りん‐せん【林泉】
1 林や泉水を配して造った庭園。 2 世を逃れて隠れ住む地。
りんせん【臨川】
中国、江西省中部の県。撫河(ぶが)中流域に位置する。宋の王安石の生地。
りん‐せん【臨戦】
戦いに臨むこと。戦闘に対応すること。「—態勢がととのう」
リン‐セン【林森】
⇒りんしん(林森)
りんせん‐しゅう【臨川集】
中国、北宋の文人王安石の詩文集。全100巻。1140年刊。臨川先生文集。
りんせんしゅう【林泉集】
中村憲吉の第2歌集。大正5年(1916)刊。
りんせん‐じ【臨川寺】
京都市右京区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は、霊亀山。建武2年(1335)後醍醐天皇が皇子世良親王の追善のため、亀...
りんせんじ‐ばん【臨川寺版】
五山版の一。室町時代、臨川寺で夢窓疎石・春屋妙葩(しゅんおくみょうは)らが出版した書物。主として宋版・元版の覆刻。
りんぜつ【輪舌/倫説/林雪/林説】
俗箏(ぞくそう)・筑紫箏(つくしごと)などで、特に細かい手法を用いる純器楽曲の曲名。のちの「乱(みだれ)(乱輪舌)...
りん‐ぜつ【輪説/臨説】
1 雅楽の箏(そう)の演奏法の一。残楽(のこりがく)に用いられる特殊な奏法。閑掻(しずがき)と早掻(はやがき)を併...
りん‐ぜん【凜然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気のきびしいさま。「霜の朝の寒さは如何にも—と身にしみて」〈蘆花・思出の記〉...
りん‐そう【林相】
木の種類や生え方などによる、森林の様相。「門のように迫った両側の丘の—も」〈大岡・野火〉
りん‐そう【林葬】
四葬の一。死骸を林野に捨て鳥獣に施す葬法。野葬。
りん‐そう【林藪】
1 草木の茂ったところ。 2 草深い田舎。 3 物事の多く集まるところ。
りん‐そう【輪相】
塔の頂上にある九輪の尖塔。相輪。
りんそう‐るい【輪藻類】
⇒車軸藻(しゃじくも)植物
りん‐そくじょ【林則徐】
[1785〜1850]中国、清末の政治家。福建省侯官の人。字(あざな)は少穆(しょうぼく)。諡(おくりな)は文忠。...
りん‐そん【隣村】
となりの村。となりむら。
リンソン‐じ【リンソン寺】
《Chua Linh Son》ベトナム南部の都市ダラットの市街中心部にある仏教寺院。フランス統治時代の1938年に...
りん‐ぞう【輪蔵】
「転輪蔵」の略。
りんぞう【輪蔵】
謡曲。四番目物。観世・喜多流。観世弥次郎長俊作。旅僧が北野天神で輪蔵を拝むと、経巻の守護神火天と輪蔵を考案した傅大...
りん‐ぞく【鱗族】
うろこのある動物。魚類。
りん‐タク【輪タク】
《タクは「タクシー」の略》自転車の後部または側面に客席を取り付けた営業用の三輪車。日本では、第二次大戦後数年間流行した。
りん‐たんぱくしつ【燐蛋白質】
リン酸基と結合した複合たんぱく質の総称。細胞内に広く存在し、牛乳に含まれるカゼイン、鶏の卵黄に含まれるビテリンなど...
りん‐だい【輪台】
園芸で、大輪の花を咲かせるために、針金を曲げて作った菊花の台。
りんだい【輪台】
雅楽の曲名。唐楽、盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は四人の平舞で、常に青海波(せいがいは)の序として舞う。もとは...
リンダウ
ドイツ南部、バイエルン州、ボーデン湖に臨む都市。中世には水運、交通の要衝として栄えた。旧市街は湖に浮かぶ島にあり、...
リンダウ‐ノーベルしょうじゅしょうしゃかいぎ【リンダウ・ノーベル賞受賞者会議】
ドイツのリンダウで毎年開催される、若手研究者のための交流会議。物理学、化学、医学・生理学、経済学分野のノーベル賞受...
りん‐だめ【厘揉/釐揉】
厘や毛などのきわめて少量をはかるはかり。釐等具(れいてんぐ)の小さいもの。厘秤(りんばかり)。
リンダーホフ‐じょう【リンダーホフ城】
《Schloß Linderhof》ドイツ南部、バイエルン州の村、オーバーアマーガウの近郊にある城館。バイエルン王...
りん‐ち【林地】
林業の対象とする土地。
りん‐ち【隣地】
隣接している土地。となりの土地。
りん‐ち【臨地】
現地に出かけること。「—調査」
りん‐ち【臨池】
《王羲之「与人書」にある、後漢の張芝(ちょうし)が池のそばで習字のけいこを続けたという故事から》習字。手習い。
リンチ
[名](スル)《米国バージニア州の治安判事の名から》法的手続きを経ないで暴力的制裁を加えること。私刑。「仲間に—される」
リンチョーピング
⇒リンショーピング
りんち‐ざんざい【林地残材】
樹木を伐採した後、未利用のまま林地に残されている根株や枝条などをいう。
リンチ‐じょう【リンチ城】
《Lynch's Castle》アイルランド西部、ゴールウエー州の港湾都市ゴールウエーの中心部にあるアイルランドゴ...
リンチバーグ
米国バージニア州中央部の都市。ジェームズ川沿いに位置し、河港をもつ。かつてタバコ製造と製鉄業で発展。19世紀初めか...
リンチピン
1 馬車や農機などの車輪が動かないよう、所定の穴に指して固定するピン。 2 (比喩的に)物事の要(かなめ)。
リンチャ‐とう【リンチャ島】
《Pulau Rindja》インドネシア南部、小スンダ列島中部の島。スンバワ島とフローレス島の間に位置し、フローレ...
りん‐ちゅう【林中】
林のなか。林間。
りん‐ちゅう【鱗虫】
うろこのある動物。蛇など。
林中(りんちゅう)に薪(たきぎ)を売(う)らず湖上(こじょう)に魚(うお)を鬻(ひさ)がず
《「淮南子(えなんじ)」斉俗訓から》林の中で薪を売り、湖の上で魚を売っても買い求める人はいない。物が豊富にある所で...
りんちゅう‐るい【輪虫類】
ワムシのこと。
りん‐ちょう【臨調】
「臨時行政調査会」の略称。
りん‐ちょく【輪直】
輪番制で行う当直。
リンツ
オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市。同州の州都。ドナウ川沿岸にあり、交通の要衝。鉄鋼・化学肥料・機械...
リンツ
モーツァルトの交響曲第36番ハ長調の通称。1783年作曲。全4楽章。リンツ滞在中の数日間で作曲され、トゥーン=ホー...
リンツ‐じょう【リンツ城】
《Linzer Schloss》オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市リンツにある城。旧市街のドナウ川沿...