えんすい‐たい【円錐体】
1 ⇒円錐 2 ⇒錐状体(すいじょうたい)
えんすい‐だい【円錐台】
円錐を底面に平行な平面で切り、小円錐の部分を除いた立体。
遠水(えんすい)は近火(きんか)を救(すく)わず
《「韓非子」説林から》遠くにある水は火事を消す役に立たない。遠くのものは急場の役に立たない。遠水は渇(かつ)を救わず。
えんすい‐ビーカー【円錐ビーカー】
⇒コニカルビーカー
えんすい‐フラスコ【円錐フラスコ】
⇒三角フラスコ
えんすい‐ふりこ【円錐振(り)子】
一端を固定した糸の他端におもりをつるし、おもりを水平面内で等速に円運動をさせる振り子。糸が円錐面をつくる。
えんすい‐まさつクラッチ【円錐摩擦クラッチ】
摩擦クラッチの一。凹凸一組の円錐形の胴を接触させ、その摩擦力を利用して動力伝達を調節する。コーンクラッチ。
えんすい‐めん【円錐面】
円錐の側面をなす曲面。
えん‐すう【遠陬】
都から遠く離れた地方。「—に赴く」「—の地」
えん‐すけ【円助】
1円のこと。明治・大正期、花柳界での隠語。
えん‐すずみ【縁涼み】
夏の夕方、縁側に出て涼むこと。《季 夏》
エン‐スト
《(和)engine+stopの略》エンジンが突然止まること。「—を起こす」 [補説]英語ではengine stall
エンスヘデ
オランダ東部、オーフェルアイセル州の都市。ドイツ国境に近い。19世紀から20世紀にかけて、綿をはじめとする繊維産業...
エンスー
《enthusiastから》熱狂者。熱中する人。ファン。
エンスージアスティック
[形動]熱狂的な。非常に熱心な。「マニアックで—な質問」
えん‐ず【燕巣】
「燕窩(えんか)」に同じ。
えん‐ずい【延髄】
脊椎動物の脳の最下部で脊髄に続く部分。脳の命令の伝達路にあたり、呼吸中枢・反射中枢などがある。髄脳。
えん‐ずう【円通】
⇒えんつう(円通)
えんずう‐だいし【円通大士】
《円満融通の菩薩(ぼさつ)の意》観世音菩薩の異称。
えん・ずる【怨ずる】
[動サ変][文]ゑん・ず[サ変]うらみ言をいう。うらむ。「すげない恋人を—・ずる」
えん・ずる【演ずる】
[動サ変][文]えん・ず[サ変] 1 人々の前で芝居・舞踏・演奏などをして見せる。また、芝居や映画などで、ある役を...
えん‐せい【延性】
物体が、その弾性の限界を超えても破壊されずに引きのばされる性質。金・銀・白金・銅などが延性に富む。→展性
えん‐せい【怨声】
うらみのこもった声。
えん‐せい【遠征】
[名](スル) 1 遠方の敵を征伐しにいくこと。「十字軍の大—」 2 試合・登山・探検などで遠方へ出かけていくこと...
えん‐せい【遠逝】
遠方の地に行くこと。転じて、死ぬこと。長逝。遠行。
えん‐せい【厭世】
世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。「—自殺」
えんせい‐か【厭世家】
厭世観をもっている人。ペシミスト。⇔楽天家。
えんせい‐かん【厭世観】
1 この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上...
えん‐せいがい【袁世凱】
[1859〜1916]中国の政治家。河南省項城の人。天津で洋式の新建陸軍を編成。辛亥(しんがい)革命後、中華民国初...
えんせいしかとじょせい【厭世詩家と女性】
北村透谷による評論。明治25年(1892)キリスト教系の女性誌「女学雑誌」に発表。著者が文芸評論家として注目される...
えんせい‐しゅぎ【厭世主義】
「厭世観1」に同じ。
えんせい‐しょくぶつ【塩生植物】
海浜植物のように、塩分の多い水に耐える植物。葉は多肉性で、水分を多く保つ。アッケシソウ・ハマサジなど。
えんせいぜいせい‐せんいおんど【延性脆性遷移温度】
金属材料の低温脆性が顕著に現れる温度。温度低下によって金属材料が延性を失い、脆性が現れて脆くなる温度をさす。遷移温...
えんせい‐てき【厭世的】
[形動]人生に悲観し、生きているのがいやになっているさま。「—な気分」
えんせいはめん‐せんいおんど【延性破面遷移温度】
⇒延性脆性遷移温度
えんせい‐もん【延政門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面し、宣陽門の南にあった。
えん‐せき【円石】
まるい石。まるいし。
えん‐せき【宴席/燕席】
宴会の席。酒盛りの席。「—を設ける」「—に連なる」
えん‐せき【筵席】
敷物。座席。転じて、宴席。
えん‐せき【遠戚】
血縁の遠い親戚。
えん‐せき【塩析】
主に有機質の溶液に、可溶性の塩類を加えて、溶けていた物質を析出させること。石鹸(せっけん)溶液に食塩を加え、石鹸を...
えん‐せき【縁戚】
身内の者。親戚。親類。
えん‐せき【燕石】
《燕山から出る、玉(ぎょく)に似るが玉でない石の意》まがいもの。また、価値のないものを珍重し、誇ること。小才の者が...
えん‐せき【縁石】
歩道と車道、歩道と私有地などの境界に置くコンクリート製のブロック。また、公園などの園路の両縁に置く石。ふちいし。へ...
えん‐せき【塩漬】
《多く「塩せき」と書く》ハム・ソーセージなど食肉加工品の製造工程で、原材料に食塩・発色剤・調味料などを加えて漬け込...
えん‐せきがいこう【遠赤外光】
遠赤外線のこと。
えん‐せきがいせん【遠赤外線】
赤外線のうち、波長が長く、100〜25マイクロメートル程度の光線。水や高分子物質・有機物に吸収されやすく、ヒーター...
えんせきがいせんてんもんがく‐せいそうけんてんもんだい【遠赤外線天文学成層圏天文台】
⇒ソフィア(SOFIA)
えんせきざっし【燕石雑志】
江戸後期の随筆。5巻6冊。曲亭馬琴著。文化8年(1811)刊。多岐にわたる古今の事物を、和漢の書物から引用しつつ考...
えんせきじっしゅ【燕石十種】
江戸後期の叢書(そうしょ)。達磨屋活東子(だるまやかつとうし)(岩本佐七)編。達磨屋五一補。文久3年(1863)成...