あや‐に【奇に】
[副]《感動詞「あや」に、下の動詞を状態的に修飾する格助詞「に」が付いて副詞化した語》言葉に表せないほど。なんとも...
あや‐にく【生憎】
《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》 [副]意に反して不都合なことが起こるさま。あいにく。「—眼が冴えて...
あやにく‐が・る【生憎がる】
[動ラ四]思いどおりにならずに、いやがる。いかにも迷惑そうな態度をとる。「舞をせさせ奉らむとて、習はせ給はむほども...
あやにく‐ごころ【生憎心】
意地の悪い心。憎らしく思われる心。強情な心。「けしからぬ御—なりかし」〈源・行幸〉
あやにく‐だ・つ【生憎だつ】
[動タ四]身勝手なことをして人を困らせる。だだをこねる。「—・ちてものとり散らしそこなふを」〈枕・一五二〉
あや‐にしき【綾錦】
1 綾と錦。 2 美しい衣服や紅葉などをたとえていう語。「—をまとった秋の山々」 3 コノハノリ科の紅藻。本州中部...