よ‐なぎ【夜凪】
夜間、海の波が静かになること。
よな・ぐ【淘ぐ】
[動ガ下二]「よなげる」の文語形。
よなぐに‐くうこう【与那国空港】
沖縄県八重山郡与那国町にある、日本最西端の空港。地方管理空港の一。昭和50年(1975)開港。与那国島北部の海岸沿...
よなぐに‐さん【与那国蚕】
ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約20センチ、翅の面積では世界最大。翅は赤褐色で、前翅の先が鎌状に曲がり、蛇の横...
よなぐに‐じま【与那国島】
沖縄県西部、八重山諸島西端の島。日本最西端の東経122度55分57秒に位置する。面積約30平方キロメートル。
よなげ‐や【淘げ屋】
川底の泥をしゃくってふるい、金属などを回収することを業とする者。
よな・げる【淘げる】
[動ガ下一][文]よな・ぐ[ガ下二] 1 米を水に入れてゆすってとぐ。「ざるで米を—・げる」 2 水に入れてかきま...
よなご【米子】
鳥取県西部の市。慶長6年(1601)に中村氏が築城。古くから商業が発達。白ネギなど野菜の栽培が盛ん。皆生(かいけ)...
よなごきたろう‐くうこう【米子鬼太郎空港】
米子空港(美保飛行場)の愛称。 [補説]鬼太郎は、当地出身の漫画家水木しげるの作品の主人公の名。
よなご‐くうこう【米子空港】
美保飛行場の通称。
よなご‐し【米子市】
⇒米子
よなご‐へいや【米子平野】
鳥取県西部、日野川下流域にある平野。大山(だいせん)西麓の扇状地や西伯(さいはく)郡伯耆(ほうき)町付近を扇頂とす...
よなぬき‐おんかい【ヨナ抜き音階】
五音音階の一。明治時代には、階名をヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ム・ナと称したが、そのうちのヨとナ、つまり第4音(ファ)と第...
よなは‐わん【与那覇湾】
沖縄県、宮古島の南西にある湾。湾内は干潟になっており、シギ・チドリなどの渡り鳥が多く飛来する。面積約0.7平方キロ...
よ‐なべ【夜業/夜鍋】
[名](スル)《夜、鍋で物を煮て食べながらする意からという》夜、仕事をすること。また、その仕事。夜業(やぎょう)。...
よ‐なみ【世並み】
1 世の中の習わしどおりであること。世間なみ。「長崎屋—にて百両取ってしめ」〈浮・二十不孝・一〉 2 物事の成り行...
よなみね‐かなめ【与那嶺要】
[1925〜2011]プロ野球選手・監督。米国ハワイ州の生まれ。日系2世。本名、ウォーリー=カナメ=ヨナミネ。アメ...
よな‐むし【米虫】
コクゾウムシの古名。〈和名抄〉
よな‐よな【夜な夜な】
《「な」は接尾語》 1 (多く副詞的に用いる)夜が来るごとに起こること。毎晩。夜ごと。「—悪夢にうなされる」 2 ...
よならべ‐て【夜並べて】
[副]毎夜。夜ごとに。「—君を来ませとちはやぶる神の社(やしろ)を祈(の)まぬ日はなし」〈万・二六六〇〉
よ‐な・れる【世慣れる/世馴れる】
[動ラ下一][文]よな・る[ラ下二] 1 世間の事情に通じている。世故にたける。「—・れた物腰」 2 異性との交際...
よ‐なん【余難】
そのほかの災難。後に残る難儀。
ヨニ
女陰。また、子宮。ヨーニ。
よ‐に【世に】
[副] 1 程度のはなはだしいさま。たいそう。非常に。「僧は最(い)と懇ろに道を教うれば、横笛—嬉しく思い」〈樗牛...
世(よ)に合(あ)・う
時勢にうまく乗って栄える。世に用いられる。時めく。「—・わない不遇な一生」
世(よ)に在(あ)・り
1 この世に生きている。生存している。また、この世に生き長らえる。「—・るまじき心地のしければ」〈竹取〉 2 世間...
世(よ)に入(い)れ◦られる
世の人々から受け入れられる。世間から認められる。「新学説が—◦られる」
世(よ)に聞(き)こ・える
世間の評判になる。「—・えた作家」
よ‐にげ【夜逃げ】
[名](スル)夜の間にこっそり逃げて姿をくらますこと。「借金がかさんで—する」
よにげ‐や【夜逃げ屋】
俗に、夜逃げを斡旋する業者のこと。借金・暴力団・ストーカー・DVから避難するなどの理由で利用される。
世(よ)に従(したが)・う
世間の大勢・風潮・習わしに従う。「—・はん人は、先づ機嫌を知るべし」〈徒然・一五五〉
世(よ)に知(し)ら◦ず
ちょっと例がない。たとえようがない。普通ではない。「(経文ヲ)ゆるるかによみ給へる、また—◦ず聞こゆ」〈源・須磨〉
世(よ)に知(し)ら◦れる
世間の多くの人に知られる。有名になる。「その音域の広さで—◦れた声楽家」
世(よ)に立(た)・つ
世に出て一人前となる。また、世に出て相当の地位に立つ。「建築家として—・つ」
世(よ)に連(つ)・れる
世の中の流れや動きとともに変わる。
世(よ)に◦出(で)る
1 世の中に出現する。初めておおやけになる。「処女作が—◦出る」 2 世の中に知られる。出世する。「新星のように—...
世(よ)に問(と)・う
世間に発表してその評価を求める。「作品を—・う」
世(よ)に無(な)・し
1 この世に存在しない。死んでこの世にない。「故按察大納言は、—・くて久しくなり侍りぬれば」〈源・若紫〉 2 世の...
世(よ)に似(に)◦ず
世間に比べるものがない。世に類がない。「かぐや姫、かたちの—◦ずめでたきことを」〈竹取〉
世(よ)に◦経(ふ)
1 この世に生き長らえる。「花の色はうつりにけりないたづらに我が身—◦経るながめせしまに」〈古今・春下〉 2 出家...
世(よ)に旧(ふ)・る
1 世の中に長くあって古びる。世間で珍しくなくなる。「御前に雪の山つくられたりし、—・りたる事なれど」〈源・朝顔〉...
よに‐も【世にも】
[副]《副詞「よに」+係助詞「も」から》 1 非常に。ことのほか。「—不思議な事件」「—妙(たえ)なる調べ」 2 ...
よに‐よに【世に世に】
[副]《副詞「世に」を重ねて意味を強めた語》きわめて。はなはだしく。非常に。「—ねむごろにもてなして」〈宇治拾遺・九〉
よ‐にん【余人】
⇒よじん(余人)
よにんのしと【四人の使徒】
《原題、(ドイツ)Die vier Apostel》デューラーの絵画。板に油彩。左右一対の作品。各縦約213センチ...
よにんのせいじんのじゅんきょう【四人の聖人の殉教】
《原題、(イタリア)Martirio di quattro santi》コレッジョの絵画。カンバスに油彩。縦160...
よにんのまじょ【四人の魔女】
《原題、(ドイツ)Die Vier Hexen》デューラーの版画。縦22センチ、横16センチ。4人の魔女の裸体を描...
よにん‐ばり【四人張り】
四人がかりで張るほどの強い弓。「九尺ばかりありける—を杖につき」〈義経記・五〉
よ‐ぬけ【夜脱け】
夜にまぎれてこっそり脱け出すこと。夜逃げ。「ひとりは—古しとて昼ぬけにして」〈浮・胸算用・三〉
よね【米】
1 こめ。 2 《米の字を分解すると八十八になるところから》88歳。米寿(べいじゅ)。