かな‐がい【金貝】
蒔絵(まきえ)にはりつける金・銀・錫(すず)・鉛など金属の薄片。また、それを漆面にはりつけた蒔絵。
かながい‐ざいく【金貝細工】
蒔絵(まきえ)に金貝をはりつけること。また、その細工をした蒔絵。
かながい‐ばり【金貝貼り】
木地蒔絵(きじまきえ)をするとき、地の汚れを防ぐために表面に錫(すず)の薄片をはりつけること。また、はりつけたもの。
かな‐がえし【仮名反し】
1 《仮名の反切の意》連なる2字の仮名の、最初の仮名の子音と次の仮名の母音とが結合して新しく別の音が生まれるとする...
かな‐がき【鉄掻き/釽】
草をかきとったり、土をならしたりするカシの柄をつけた熊手形(くまでがた)の鉄製農器具。かなくまで。〈和名抄〉
かな‐がき【仮名書(き)】
[名](スル)仮名で書くこと。また、書いたもの。⇔真名(まな)書き。
かながきのうた【かな書きの詩】
平井照敏の評論。副題「蕪村と現代俳句」。昭和62年(1987)刊行。第5回俳人協会評論賞を受賞。
かながき‐ろぶん【仮名垣魯文】
[1829〜1894]幕末から明治にかけての戯作者・新聞記者。江戸の人。本名、野崎文蔵。別号、鈍亭など。著に、開化...
かな‐がしら【金頭/鉄頭/火魚】
ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。体はホウボウに似て、頭は大きく角張り、胸びれに3本の分離し...
かな‐がしら【仮名頭】
いろは47文字の最初に来る字。すなわち「い」の字。⇔仮名尻(かなじり)。
かな‐がた【金型】
金属製の鋳型。また、プラスチック成型・プレス加工に用いる金属製の型。
かながわ【神奈川】
関東地方南西部の県。もとの相模(さがみ)全域と武蔵の一部にあたる。県庁所在地は横浜市。人口905.0万(2010)...
かながわおきなみうら【神奈川沖浪裏】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の横浜本牧(ほんもく)沖の海上風景を描いた作品で、...
かながわ‐きんだいぶんがくかん【神奈川近代文学館】
神奈川県横浜市、港の見える丘公園内にある文学館。昭和59年(1984)開館。近代日本文学の専門の資料館として多数の...
かながわ‐く【神奈川区】
⇒神奈川
かながわ‐けん【神奈川県】
⇒神奈川
かながわけんりつ‐きんだいびじゅつかん【神奈川県立近代美術館】
神奈川県にある美術館。鎌倉市にある鎌倉館・鎌倉別館と、三浦郡葉山町にある葉山館からなる。日本初の公立近代美術館とし...
かながわけんりつ‐ほけんふくしだいがく【神奈川県立保健福祉大学】
神奈川県横須賀市にある公立大学。平成15年(2003)の開設。保健福祉学部の単科大学。
かながわ‐こうかだいがく【神奈川工科大学】
神奈川県厚木市にある私立大学。昭和50年(1975)に幾徳工業大学として開設。昭和63年(1988)に現校名に改称...
かながわ‐しかだいがく【神奈川歯科大学】
神奈川県横須賀市にある私立大学。明治43年(1910)創立の東京女子歯科医学講習所を源流として、昭和39年(196...
かながわ‐じょうやく【神奈川条約】
⇒日米和親条約(にちべいわしんじょうやく)
かながわ‐だいがく【神奈川大学】
横浜市神奈川区に本部のある私立大学。昭和4年(1929)設立の横浜学院に始まり、横浜専門学校を経て、昭和24年(1...
かながわ‐ぶぎょう【神奈川奉行】
江戸幕府の職名。神奈川開港場における外国関係の事務一切を取り扱った。安政6年(1859)老中の支配下に設けられた。