かんのん‐そう【観音草】
キチジョウソウの別名。
かんのん‐ちく【観音竹】
ヤシ科の常緑低木。枝を出さず、幹は古い葉鞘(ようしょう)の繊維でかたく包まれる。葉は手のひら状に四〜八つに深く裂け...
かんのん‐どう【観音堂】
観世音菩薩の像を安置してある堂。
かんのん‐の‐ほんぜい【観音の本誓】
観世音菩薩が、33種に身を変じて、六道の衆生を救済しようとする大慈悲の誓願。
かんのん‐びらき【観音開き】
左右の扉が中央から両側へ開くように作った開き戸。観世音を納める厨子(ずし)の戸をまねたもの。
かんのん‐ぼさつ【観音菩薩】
「観世音菩薩」の略。
かんのん‐ぼん【観音品】
⇒観音経(かんのんぎょう)
かんのん‐めぐり【観音巡り】
西国巡礼にならって、各所の観音堂を巡拝すること。
かんのん‐りき【観音力】
観音の功徳の力。観音に備わる法力。
カンノーリ
《cannolo(カンノーロ)の複数形》リコッタチーズに刻んだチョコレート、ピールなどを混ぜ、筒状にして焼いたパイ...
かん‐はか・る【神議る】
[動ラ四]⇒かむはかる
かん‐はっしゅう【関八州】
江戸時代、関東8か国の総称。相模(さがみ)・武蔵(むさし)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(...
間(かん)髪(はつ)を容(い)れず
《「説苑(ぜいえん)」正諫から。あいだに髪の毛1本も入れる余地がない意》少しの時間も置かないさま。「質問に—答えた...
かん‐はんとう【韓半島】
朝鮮半島の、大韓民国での呼称。ハンバンド。
かんば【樺】
《「かには」の音変化》「かば(樺)」に同じ。
かん‐ば【汗馬】
1 馬を走らせて汗をかかせること。また、走って汗をかいた馬。 2 1日に千里を走るような名馬。駿馬(しゅんめ)。→...
かん‐ば【燗場】
料理屋などで、酒の燗をする場所。
かん‐ば【駻馬/悍馬】
気が荒く、制御しにくい馬。あばれうま。あらうま。「—を御する」
かん‐ばい【完売】
[名](スル)商品を売りつくすこと。「即日—する」
かん‐ばい【寒梅】
寒中に咲く梅。冬至梅(とうじばい)・寒紅梅などの品種のもの。《季 冬》「—を手折るひびきや老が肘(ひぢ)/蕪村」
かん‐ばい【観梅】
梅の花を観賞すること。梅見(うめみ)。《季 春》
かん‐ぱく【関白】
《「関(あず)かり白(もう)す」の意。近世までは「かんばく」》 1 帝王の政務にあずかって意見を言上すること。 2...
かんばくず【観瀑図】
⇒観瀑僧図
かんばくそうず【観瀑僧図】
室町時代の画家、芸阿弥の水墨山水図。端正な筆致で滝を描いている。月翁周鏡ほか2名の僧の賛がある。国の重要文化財に指...
かん‐ばこ【棺箱】
棺。棺桶。
かん‐ばし【羹箸】
正月の雑煮を食べるときに使う、白木の丸箸。祝い箸。雑煮箸。
かんばし・い【芳しい/馨しい/香しい】
[形][文]かんば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》 1 においがよい。こうばしい。「—・い花の香り」「栴檀(...
かん‐ばし・る【甲走る/癇走る】
[動ラ五(四)]声が、きんきんと高く響く。「—・った声」
カンバス
1 麻などで目を粗く織った布。ズック。キャンバス。 2 油絵用の画布。麻などの布地に油その他を塗ったもの。キャンバス。
かん‐ばせ【顔】
《「かおばせ」の音変化》 1 顔のようす。顔つき。容貌(ようぼう)。「花の—」 2 体面。面目。「何の—あって父母...
カンバセーショナル‐コマース
⇒チャットコマース
カンバセーション
会話。談話。
かん‐バッジ【缶バッジ】
ブリキ製の円盤の裏に留め具をつけたバッジ。缶バッチ。
かん‐ばつ【旱魃/干魃】
《「魃」は、ひでりの神》ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らないこと。《季 夏》
かん‐ばつ【間伐】
[名](スル)森林や果樹園で、主な木の生育を助けたり、採光をよくしたりするために、適当な間隔で木を伐採すること。透...
かん‐ばつ【簡抜】
[名](スル)選んで抜き出すこと。より抜くこと。「優秀な技師を—する」
かんばつ‐ざい【間伐材】
間伐により生じた木材。薪(まき)・杭(くい)にするほか、製紙用パルプや割り箸などにも加工される。
かんば‐の‐たき【神庭の滝】
岡山県西北部、旭川の支流神庭川流域にある滝。真庭市に属し、断崖絶壁を落差110メートル、幅20メートルで落下する名...
かんば‐の‐ろう【汗馬の労】
《「史記」蕭相国世家から》 1 馬を走らせ、戦場で活躍した功績。戦功。 2 物事をうまくまとめるため駆け回る苦労。...
かんばやし‐あかつき【上林暁】
[1902〜1980]小説家。高知の生まれ。本名、徳広巌城(とくひろいわき)。私小説作家として「聖ヨハネ病院にて」...
かんばやし‐ちょうへい【神林長平】
[1953〜 ]SF作家。新潟の生まれ。本名、高柳清。「狐と踊れ」で作家デビュー。「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王...
かんばら【蒲原】
静岡市清水区の地名。旧町名。駿河(するが)湾に面し、富士川西岸にある。もと東海道の宿場町。アルミニウム工業やサクラ...
かんばら‐ありあけ【蒲原有明】
[1875〜1952]詩人。東京の生まれ。本名、隼雄(はやお)。島崎藤村とともに新体詩の完成者となり、さらに日本象...
かんばり‐ごえ【甲張り声】
甲高い声。「噛みつく如く罵られ、—に胆を冷して」〈露伴・五重塔〉
カンバリック
《汗(ハン)の城の意》元代、蒙古(もうこ)人が北京(ペキン)を呼んだ語。
かん‐ば・る【甲張る】
[動ラ四]「甲走(かんばし)る」に同じ。「—・ったる声にて吉野の山をうたひしを」〈浮・置土産・五〉
かん‐ばん【看板】
1 ㋐商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。 ㋑劇場・...
かん‐ばん【燗番】
酒の燗の世話をする人。
かんばん‐え【看板絵】
客を寄せるため、看板にかいた絵。
看板(かんばん)が泣(な)・く
それまでの評判にふさわしくない状態である。「いいかげんな仕事をしたら—・くよ」