マ下二]気持ちなどを...
なご‐や【和や】
《「や」は接尾語》柔らかなもの。荒々しくないもの。「蒸衾(むしぶすま)—が下に臥せれども妹とし寝ねば肌し寒しも」〈...
なごや【名古屋】
愛知県西部の市。県庁所在地。指定都市。もと尾張徳川氏の城下町。中部地方の商・工業、交通の中心地で、中京(ちゅうきょ...
なごや【名古屋】
姓氏の一。 [補説]「名古屋」姓の人物名古屋玄医(なごやげんい)名古屋山三(なごやさんざ)
なごや【名護屋】
佐賀県唐津市の地名。壱岐(いき)水道に面し、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に本拠とした名護屋城跡ならびに陣跡がある。