あし‐つき【足付き/脚付き】
1 歩く格好。歩くようす。あしどり。「酒に酔ったような—」 2 道具や器物に足が付いていること。また、そのもの。「...
あし‐つき【葦付】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)。淡水藻で、葦の根、芝地などの土の表面に生える。細胞が1列に連なって寒天質に包まれ、...
あしつき‐おしき【足付き折敷】
「足打ち折敷」に同じ。
あし‐つぎ【足継ぎ】
高くて手の届かないときに台にする物。踏み台。踏み継ぎ。「椅子とは—の下に箱を置いただけのこと」〈独歩・非凡なる凡人〉
あし‐づかい【足遣い】
操り人形で、人形の足を専門に操作する人。→三人遣い
あし‐づの【葦角】
《角のように先がとがっているところから》葦の新芽。「—の生(お)ひ出でし時に天地(あめつち)と人との品(しな)は定...
あし‐て【足手】
《「あしで」とも》足と手。てあし。また、からだ。「—を見れば、すき、くはのごとし」〈宇津保・俊蔭〉
あして‐かげ【足手影】
1 人の姿。面影。「都の人の—もなつかしう候へば」〈謡・隅田川〉 2 人の往来が盛んな所。「諸国の城下、または入り...
あして‐まとい【足手纏い】
[名・形動]《「あしでまとい」とも》手足にまつわりついて自由な活動の妨げとなること。また、そのようなさま。あしてが...
あし‐で【葦手】
1 装飾文様の一種で、文字を絵画的に変形し、葦・水鳥・岩などになぞらえて書いたもの。平安時代に始まり、中世を通じて...
あしで‐え【葦手絵】
樹木・草花・岩などの一部に文字を装飾的に組み込んだ絵。料紙の下絵や蒔絵(まきえ)などに用いられた。
あしで‐がき【葦手書(き)】
「葦手1」に同じ。
あしで‐もじ【葦手文字】
葦手書きにした文字。
あし‐とり【足取り】
1 《「あしどり」とも》相撲のきまり手の一。相手の足を両手で抱え上げ、引き倒すか土俵の外へ出す技。一寸反(いっすん...
アシドッド
イスラエル南部の港湾都市。テルアビブヤッファの南約30キロメートルに位置し、地中海に面する。ペリシテ人の重要な町で...
アシドフィルス‐きん【アシドフィルス菌】
《(ラテン)Lactobacillus acidophilus》桿状乳酸菌の一種。整腸作用をもつとされる。サワーク...
あし‐どまり【足止(ま)り/足留(ま)り】
1 しばらく足をとどめる所。また、ある行動のための根拠地。あしだまり。 2 滑り止めの足がかり。足を掛ける所。あし...
あし‐どめ【足留(め)/足止め】
[名](スル) 1 外出や通行を禁じること。禁足。また、不測の事態で、その場から移動できなくなること。「大水で—を...
あしどめ‐ぐすり【足留(め)薬】
染色の速度を遅くさせ、色むらになるのを防ぐ薬品。炭酸ナトリウム・酢酸・硫酸ナトリウムなど。
あし‐どり【足取り】
1 歩くときの足の運び方。歩調。「軽い—」 2 人の通った道筋。特に、犯罪者の逃げた経路。「—を追う」 3 過去の...
あしどり‐ひょう【足取表】
⇒蝋燭足(ろうそくあし)
アシドーシス
血液中の酸と塩基との平衡が乱れ、酸性側に傾いた状態。腎不全・糖尿病が原因で重炭酸(アルカリ)が失われたときなどにみ...
あし‐なえ【蹇/跛】
足に障害があって歩行の不自由なこと。
あし‐なか【足半】
走りやすいように、かかとの部分のない短い草履(ぞうり)。足半草履。
あし‐なが【足長】
[名・形動] 1 足の長いこと。 2 足がきわめて長い、想像上の人間。「(清涼殿ノ御障子ニハ)手長—などをぞ描(か...
あしながおじさん
《原題Daddy-Long-Legs》ウェブスターによる児童文学作品。1912年刊。孤児院出身の少女が、「あしなが...
あしなが‐ぐも【足長蜘蛛】
アシナガグモ科のクモ。体は細長く、脚が長い。山野や水辺にすみ、円形の網を張る。
あしなが‐ばち【足長蜂】
スズメバチ科アシナガバチ属のハチの総称。体は細く、後脚が長い。人家の軒下などに巣を作る。
あしなし‐いもり【足無井守】
⇒無足類(むそくるい)
あしなし‐とかげ【足無蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目アシナシトカゲ科のうち、四肢が退化して蛇形になったトカゲの総称。全長0.4〜1メートル。耳孔があ...
あしなずち【脚摩乳/足名椎】
日本神話で、出雲の国つ神大山祇神(おおやまつみのかみ)の子。妻は手摩乳(てなずち)。末娘の奇稲田姫(くしなだひめ)...
あし‐なべ【足鍋】
足のついた鍋。ふつう、3本足。
あし‐なみ【足並(み)】
1 複数の人や馬の足の運びのそろいぐあい。歩調。「—をそろえて歩く」 2 考え方や行動のそろいぐあい。「野党の—が...
足並(あしな)みを揃(そろ)・える
1 複数の人が同じ歩調で歩く。 2 考えや行動を同じにする。「各社が—・えて報道する」
あしな‐もりうじ【蘆名盛氏】
[1521〜1580]戦国時代の武将。会津黒川城主。号、止々斎(ししさい)。近隣に勢力を拡大し、蘆名氏の全盛期を築いた。
あし‐ならし【足馴らし】
1 歩く、または走るために前もってする練習。足固め。 2 うまくできるかどうか、試しにしてみること。準備活動。下準...
あし‐に【脚荷】
航海に適した喫水にするため、船底に積み込む荷物。底荷。バラスト。
アシニボイン‐さん【アシニボイン山】
《Mount Assiniboine》カナダ西部、アルバータ州とブリティッシュコロンビア州の南部境界にある山。標高...
アシニボインさん‐しゅうりつこうえん【アシニボイン山州立公園】
《Mount Assiniboine Provincial Park》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南東部の州...
足(あし)に任(まか)・せる
特に目的を決めないで、気の向くままに歩く。また、足の力の続く限り歩く。「—・せて全国各地を旅する」
あし‐ぬき【足抜き】
[名](スル) 1 芸妓や娼妓などが前借り金を清算しないで逃げること。あしぬけ。「—でもされてはと思ってんのかな」...
アシヌ‐きょうかい【アシヌ教会】
《Panagia tis Asinou》キプロス中西部、トロードス山脈の中腹、ニキタリ村にある教会。12世紀初めに...
あし‐ぬぐい【足拭い】
足をふくこと。また、足をふくもの。足ふき。
あし‐ぬけ【足抜け】
[名](スル) 1 ⇒足抜き1 2 よくない仕事や悪い仲間から離れること。足を洗うこと。
アシネトバクター
土壌・河川・下水などに生息するグラム陰性の好気性細菌。通常は無害。病院内にも存在し、院内感染や日和見感染の原因とな...
あし‐の‐かりね【葦の仮寝】
《「葦を刈る」の「刈る」を「仮寝」の「仮」に言い掛けたもの》かりそめに寝ること。仮寝。「夏刈(なつがり)の—もあは...
あし‐の‐け【脚の気】
脚部の病気。特に脚気(かっけ)をいう。「—ののぼりたる心地す」〈源・夕霧〉
あし‐の‐こ【芦ノ湖】
神奈川県、箱根山上の火口原湖。面積6.89平方キロメートル。最大深度40.6メートル。湖面の標高725メートル。箱...
あしのね‐の【葦の根の】
[枕] 1 「ね」の音の繰り返しで「ねもころ」にかかる。「—ねもころ思ひて」〈万・一三二四〉 2 葦の根は埿(うき...
足(あし)の踏(ふ)み場(ば)もな・い
足を下ろすだけのわずかなすき間もないほど、物が散らかっている。