なむおみ‐どうふ【南無阿弥豆腐】
1 《禅僧の多くが豆腐を食い、また、その念仏の声が「なむおみどう」と聞こえるところから》「南無阿弥陀仏(なむあみだ...
なむ‐きみょう【南無帰命】
《梵語の音写「南無」とその漢訳語「帰命」とを重ねた語》仏に対する帰依を表す語。
なむ‐きみょうちょうらい【南無帰命頂礼】
仏に対する帰依礼拝を表す語。仏に礼拝するときに唱える。
ナムギャルツェモ‐ゴンパ
⇒ナムギャルツェモ僧院
ナムギャルツェモ‐そういん【ナムギャルツェモ僧院】
《Namgyal Tsemo Monastery》インド北部、ラダック連邦直轄領の首府レーにあるチベット仏教の僧院...
ナム‐グム‐ダム
ラオス中央部を流れるナムグム川に造られた多目的ダム。ビエンチャンの北約90キロメートル、メコン川と合流する4キロメ...
なむ‐さん【南無三】
[感]《「南無三宝」の略》「南無三宝」に同じ。「—、逃げられたか」
なむ‐さんぼう【南無三宝】
[名]仏・法・僧の三宝に帰依する意。三宝に呼びかけて、仏の助けを求める語。 [感]驚いたとき、失敗したときなどに発...
な‐むし【菜虫】
大根・かぶ・白菜などの葉を食い荒す虫。モンシロチョウの幼虫が最も普通に見られる。《季 秋》「屈託もなく起きいでて—...
な◦むず
[連語]⇒なんず
なん‐だち【汝達】
[代]《古くは「なむたち」》二人称の人代名詞。なんじたち。おまえたち。「—が戦ひて敵を殺すは、大の功なり」〈塵袋〉
な‐むち【汝】
[代]《代名詞「な」+「むち(貴)」から》「なんじ」に同じ。「ああ、—軽の皇子(みこ)」〈孝徳紀〉
みなみ‐ちょうせん【南朝鮮】
大韓民国の支配地域についての、朝鮮民主主義人民共和国政府による呼び名。ナムチョソン。→北韓
ナム‐ディン
ベトナム北部、ナムディン省の都市。同省の省都。首都ハノイの南東約75キロメートル、ソンコイ川のデルタ地帯に位置する...
なむ‐とうらいどうし【南無当来導師】
当来導師すなわち弥勒菩薩(みろくぼさつ)に帰依することを表して祈る語。
なむ‐と◦す
[連語]《連語「なむ」+格助詞「と」+サ変動詞「す」。「なんとす」とも》その事態に立ち至ることが近々に迫っているか...
ナム‐プラー
⇒ナンプラー
ナムポ【南浦】
朝鮮民主主義人民共和国の工業都市。特別市。大同江の北岸にあり、平壌の外港。金属工業が盛ん。旧称、鎮南浦。なんぽ。
なむ‐みょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】
妙法蓮華経すなわち法華経に帰依する意。日蓮宗で、そのよりどころとする法華経の加護を祈るときに唱える語。七字の題目。...
な‐むら【魚群】
海中の魚の群れ。ぎょぐん。なぶら。→鳥山
ナムル
《(朝鮮語)》朝鮮料理で、大豆もやし・きゅうり・なす・ぜんまいなどの和(あ)え物。ごま油・醤油やごま・にんにく・唐...
ナムロック‐キー
《numはnumericまたはnumberの略》コンピューターの特殊キーの一。テンキーを数字入力の状態に保つ役割が...
なめ【白痢】
下痢のひどいときの無色の粘液便。びゃくり。〈和名抄〉
なめ【縵面】
銭の裏の、文字がなくて滑らかな面。〈書言字考節用集〉
なめ【無礼】
[形動][文][ナリ]《形容詞「なめし」の語幹から》無礼であるさま。無作法。「座客の—なるを厭いてか」〈鴎外・うた...
なめ‐いし【大理石】
《なめらかな石の意》大理石(だいりせき)のこと。「—はいよよ真白に」〈白秋・断章〉
なめ‐かた【縵面形】
銭を投げて、その裏表によって物事を占うこと。また、裏か表かを言い当てる賭博。「—をして張る奴は出者なり」〈柳多留・四〉
なめ‐がお【無礼顔】
人をばかにしたような顔つき。「文蔵は—にて、皆様の粋が足りませぬ」〈浮・万金丹・一〉
なめがた【行方】
茨城県南東部、霞ヶ浦と北浦に挟まれた地域にある市。低地を利用した稲作のほか、チンゲンサイの栽培が盛ん。平成17年(...
なめがた‐し【行方市】
⇒行方
なめくじ【蛞蝓】
腹足綱ナメクジ科の軟体動物。陸生の巻き貝であるが、殻をもたず、体長6センチくらい。体は細長く、前端に触角があり、体...
なめくじ‐うお【蛞蝓魚】
頭索綱ナメクジウオ科の原索動物。浅海にすみ、全長約5センチ。魚に似るが、頭も目もはっきりせず、体は淡桃色で透明。あ...
なめくじながや【なめくじ長屋】
都筑道夫による、時代ものの推理小説シリーズ。江戸神田橋本町の貧乏長屋、通称なめくじ長屋の住人たちが、さまざまな事件...
蛞蝓(なめくじ)に塩(しお)
《ナメクジに塩をかけると縮むところから》苦手なものを前に、縮み上がることのたとえ。
なめくじら【蛞蝓】
ナメクジの別名。
なめくじり【蛞蝓】
ナメクジの別名。
なめ‐げ【無礼げ】
[形動ナリ]失礼なさま。無作法そうなさま。「人よりもまさりて侍れば、—なる心はよも使ひ侍らじ」〈狭衣・四〉
なめ‐こ【滑子】
モエギタケ科のキノコ。秋から冬にかけ、ブナなどの枯れ木に生える。茶色で、全体が粘液に覆われる。人工栽培もされ、色は...
なめし【鞣】
皮をなめすこと。また、なめした皮革。
な‐めし【菜飯】
刻んだ青菜を炊き込んだ飯。また、さっと湯に通して塩を加えた青菜をまぜた飯。《季 春》「さみどりの—が出来てかぐはし...
なめ・し【無礼し】
[形ク]無礼である。無作法である。「文ことば—・き人こそいと憎けれ」〈枕・二六二〉 [補説]シク活用の例が近世以降...
なめし‐がわ【鞣革】
1 なめした革。作り皮。レザー。 2 漢字の構成部分で、「韓」「韜」などの「韋」の称。
なめ・す【鞣す】
[動サ五(四)]動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる。...
なめ‐す・う【並め据う】
[動ワ下二]並べて据える。「物ども御前に—・ゑ」〈宇津保・蔵開上〉
なめ‐ずり【舐めずり/嘗めずり】
舌で唇などをなめまわすこと。「舌—」「口—」
なめ‐ず・る【舐めずる/嘗めずる】
[動ラ五(四)]舌でくちびるなどを何度もなめる。「舌を—・り—・り言い出した」〈上司・太政官〉
なめた‐がれい【滑多鰈】
ババガレイの別名。
なめ‐たけ【滑茸】
エノキタケの別名。
なめ‐て【並めて】
[副]「なべて」に同じ。「吹く風の—梢にあたるかなかばかり人の惜しむ桜に」〈山家集・上〉
並(な)めてなら◦ず
「なべてならず」に同じ。「—◦ぬ御事は、ゆめゆめおぼし召し留まり給へ」〈延慶本平家・一本〉