あずま‐ばし【吾妻橋】
隅田川に架かる橋の一。東京都台東区浅草と墨田区向島とを結ぶ。安永3年(1774)に初めて架けられ、大川橋ともよばれた。
あずま‐ひゃっかん【東百官】
戦国時代以後、関東の武士が京都朝廷の官名をまねて用いた通称。多門(たもん)・左内(さない)・伊織(いおり)・左膳(...
あずま‐びと【東人】
東国の人。田舎者の意を含んでもいう。あずまうど。あずまど。「破(わ)り子や何やと、こなたにも入れたるを、—どもにも...
あずまふじ‐きんいち【東富士欽壱】
[1921〜1973]力士。第40代横綱。東京都出身。本名、井上謹一。「怒濤(どとう)の寄り」といわれた速攻相撲を...
あずま‐むすび【東結び/吾妻結び】
ひもの結び方の一。輪を左右に出して、中を三巻きにしたもの。几帳(きちょう)・守り袋・すだれなどのひもを結ぶときに用いる。
あずまもんどう【吾妻問答】
室町中期の連歌論書。宗祇(そうぎ)著。1巻。応仁元年(1467)か文明2年(1470)の成立。連歌の歴史と、作句の...
あずま‐や【東屋/四阿/阿舎】
1 庭園などに設けた四方の柱と屋根だけの休息所。亭(ちん)。→ガゼボ 2 寄せ棟造りの建物のこと。→真屋(まや)...
あずまや‐さん【四阿山】
群馬県吾妻(あがつま)郡と長野県須坂市・上田市との境にある円錐状火山。標高2354メートル。西麓に菅平(すがだいら...
あずま‐やま【吾妻山】
福島・山形県境の火山群の総称。最高峰の西吾妻山(2035メートル)、中吾妻山・東吾妻山・吾妻小富士・一切経山などか...
あずまりゅう‐にげんきん【東流二弦琴】
八雲琴(やくもごと)を実用的に改良した二弦琴。明治の初め、初世藤舎蘆船(とうしゃろせん)が考案。主として家庭内で俗...
あずま‐わらわ【東豎子/東孺】
行幸のとき、馬に乗って供をした内侍司(ないしのつかさ)の女官。唐衣(からぎぬ)・裳(も)に指貫(さしぬき)を着用し...
あずみ‐の【安曇野】
長野県安曇野(あづみの)市を中心に、松本盆地の梓川(あずさがわ)以北、大町市付近までの地域名。湧水を利用したワサビ...
あずみ‐の‐ひらふ【阿曇比羅夫】
飛鳥時代の武将。滅亡直前の百済(くだら)の救援に赴き活躍したが、白村江(はくすきのえ)で唐の水軍に敗れた。生没年未詳。
アズムール
モロッコ西部の都市。カサブランカの南西約75キロメートル、ウムエルビア川下流に位置する。16世紀、ポルトガル支配の...
アズライト
⇒藍銅鉱
アズラック
ヨルダン東部の町。首都アンマンの東約100キロメートルに位置する。T=E=ローレンスらがアラブ反乱の際に拠点を置い...
アズラック‐しつげんほごく【アズラック湿原保護区】
《Azraq Wetland Reserve》ヨルダン東部の町アズラックの東側に広がる湿原。かつて中東随一のオアシ...
アズラック‐じょう【アズラック城】
《Qasr Azraq》ヨルダン東部の町アズラックにある城塞跡。古代ローマ時代の要塞に起源し、近隣のオアシス(現在...
アズルー
モロッコ中北部の町。フェズとマラケシュを結ぶ道とサハラ砂漠に南下する道が通る、交通の要地。ベルベル語で「岩」を意味...
アズーリ
《azzurro(青色)の複数形》スポーツの国際試合での、イタリア代表チームの愛称。ユニホームの色が青いことから。...
アズーロ
青色。空色。アッズッロ。→アズーリ
あせ【汗】
1 皮膚の汗腺(かんせん)から分泌される液。水と、微量の食塩・尿素などからなり、皮膚の乾燥を防ぎ、また、体温の調節...
あ‐せ【吾兄】
[代]二人称の人代名詞。女子が男子を親しんで呼ぶ語。上代では多く間投助詞「を」を伴って、歌の囃子詞(はやしことば)...
アセアナポール
《Asean Chiefs of Police》東南アジア諸国連合(ASEAN(アセアン))加盟国間の警察機関の交...
アセアン
《Association of Southeast Asian Nations》東南アジア諸国連合。1967年、タ...
アセアン‐けいさつちょうかんかいごう【アセアン警察長官会合/ASEAN警察長官会合】
⇒アセアナポール
アセアン‐じんけんせんげん【アセアン人権宣言/ASEAN人権宣言】
2012年にASEAN首脳会議で採択された人権宣言。 [補説]あらゆる市民の平等と尊厳、法による平等な保護、女性・...
アセアン‐ちいきフォーラム【アセアン地域フォーラム/ASEAN地域フォーラム】
⇒エー‐アール‐エフ(ARF)
あ‐せい【亜聖】
《「亜」は次ぐ意》 1 聖人に次ぐりっぱな人。大賢人。 2 《聖人とされる孔子に次ぐ人として》孟子(もうし)または...
あ‐せい【阿世】
世間の人におもねること。世俗にこびへつらうこと。→曲学阿世「売文—以て当世の寵児たるを争う鄙心(ひしん)を」〈魯庵...
あ‐せいちゅう【亜成虫】
カゲロウ目に属する昆虫にみられる、幼虫から成虫になる前の中間的な段階。不完全変態のため蛹(さなぎ)にはならず、形態...
あせ‐かき【汗掻き】
普通の人よりも汗の多く出る体質。また、その人。あせっかき。
あせ‐くさ・い【汗臭い】
[形][文]あせくさ・し[形ク]からだや衣服などが、汗でいやなにおいがする。「—・いシャツ」
アセクシャル
[形動]⇒アセクシュアル
アセクシュアル
[形動]《「アセクシャル」とも》 1 他者に性的欲求をもたないさま。また、そのような人。 2 ファッションで、男女...
アセザ‐かん【アセザ館】
《Hôtel d'Assézat》フランス南部、オクシタニー地方、オート‐ガロンヌ県の都市ツールーズにある豪商の館...
あせ‐しずく【汗雫】
汗がしずくのように滴り落ちること。また、その汗。
あせ‐しらず【汗知らず】
汗を吸収させ乾燥させるために用いる微粉末の散布薬。天花粉(てんかふん)・ベビーパウダー・シッカロールなど。もと商標...
あせ‐じみ【汗染み】
衣服についた汗のあと。汗による衣服の汚れ。
あせ‐じ・みる【汗染みる】
[動マ上一][文]あせじ・む[マ上二] 1 汗で肌がじっとりとする。汗にぬれる。汗ばむ。「わきの下が—・みる」 2...
あせ‐ジュバン【汗ジュバン】
汗が着物に染み通らないように着る肌着。汗取り。あせジバン。→ジュバン
アセス
「アセスメント」の略。
アセスメント
査定。事前影響評価。アセス。「環境—」→環境アセスメント
あせ・する【汗する】
[動サ変][文]あせ・す[サ変]汗をかく。懸命に努力することなどにいう。「額に—・して働く」「彼は満身に—・して居...
アセスルファム‐カリウム
人工甘味料の一。砂糖の200倍の甘さをもつがカロリーはゼロ。アセスルファムK。化学式C4H4KNO4S
アセスルファム‐ケー
⇒アセスルファムカリウム
アセタミプリド
ネオニコチドノイド系殺虫剤。日本では平成7年(1995)11月に農薬として登録され、野菜・果実に広く使われているが...
アセタール‐じゅし【アセタール樹脂】
《acetal》ホルムアルデヒドが高度に重合した樹脂。耐摩耗性にすぐれ、変形しにくく、耐熱温度が高いので、歯車・ね...
あせ‐だく【汗だく】
[形動]《「汗だくだく」の略》汗があとからあとから流れるさま。汗びっしょりのさま。汗まみれ。「—になって駆けつけた」
アセチレン
炭化水素の一。無色の可燃性気体。燃えると強い光と熱を出す。合成化学工業原料のほか、アセチレン灯・酸素アセチレン炎な...