へんたい‐かんぶん【変体漢文】
日本語を漢文に倣って主に漢字だけでつづった文。正規の漢文にはない用字・語彙・語法を含む。平安時代以降、公私の記録や...
へんたい‐がな【変体仮名】
平仮名の一。現在普通に用いられている平仮名とは異なる字体の仮名。特に、明治33年(1900)、小学校令施行規則で採...
へんたい‐せいよく【変態性欲】
⇒変態3
へんたいそくしん‐ホルモン【変態促進ホルモン】
⇒変態ホルモン
へんたい‐てん【変態点】
物質が変態する一点の温度と圧力。転移点。
へんたい‐ひこう【編隊飛行】
複数の飛行機などが隊形を組んで飛行すること。フォーメーションフライト。
へんたい‐ホルモン【変態ホルモン】
動物の変態を促すホルモン。カエルでは甲状腺ホルモン、昆虫では前胸腺ホルモンなど。変態促進ホルモン。
へんたい‐よう【変態葉】
「変形葉(へんけいよう)」に同じ。
へん‐たく【貶謫】
官位を下げて遠方の地に移すこと。配流(はいる)。貶遷(へんせん)。
へん‐たん【偏袒】
《「へんだん」とも》片肌を脱ぐこと。「天竺(てんぢく)は—して合掌するを礼として」〈翁の文〉
へんたん‐うけん【偏袒右肩】
1 仏語。僧が相手に恭敬の意を表す袈裟(けさ)の着方で、右肩を肩脱ぎにし、左肩のみを覆うこと。古代インドの王に対す...
ヘンダーソン
米国ネバダ州南部の都市。ラスベガスの南東に隣接し、同一都市圏を構成。20世紀半ばにマグネシウムの採掘で栄えた。現在...
ヘンダーソン‐とう【ヘンダーソン島】
《Henderson Island》南太平洋のポリネシア東端、ピトケアン諸島の無人島。イギリス領。ピトケアン島の北...
へん‐ち【辺地】
都会から離れた土地。僻地(へきち)。
へん‐ち【変徴】
中国・日本音楽の階名の一。五声の徴より半音低い音。
べん‐ち【胼胝】
《「へんち」とも》「たこ(胼胝)」に同じ。
へん‐ちき【変ちき】
[名・形動]「へんてこ」に同じ。「御前も余程(よっぽど)—な女だ」〈蘆花・不如帰〉
へんちきょうちょう‐しせつ【辺地共聴施設】
山間部や離島といった地理的要因により、テレビ放送などの電波を受信できない地域に設けられた共同アンテナや受信設備のこ...
へんちきょうどうじゅしん‐しせつ【辺地共同受信施設】
⇒辺地共聴施設
へんちき‐りん【変ちきりん】
[名・形動]「へんてこりん」に同じ。「愈(いよいよ)—な事を言うと」〈漱石・吾輩は猫である〉
へんちく‐りん【変ちくりん】
[名・形動]「へんてこ」に同じ。「—な髪形をしている」
へん‐ちつ【貶黜】
[名](スル)「へんちゅつ(貶黜)」の慣用読み。「此年前(さき)に—せられた抽斎の次男矢嶋優善は」〈鴎外・渋江抽斎〉
へん‐ちつ【篇帙】
1 書物をおおう帙。 2 書物。書籍。「—をひもとく」
へん‐ちゅつ【貶黜】
[名](スル)官位を下げて、しりぞけること。貶斥(へんせき)。へんちつ。
へん‐ちょ【編著】
書物を編集し、その一部を著作すること。また、その書物。
へん‐ちょう【変調】
[名](スル) 1 調子が変わること。調子を変えること。また、その調子。 2 調子が狂うこと。また、その調子。「か...
へん‐ちょう【偏重】
[名](スル)物事の一面だけを重んじること。「学力を—する教育」
へんちょうふくちょう‐そうち【変調復調装置】
⇒モデム
へん‐つう【変通】
[名](スル)その場その時に応じて、自由自在に変化・適応してゆくこと。
へん‐つぎ【偏継ぎ】
文字遊戯の一。漢字の旁(つくり)を示して、これに種々の偏を付けた文字を次々と考えさせ、行き詰まると負けになるもの。...
へん‐つ・ぐ【偏継ぐ】
[動ガ四]偏継ぎをする。「宮の女房—・がせ給ひし」〈公任集・詞書〉
へん‐てこ【変梃】
[名・形動]奇妙なさま。変なさま。また、そのようなもの。へんちき。へんちくりん。へんてこりん。「—な建物」「—な理...
へんてこ‐りん【変梃りん】
[名・形動]《「りん」は口拍子で添えた語》「へんてこ」に同じ。「—な格好」
へん‐てつ【変哲】
[名・形動]普通と変わっていること。違っていること。また、そのさま。「悪く横柄な癖に時々—に丁寧なり」〈鏡花・日本橋〉
へん‐てつ【褊綴/褊裰】
⇒へんとつ(褊綴)
変哲(へんてつ)もな・い
特に取り立てて言うほどのこともない。平凡である。「何の—・い小さな店」
へん‐てん【変転】
[名](スル)状態・情勢が移り、変化してゆくこと。「めまぐるしく—する世相」
ヘンデル
[1685〜1759]ドイツの作曲家。イギリスで後半生を送った。後期バロック音楽の大家で、はじめオペラ、のちオラト...
ヘンデルのしゅだいによるへんそうきょくとフーガ【ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ】
《原題、(ドイツ)Variationen und Fuge über ein Thema von Händel》ブ...
へん‐でん【返電】
返事の電報・電信。
へんでん‐しょ【変電所】
発電所から送られてきた電力を変圧器によって必要な電圧に昇降し、消費地に送り出す施設。
ヘント
ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名ガン。中世に毛織物工業で繁栄した商工業都市であり、鉄鋼・繊維工業...
へん‐とう【返答】
[名](スル)問いに対して答えること。また、その答え。返事。「—に窮する」「手紙で—する」 →返事[用法]
へん‐とう【扁桃】
1 アーモンドの別名。 2 咽頭(いんとう)の粘膜にあるリンパ節の集合体。アーモンドの種子に似た形をしている。口を...
へんとう‐えん【扁桃炎】
扁桃、特に口蓋扁桃の炎症。溶連菌・肺炎菌・インフルエンザ菌の感染によるものが多く、赤くはれてのどが痛み、発熱する。...
へんとう‐せん【扁桃腺】
扁桃、特に口蓋扁桃のこと。→扁桃
へんとうせん‐ひだい【扁桃腺肥大】
⇒扁桃肥大
へん‐とうつう【偏頭痛/片頭痛】
⇒へんずつう
へんとう‐ひだい【扁桃肥大】
扁桃が異常に大きくなった状態。はれてのどが狭くなり、ひどくなると呼吸困難や嚥下(えんげ)・発声障害などを起こす場合...
へんとう‐ふう【偏東風】
極地方の地上付近と低緯度地帯にみられる、東から西に吹く風。南北両半球にあり、前者は極偏東風、後者は貿易風または赤道...