りょく‐は【緑波】
緑色に見える波。青波。「—、岸を打て」〈織田訳・花柳春話〉
りょく‐はつ【緑髪】
黒くつやのある髪。みどりのくろかみ。みどりのかみ。
りょく‐ばん【緑礬】
硫酸鉄(Ⅱ)の七水和物の俗称。
りょく‐ひ【緑肥】
緑色の生きている植物を田畑の土中にすき込んで肥料とすること。また、その植物。空中窒素固定を行うマメ科のレンゲソウ・...
りょくひ‐さくもつ【緑肥作物】
緑肥として用いるために栽培する作物。
りょくひ‐りつ【緑被率】
ある地域の敷地面積に占める緑地の割合。樹林、農地、草地、園地など、植物の緑に覆われている部分を緑地とする。→緑視率
りょく‐ふう【緑風】
青葉を吹く、初夏の風。薫風(くんぷう)。
りょくふう‐かい【緑風会】
昭和22年(1947)参議院保守系無所属議員により結成された院内交渉団体。参議院の使命を重んじ、政党の力によらない...
りょく‐べん【緑便】
乳児が消化不良などのときにする緑色の大便。胆汁色素のビリルビンが酸化したビリベルジンという色素による。緑色便。
りょく‐ほう【緑袍】
六位・七位の官人が着用する朝服の上着。緑色の袍で、緑衫(ろうそう)・緑の衣とも。
りょく‐マンガンこう【緑マンガン鉱】
最高品位のマンガン鉱石鉱物。等軸晶系。黄緑・濃緑色であるが、空気中で容易に黒変する。
りょく‐もん【緑門】
祝賀の際などに建てる、常緑樹の葉で包んだ弓形の門。グリーンアーチ。
りょく‐や【緑野】
草木の青々と茂った野原。みどりの野原。
りょく‐ゆ【緑油】
⇒アントラセン油
りょく‐ゆう【緑釉】
陶磁器の釉(うわぐすり)の一。鉛釉(えんゆう)の一種で発色剤の銅の酸化により、鮮やかな緑色を呈する。西洋・東洋で紀...
りょく‐よう【緑葉】
緑の木の葉。青葉。
りょく‐ら【緑蘿】
青々とした、つたかずら。みどりの、つた。
りょく‐りん【緑林】
1 青々とした林。 2 《前漢の末期、王莽(おうもう)の即位後、王匡(おうきょう)・王鳳(おうほう)らが窮民を集め...
りょくれん‐せき【緑簾石】
カルシウム・アルミニウム・鉄などを含む複雑な含水珪酸塩鉱物。黄緑色のガラス光沢のある柱状結晶。単斜晶系。低温ででき...
りょ‐ぐ【旅具】
鞄などの旅行の道具、または旅先での生活に使う道具。 [補説]衣類や化粧品などの携帯品・仕事道具・転居の場合の生活用...
りょ‐ぐう【旅寓】
[名](スル)旅先で宿泊すること。また、その宿泊所。「原告人の—せる客舎前を」〈中村訳・西国立志編〉
りょぐ‐つうかん【旅具通関】
税関において、旅具に対して認められた簡便な通関。
りょ‐けん【旅券】
外国に旅行したり滞在したりするときに、その本国が本人の国籍や身分を証明し、相手国に便宜や保護を依頼する文書。国内で...
りょ‐こう【呂后】
[?〜前180]中国、前漢の高祖劉邦(りゅうほう)の后。姓は呂、名は雉(ち)。字(あざな)は娥姁(がく)。高祖の子...
りょ‐こう【旅行】
[名](スル)家を離れて他の土地へ行くこと。旅をすること。たび。「マイカーで—する」「観光—」「海外—」
りょ‐こう【閭巷】
村里。また、民間。「凡て—猥瑣の事には能く通暁していて」〈二葉亭・浮雲〉
りょこう‐か【旅行家】
よく旅行をする人。旅行好きな人。
りょこう‐かばん【旅行鞄】
旅行に持って行くかばん。スーツケースやポートマントーの類。
りょこう‐がいしゃ【旅行会社】
⇒旅行代理店
りょこう‐き【旅行記】
旅行中の見聞や感想を書き記した文章。また、その書物。紀行。
りょこうぎょうしゃ‐ばいしょうせきにんほけん【旅行業者賠償責任保険】
旅行業者が業務の遂行上、職務上相当な注意を行使しなかったために旅行者に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負うことに...
りょこうぎょう‐ほう【旅行業法】
旅行業者と契約する旅行者を保護する法律。旅行業者は観光庁に登録し、各営業所に国家資格の旅行業務取扱管理者を置く義務...
りょこうぎょうむとりあつかいかんり‐しゃ【旅行業務取扱管理者】
旅行業者・旅行業者代理業者の営業所における旅行取引の責任者。旅行計画を作成し、旅行者に対して条件・料金などを提示す...
りょこう‐けんさくエンジン【旅行検索エンジン】
⇒旅行比較サイト
りょこう‐こぎって【旅行小切手】
⇒トラベラーズチェック
りょこう‐しゃ【旅行者】
旅行をする人。旅行中の人。
りょこうしゃ‐けっせんしょう【旅行者血栓症】
⇒エコノミークラス症候群
りょこうしゃ‐げりしょう【旅行者下痢症】
旅行者が滞在先などで発症する下痢。疲労・ストレス・慣れない食事などで起こるほか、病原性大腸菌やサルモネラ菌などによ...
りょこう‐しゅうし【旅行収支】
日本を訪れた外国人が国内で支払った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引いた収支をいう。
りょこうじかん‐そくていシステム【旅行時間測定システム】
自動車のナンバープレートを自動的に読み取り、道路状況を監視するシステム。自動車道に設置され、交通量の計測や、目的地...
りょこうじこたいさくひよう‐ほけん【旅行事故対策費用保険】
旅行業者が企画した海外旅行または国内旅行の行程中に旅行者が事故に遭遇し、旅行業者が見舞費用・救援者費用・社員派遣費...
りょこう‐だいりてん【旅行代理店】
旅行する人に代わって、交通機関や宿泊施設などの手配・予約を行い、手数料を受け取る業者。旅行会社。
りょこうとくべつほしょう‐ほけん【旅行特別補償保険】
主催旅行または企画手配旅行を実施する旅行業者を被保険者とし、その旅行に参加中の旅行者が傷害を被ったことにより、旅行...
りょこう‐ばと【旅行鳩】
ハト科の鳥。尾が長く、全長43センチくらい。上面は紫色、下面は赤褐色。いつも大群で移動し、北アメリカに広く分布して...
りょこう‐ひかくサイト【旅行比較サイト】
複数の旅行予約サイト(OTA)の旅行・宿泊プランを横断検索できるウェブサイト。日時・人数・地域などを指定すると、各...
りょししゅんじゅう【呂氏春秋】
中国、秦の宰相呂不韋(りょふい)が門下に集まった食客の著作を編集した書。26巻。道家・儒家思想を主とし、先秦の諸家...
りょし‐の‐らん【呂氏の乱】
前180年、漢の高祖劉邦(りゅうほう)の皇后呂后(りょこう)の死後、政治を独占していた呂氏一族を、劉氏一族と陳平・...
りょ‐しゃ【旅舎】
旅館。宿屋。「いま軽井沢の—に避難しておりますが」〈堀辰雄・七つの手紙〉
りょ‐しゅう【旅愁】
旅先で感じるわびしい思い。たびのうれい。客愁(かくしゅう)。
りょしゅう【旅愁】
横光利一の小説。昭和12〜21年(1937〜46)発表。未完。パリを主要舞台として矢代と千鶴子との恋愛を軸に、東洋...