へん‐ぐう【片隅】
かたすみ。すみ。
へん‐ぐう【辺隅】
都から遠く離れた土地。片田舎。「懸隔りたる—はさておき」〈岡部啓五郎・開化評林〉
へん‐けい【返景】
夕日の照り返し。夕照。返照。
へん‐けい【扁形】
平たい形。扁平な形。
へん‐けい【変形】
[名](スル)形や状態が変わること。また、変えること。その変わって生じたものにもいう。「熱で—する」「関節が—する」
へん‐けい【変型】
型が標準のものと変わっていること。「A4判—」
へんけい‐きん【変形菌】
枯れ木・枯れ葉などの表面にアメーバ状の栄養体(変形体)を広げ、アメーバ運動をして栄養分をとり、これから球形・円柱形...
へんけい‐きんるい【変形菌類】
⇒変形菌
へんけい‐けん【変形権】
著作権の一。写真を絵画にする、絵画を彫刻にするなど、著作物の表現形式を変更する権利。
へんけいせい‐かんせつしょう【変形性関節症】
関節の軟骨がすり減って痛みや機能障害を起こす病気。加齢・肥満・外傷などが原因となる。→変形性股関節症 →変形性膝関節症
へんけいせい‐こかんせつしょう【変形性股関節症】
股関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全、外傷などが原因と...
へんけいせい‐しつかんせつしょう【変形性膝関節症】
膝関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。進行すると膝に滑液がたまったり、膝の屈曲や歩行が困難になる...
へんけいせい‐せきついしょう【変形性脊椎症】
加齢に伴って椎間板や椎間関節が変形し、骨棘(こつきょく)ができる病態。
へんけいせい‐ひざかんせつしょう【変形性膝関節症】
「へんけいせいしつかんせつしょう(変形性膝関節症)」に同じ。
へんけい‐たい【変形体】
変形菌の栄養体。粘液アメーバが多数接合して、細胞壁のない原形質の塊となったもの。アメーバ運動を行い、形を変えながら...
へんけい‐どうぶつ【扁形動物】
動物界の一門。体は背腹に扁平で楕円形または細長く、左右相称をなし、体節構造はない。体表は繊毛またはクチクラで覆われ...
へんけい‐ぶんぽう【変形文法】
⇒生成(せいせい)文法
へんけい‐よう【変形葉】
特殊な作用を営むように形態の変化した葉。貯蔵葉・葉針・捕虫葉・胞子葉・巻きひげなど。変態葉。
へん‐けつ【返血】
[名](スル) 1 血液透析や人工心肺などで、体外に取り出した血液を再び体内に戻すこと。 2 自己血輸血で、前もっ...
へん‐けん【偏見】
かたよった見方・考え方。ある集団や個人に対して、客観的な根拠なしにいだかれる非好意的な先入観や判断。「—を持つ」「...
へん‐げ【変化】
[名](スル) 1 神仏などが本来の形を変えて種々の姿を現すこと。また、その現れたもの。権化(ごんげ)。 2 動物...
へんげ‐しん【変化身】
仏語。仏が衆生を救うために、姿を変えて現した身。
へん‐げつ【片月】
かたわれ月。弓張り月。弦月。
へんげ‐もの【変化物】
歌舞伎舞踊の一種で、いくつかの小品舞踊を同一外題で統一し、同じ踊り手が次々に早替わりで踊り分けるもの。変化舞踊。
ヘンゲロ
オランダ東部、オーフェルアイセル州の都市。エンスヘデの北西約10キロメートル、トウェンテ運河沿いに位置する。トウェ...
へん‐げん【片言】
1 わずかな言葉。ちょっともらした言葉。片語。「—もゆるがせにしない」 2 一方の人の言葉。片方の言い分。
へん‐げん【変幻】
たちまち現れたり消えたりすること。出没・変化の素早いこと。「—きわまりない行動」
へんげん‐しゅつぼつ【変幻出没】
[名](スル)自在に姿を変えたり、出没したりすること。「彼の眼の前に始終—した」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
へんげん‐じざい【変幻自在】
[名・形動]思うままに姿を変えて、現れ消えること。また、そのさま。「—な怪盗」
へんげん‐せきご【片言隻語】
ほんのちょっとした言葉。片言隻句。一言半句。「—も漏らさず書き留める」
へんげん‐せっく【片言隻句】
「片言隻語(せきご)」に同じ。「先生のお話は—さえも忘れがたい」
へん‐こ【扁壺】
胴が扁平な壺(つぼ)形の容器。古代から世界各地に見られ、酒壺などにされた。
へん‐こ【偏固】
[名・形動ナリ]心がかたよって、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。「ただ無智無分別にして正直—のものなり」〈奥の細道〉
へん‐こ【偏枯】
[名・形動ナリ] 1 半身不随であること。 2 一方にかたよって融通がきかないこと。また、そのさま。「若し理学を以...
へん‐こう【変更】
[名](スル)決められた物事などを変えること。「計画を—する」
へん‐こう【偏光】
光波の振動方向の分布が一様でなく、つねに一定の平面に限られている光。振動方向が一直線上に限られる直線偏光、円や楕円...
へん‐こう【偏向】
[名](スル) 1 考え方がかたよっていること。また、その傾向。「—した教育」「保守主義的—」 2 電子線に電界や...
へん‐こう【偏好】
好みがかたよっていること。また、その好み。
へんこう‐かく【偏光角】
自然光が屈折率を異にする物質の境界面に入射した時に、その反射光が偏光成分のみになる入射角。1815年、英国の科学者...
へんこう‐き【偏光器】
偏光子と検光子を組み合わせた装置の総称。偏光板や偏光プリズムを組み合わせ、偏光の観察や測定に利用される。偏光顕微鏡...
へんこう‐きょくせん【変光曲線】
⇒光度曲線
へんこう‐グラス【偏光グラス】
ある特定の偏光のみを透過する眼鏡。反射光を抑えるため、水面下の様子を見やすくしたり、濡れた路面や雪原からの乱反射を...
へんこう‐けい【偏光計】
偏光を利用して、旋光性をもつ物質の旋光度を測定する装置。検糖計はこの一種。旋光計。偏光器。ポラリメーター。
へんこう‐けんびきょう【偏光顕微鏡】
偏光を利用して、試料の光学的性質を調べる顕微鏡。上下2枚の偏光板の間に回転載物台があり、下から光を当てて観察する。...
へんこう‐し【偏光子】
自然光を偏光に変える素子。偏光プリズム・偏光板など。
へんこう‐せい【変光星】
明るさが変わる恒星。連星が互いに他を隠すために変光する食変光星と、恒星自体の膨張収縮による脈動変光星とがある。変光...
へんこう‐ニコル【偏光ニコル】
⇒ニコルのプリズム
へんこう‐ばん【偏光板】
光を偏光させたり、偏光を検出したりするのに用いる薄板。
へんこう‐フィルター【偏光フィルター】
光を偏光させたり、偏光を検出したりするフィルター。
へんこう‐フィルム【偏光フィルム】
一定方向に振動する光だけを透過させるフィルム。液晶ディスプレーなどに使用される。