案(あん)に落(お)・つ
思ったとおりになる。また、計略にひっかかる。「かく、人の推し量る—・つる事もあらましかば」〈源・藤袴〉
案(あん)に相違(そうい)・する
考えていたことと違う。予想が外れる。案に違(たが)う。「—・して応募者が多かった」
案(あん)に違(たが)・う
「案に相違する」に同じ。「—・わず事はうまくはこんだ」
あんにゃ‐もんにゃ
⇒なんじゃもんじゃ
アンニュイ
[名・形動]ものうい感じであること。また、そのさま。倦怠(けんたい)。「—な午後」
あん‐にょう【安養】
《「あんよう」の連声(れんじょう)》「安養浄土(あんにょうじょうど)(安養界(あんにょうかい))」の略。
あんにょう‐かい【安養界】
⇒安養浄土
あんにょう‐じょうど【安養浄土】
阿弥陀仏の極楽浄土のこと。往生した者は、心を安んじ、身を養うところからいう。安養世界。安養界。
アンニョン‐ハシムニカ
[感]《(朝鮮語)》こんにちは。時間帯に関係なく使える挨拶。アンニョンハセヨよりも、ややかしこまった表現。
アンニョン‐ハセヨ
[感]《(朝鮮語)》人に会った際に言うあいさつの語。時間帯に関係なく用いる。丁寧に言うときは「アンニョンハシムニカ」。
あん‐にん【杏仁】
⇒きょうにん(杏仁)
あんにん‐どうふ【杏仁豆腐】
⇒きょうにんどうふ(杏仁豆腐)
アンヌボア‐じょう【アンヌボア城】
《Château d'Annevoie》ベルギー、ナミュール州の町アンエにある城。アルデンヌ地方の古城の一つ。17...
スタール
[1766〜1817]フランスの小説家・批評家。通称、スタール夫人。ネッケルの娘。自由思想のため国外に追われ、欧州...
あん‐ねい【安寧】
無事でやすらかなこと。特に、世の中が穏やかで安定していること。「社会の—を乱す」
あんねい‐ちつじょ【安寧秩序】
世の中が整った状態にあり、安定していること。
あんねい‐てんのう【安寧天皇】
記紀で、第3代の天皇。綏靖(すいぜい)天皇の第1皇子。名は磯城津彦玉手看(しきつひこたまでみ)。皇居は片塩浮穴宮(...
アンネのにっき【アンネの日記】
《原題、(オランダ)Het Achterhuis 後ろの家の意》ユダヤ人の少女アンネ=フランクの日記。著者の死後2...
フランク
[1929〜1945]ユダヤ人の少女。フランクフルトの生まれ。ナチスの迫害を避けるため、家族とともにアムステルダム...
あんねん【安然】
平安前期の天台宗の僧。円仁・遍昭に学び、のちに比叡山五大院に住し、台密(たいみつ)教理を大成。生没年未詳。著「悉曇...
アンネンポルカ
ヨハン=シュトラウス1世の管弦楽によるポルカ。正式名称は「お好みアンネンポルカ」。1842年作曲。アンナの名をもつ...
あん‐のう【鞍嚢】
馬の鞍(くら)の左右に垂らす革製の袋。小さい武具などを入れる。
あん‐の‐うち【案の内】
計画どおり。思いのまま。「平家を滅ぼさんの—に候へども」〈平家・一〇〉
アンノウン
[形動]まだ解明されていないさま。未知の。不明の。
アンノウンディスタンス‐レース
自転車のトラック競技の一。選手も競技役員も走る距離を知らされず、スターターが走行中に号砲を鳴らすと、その周回のゴー...
アンノウン‐マーケティング
未知の潜在的な顧客を対象としたマーケティング。主に、自社のウェブサイトの匿名の閲覧者に対し、アクセスから得られた情...
案(あん)の如(ごと)く
思ったとおり。予測したとおり。
あん‐の‐じょう【案の定】
[副]予想していたとおりに事が運ぶさま。果たして。「—失敗した」
あんの‐ひであき【庵野秀明】
[1960〜 ]映画監督・アニメーション作家。山口の生まれ。ブームを巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオ...
あん‐の‐ほか【案の外】
予想外。意外。「今日の内に寄りて攻めんこそ、彼奴(かのやっこ)は—にて迷はめ」〈今昔・二五・九〉
アンノボン‐とう【アンノボン島】
《Isla de Annobón》アフリカ西岸、ギニア湾東部の島。旧称パガル島。赤道ギニアに属する。主な町は北岸の...
あんの‐みつまさ【安野光雅】
[1926〜2020]画家・装丁家・絵本作家。島根の生まれ。淡い色彩と繊細なタッチで大人の読者を中心に人気を得る。...
あん‐のん【安穏】
[名・形動]《「あんおん」の連声(れんじょう)》心静かに落ち着いていること。また、そのさま。平穏無事。「行路の—を...
あんはつが‐しゅし【暗発芽種子】
発芽する条件のそろったときに光が当たると、発芽を抑えられる種子。カボチャ・ケイトウなど。また一般に、暗所で発芽する...
あん‐はんのう【暗反応】
光合成の過程で、光が関与しない反応。明反応によって葉緑体で合成されたATP(アデノシン三燐酸)を使い、炭酸ガスを有...
あん‐ば【鞍馬】
1 鞍(くら)を置いた馬。くらうま。 2 (ふつう「あん馬」と書く)体操で、馬の背のような形の台に二つの取っ手をつ...
あん‐ばい【塩梅/按排/按配】
[名](スル)《味の基本である塩と梅酢の意の「えんばい」と、物をぐあいよく並べる意の「按排」とが混同した語》 1 ...
あんばい‐ず【塩梅酢】
程よく味をととのえた酢。三杯酢(さんばいず)など。
あん‐ばこ【暗箱/暗函】
蛇腹式写真機の胴体。内部は暗く、前部にレンズ、後部に感光板をつける。
アンバサダー
1 大使。使節。 2 代表。代理人。 [補説]日本では、自治体・機関・企業などから起用されて広報活動を行う人、また...
あんば‐さま【阿波様】
千葉県から東北地方にかけての太平洋岸の漁村で信仰されている神。漁を休んで漁具を浜に集めてこの神を祭り、豊漁を祈る。
アンバトゥルアカ
⇒アンバトロアカ
アンバトロアカ
マダガスカル北部の島ノシベの町。同島南西部に位置する。ここから北西部の沿岸は美しい砂浜が広がり、多くのリゾートホテ...
アンバラバウ
⇒アンバラバオ
アンバラバオ
マダガスカル中南部の町。フィアナランツォアの南西約60キロメートルに位置する。アンタイムル(アンテモロ)族に伝わる...
アンバランゴダ
スリランカ南部の町。コロンボの南約110キロメートルに位置し、インド洋に面する。伝統的な悪魔ばらいの儀式で知られ、...
アンバランス
[名・形動]つりあいの取れないこと。また、そのさま。不均衡。「貿易収支の—」「栄養の摂取が—な食生活」
アンバリッド
フランス、パリ中央部にある旧廃兵院。ルイ14世により傷病兵の看護施設として建造。付属のドーム教会に、ナポレオン1世...
アンバリータ
インドネシア、スマトラ島北部、トバ湖に浮かぶサモシール島北東部の村。舟型の屋根をもつバタック人の伝統的な家屋がある...
アンバンジャ
マダガスカル北部の都市。モザンビーク海峡に面し、港湾をもつ。同国有数のカカオの産地であり、プランテーションが多い。...