アザム‐きょうかい【アザム教会】
《Asamkirche》ドイツ南部、バイエルン州の都市ミュンヘンにある教会。旧市街に位置する。正式名称は聖ヨハン‐...
あざむ・く【欺く】
[動カ五(四)] 1 言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる。だます。「敵を—・く」「まんま...
あざ‐やか【鮮やか】
[形動][文][ナリ]《「あざ」は新鮮の意》 1 ものの色彩・形などがはっきりしていて、目立つさま。「—な若葉の緑...
あざ‐や・ぐ【鮮やぐ】
[動ガ四] 1 はっきり目に見える。鮮やかに見える。「侍従も、あやしき褶(しびら)着たりしを、—・ぎたれば」〈源・...
あざ‐らか【鮮らか】
[形動ナリ]魚肉などが新鮮なさま。生き生きとしているさま。「ある人、—なるもの持て来たり」〈土佐〉
あざら‐け・し【鮮らけし】
[形ク]魚肉などが新鮮である。生き生きとしている。「紀伊の国の海辺に至り、—・き鯔(なよし)八隻(はっしゃく)を買...
あざらし【海豹】
食肉目アザラシ科の哺乳類の総称。陸上では、後肢が後方に向いたままで、前肢で体を引きずって前進する。クラカケアザラシ...
あざらしし‐しょう【海豹肢症】
手足の長骨の欠損や発育不全のままで生まれる形態異常。妊娠初期のサリドマイド服用によって起こるものが知られる。短肢症。
あざり【阿闍梨】
⇒あじゃり(阿闍梨)
あざ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 たわむれる。乱れ騒ぐ。ふざける。「酔ひあきて、いとあやしく、潮海のほとりにて、—・れあへり」〈土...
あざ・る【鯘る/鮾る】
[動ラ下二]「あざれる」の文語形。
アザレア
ツツジ類の園芸品種の総称。葉柄がサツキより長く、花は大形で、白・紅・肉色などさまざま。中国の四川(しせん)・雲南地...
あざれ‐がま・し【戯れがまし】
[形シク]ふざけたようすである。ふまじめである。「すきずきしう—・しき今様の人の」〈源・胡蝶〉
あざれ‐ば・む【戯ればむ】
[動マ四]ふざけているような態度をとる。好色めいたふるまいをする。「例は、かやうに長居して—・みたる気色(けしき)...
あざ・れる【鯘れる/鮾れる】
[動ラ下一][文]あざ・る[ラ下二] 1 魚肉などが腐る。「—・れた象の皮をかぶったような、傾斜の緩い砂山が」〈啄...
あざ‐わら・う【嘲笑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 人をばかにして笑う。せせら笑う。あざけり笑う。嘲笑(ちょうしょう)する。「人の失敗を—・う...
アザーティー
コンピューターやタイプライターのキー配列の一。英語圏のQWERTY(クアーティー)配列に対し、フランス語圏で広く使...
アザーティー‐はいれつ【AZERTY配列】
⇒アザーティー(AZERTY)
アザーン
1日に5回、イスラム教の信徒に対して礼拝の時刻を告げる呼び声。定まった文句によって詠唱される。
あし【足/脚/肢】
1 ㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「—が長い」 ㋑くるぶしから先の部分。「—が...
あし【葦/蘆/葭】
イネ科の多年草。根茎は地中をはい、沼や川の岸に大群落をつくる。高さは2〜3メートルになり、茎は堅く、円柱形で、細長...
あ・し【悪し】
[形シク](「よし」に対して)物事のありさまがよくない。また、不快な感じをもつさま。 1 本性・本質・気分・状態な...
あし‐あと【足跡】
1 人や動物が歩いたあとに残る足の形。 2 立ち寄った道筋。逃げた行方。足どり。 3 業績。そくせき。「研究に偉大...
あし‐あぶり【足焙り】
蓋(ふた)付きの火桶(ひおけ)のような鋳物製の器で、灰を入れ炭火を埋めて、足を温める道具。足温(ぬく)め。足炉。《...
あし‐あらい【足洗い】
1 足を洗うこと。また、足を洗うたらい。足だらい。 2 物を足で踏みつけて洗うこと。
あし・い【悪しい】
[形][文]あ・し[シク]わるい。よくない。「心にかかって—・い」〈虎寛狂・抜殻〉 [補説]文語「あし」の口語形で...
あしいれ‐こん【足入れ婚】
1 婚姻成立祝いをしただけで嫁は実家に帰って、婿が泊まりに通う妻問(つまど)い婚の形を一定期間とったのち、嫁が婿方...
あし‐うち【足打ち】
1 足が付いている道具。足付き。「—膳」 2 刀の柄糸(つかいと)や下げ緒(お)を組むこと。 3 「足打ち折敷(お...
あしうち‐おしき【足打ち折敷】
折敷に足を取り付けたもの。足打ち。足付き。足付き折敷。
あし‐うら【足占】
「あうら」に同じ。
あし‐うら【足裏/蹠】
足の裏。
あしお【足尾】
栃木県西部、上都賀郡にあった町。平成18年(2006)3月、今市市・栗山村・藤原町とともに日光市に合併。→日光
あし‐お【足緒】
1 鷹狩りに使うタカの足につけるひも。足革(あしかわ)。 2 太刀を腰に帯びるため、太刀の足金物(あしかなもの)に...
あしお‐さんち【足尾山地】
栃木県西部から群馬県東部に広がる山地。北は大谷(だいや)川・中禅寺湖、西は渡良瀬川、東と南は関東平野で囲まれる。最...
あし‐おと【足音/跫】
1 歩いたり走ったりするときに出る足の音。「—を立てる」「—が遠くなる」 2 あるものの近づいてくる気配。「春の—」
あしお‐どうざん【足尾銅山】
日光市足尾町にあった銅山。もと江戸幕府の直轄。明治に入り古河鉱業が経営。昭和48年(1973)閉山。
あしおどうざん‐こうどくじけん【足尾銅山鉱毒事件】
明治中期、足尾銅山の廃液が原因となって起きた公害事件。汚染した渡良瀬川流域の被害農民らの再三の請願や、田中正造の天...
あし‐おどり【足踊(り)】
あおむけに寝て、足に衣装・かつらをつけ、人形のように踊らせる芸。
あしか【海驢/葦鹿】
1 アシカ科の海獣。オットセイに似るが、やや大形で体長約2メートル、暗褐色。太平洋に分布。近縁のアザラシとは異なり...
あしかが【足利】
栃木県南西部の市。もと宿場町。足利氏発祥の地で、史跡が多い。中世末以来、絹織物の主要産地。現在は繊維工業のほか、機...
あしかが【足利】
姓氏の一。源義家の孫、義康が下野(しもつけ)足利荘(しょう)を本拠として称した氏。 [補説]「足利」姓の人物足利氏...
あしかが‐うじみつ【足利氏満】
[1359〜1398]南北朝時代の武将。基氏の子。鎌倉公方(くぼう)。将軍義満を除こうとしたが、執事上杉憲春の諫死...
あしかが‐おり【足利織】
足利市付近で織られる織物の総称。特に銘仙は有名。
あしかが‐がっこう【足利学校】
足利市昌平町にあった学問所。創設者には諸説がある。室町期に上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興。武士・僧侶・医師に儒...
あしかががっこういせき‐としょかん【足利学校遺跡図書館】
栃木県の史跡足利学校敷地内にある図書館。明治36年(1903)設立。蔵書約3万2000冊。足利文庫から蔵書を引き継...
あしかが‐こうぎょうだいがく【足利工業大学】
足利大学の旧称。
あしかが‐し【足利市】
⇒足利
あしかが‐しげうじ【足利成氏】
[1434〜1497]室町中期の武将。鎌倉公方(くぼう)となり、享徳3年(1454)管領上杉憲忠(うえすぎのりただ...
あしかが‐じだい【足利時代】
室町時代のこと。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字...