うち‐ろんぎ【内論議】
朝廷の年中行事の一。正月14日の御斎会(ごさいえ)の結願(けちがん)の日、高僧を召して、天皇の御前で最勝王経などの...
うち‐わ【内輪】
[名・形動] 1 外部の者を交えないこと。うちうち。身内。「—で祝う」 2 外部には知らせない内部の事情。内幕(う...
うち‐わ【団扇】
《「打ち羽」の意という》 1 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。《季 夏...
うちわ‐えび【団扇海老】
十脚目ウチワエビ科のエビ。海の砂泥底にすむ。体長17センチくらい、紫褐色。頭胸部は扁平で団扇形、第2触角も平たい。...
うち‐わく【内枠】
1 内側の枠。特に競馬で、スタートのとき馬が入る枠で、コースの内側の枠。⇔外枠。 2 数量や金額について、あらかじ...
うち‐わけ【内訳】
金銭の総額、物品の総量に対し、その内容を項目別に書き記すこと。明細。「部門別支出の—」
うちわ‐げんか【内輪喧嘩】
[名](スル)「内輪揉(も)め」に同じ。
うちわ‐サボテン【団扇サボテン】
サボテン科植物のうち、茎が平たい円盤状などになっているもの。
うち‐わす・れる【打(ち)忘れる】
[動ラ下一][文]うちわす・る[ラ下二]「忘れる」を強めた言い方。すっかり忘れる。「捌(さば)けたお吉が接待(とり...
うち‐わた【打(ち)綿】
1 古綿を打ち直したもの。 2 繰り綿を綿弓で打って柔らかい繊維にしたもの。
うち‐わたし【内渡し】
[名](スル)支払うべき金額の一部を渡すこと。内払い。「代金の半分を—する」
うち‐わたし【打ち渡し】
[名]「打渡状」に同じ。 [副] 1 ずっと長く。「—岸べは波にやぶるともわが名は朽(く)ちじ天の橋立」〈曽丹集〉...
うちわたし‐じょう【打渡状】
中世の所領争いで、施行状(しぎょうじょう)・遵行状(じゅんぎょうじょう)を受けた守護代や代官が、所領・所職などを正...
うち‐わた・す【打ち渡す】
[動サ四] 1 連ね並べる。かけ渡す。「安太人(あだひと)の魚梁(やな)—・す瀬を速み心は思(も)へどただに逢はぬ...
うち‐わたり【内辺】
1 内裏(だいり)。禁裏。宮中。「—などにて、はかなく見給ひけむ人を」〈源・紅葉賀〉 2 帝。天皇。「かくつれなき...
うち‐わた・る【打ち渡る】
[動ラ四] 1 橋や川を越えて向こう側へ行く。渡る。「瀬田の唐橋—・り、鏡の宿に着き給ふ」〈義経記・一〉 2 通る...
うちわ‐だいこ【団扇太鼓】
一枚革を丸く張り、柄をつけて団扇の形にこしらえた太鼓。日蓮宗で題目を唱えるときにたたく。
うち‐わに【内鰐】
鰐足(わにあし)の一。両足のつま先を内側に向ける歩き方。内股(うちまた)。内輪(うちわ)。⇔外鰐(そとわに)。
うちわ‐ばなし【内輪話】
家族や仲間内などに関する話。また、他人に知られたくない内々の話。
うちわ‐もめ【内輪揉め】
[名](スル)一家親族の間のけんか。また、仲間どうしの争い。うちわげんか。
うちわ‐やんま【団扇蜻蜓】
サナエトンボ科のトンボ。体長7センチくらい。体は黒く、胸部前方に逆八字形の黄色紋があり、腹部の第8節に団扇状の突出...
うち‐わり【内割】
1 歩合高の元高に対する比。 2 穀物を精製したときに、もとよりも分量が減ること。また、その減った分量。内耗(うち...
うち‐わ・る【打(ち)割る】
[動ラ五(四)] 1 打ってくだく。たたき割る。「瓦(かわら)を—・る」 2 悩みや心の中を包み隠さずに全部話す。...
うちわ‐われ【内輪割れ】
内輪もめのため、内部に対立が生じて分裂すること。仲間割れ。
団扇(うちわ)を上(あ)・げる
相撲で、行司が勝った力士に軍配団扇を上げる。転じて、競争者を比較して、いずれかをすぐれていると認める。軍配を上げる...
内(うち)を空(あ)・ける
外出したり外泊したりして家にいない。「夜遊びをして—・ける」「家族で温泉に行くので二、三日—・ける」
内(うち)を外(そと)に◦する
遊び歩くなど外出ばかりして家にあまりいない。家を外にする。
内(うち)を出違(でちが)・う
訪問客を避けるために入れ違いに外出する。「明け暮れ稼ぎける程に、盆前、大晦日(おほつごもり)にも—・ふほどにもあら...