かんもん‐トンネル【関門トンネル】
関門海峡を通る海底トンネル。3本ある。山陽本線の関門トンネルは彦島を通り、昭和17年(1942)に下りが、昭和19...
かんもんにっき【看聞日記】
室町時代、後崇光院(ごすこういん)の日記。応永23〜文安5年(1416〜48)の日記41巻と応永15年(1408)...
かん‐もんみゃく【肝門脈】
⇒門脈(もんみゃく)
かん‐や【紙屋】
《「かみや」の音変化》 1 「紙屋院(かみやいん)」に同じ。 2 「紙屋紙(かんやがみ)」の略。
かん‐や【寒夜】
寒さが厳しい夜。冬の夜。《季 冬》
かんや‐がみ【紙屋紙】
「かみやがみ(紙屋紙)」に同じ。
かん‐やく【完訳】
[名](スル)外国語や古語で書かれた作品の全文を翻訳すること。また、訳したもの。全訳。「源氏物語を—する」⇔抄訳。
かん‐やく【漢訳】
[名](スル)漢文に翻訳すること。また、訳したもの。「—された仏典」
かん‐やく【漢薬】
⇒漢方薬(かんぽうやく)
かん‐やく【管鑰/管籥】
1 鍵(かぎ)。「守城長曰く、『僕其—を司れり』」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 竹笛。「—の声、…欣欣然と悦びて」...
かん‐やく【関鑰/関鎰】
1 門のかんぬきと鍵。門戸の戸締まり。 2 出入りの要所。また、物事の重要なところ。かなめ。「君府は実に欧亜の—世...
かん‐やく【簡約】
[名・形動](スル)文章・話の内容などを手短に要領よくまとめること。また、そのさま。「初心者向けの—な仕様書」「名...
かん‐やく【監訳】
[名](スル)翻訳されたものを、監修すること。
かん‐やどり【神宿り】
《武神である八幡神の宿る所の意》兜(かぶと)の頂。八幡座(はちまんざ)。
かんやひょうばいてつ‐コンス【漢冶萍煤鉄公司】
中国にあった製鉄会社。清末の1907年に、漢陽製鉄所・大冶鉄山・萍郷炭鉱が合併して創立。日本へ大量の鉄鉱石を供給し...
かんやまといわれびこ‐の‐すめらみこと【神日本磐余彦天皇】
神武天皇の異称。
かん‐ゆ【肝油】
タラ・サメなどの新鮮な肝臓からとった、黄色の脂肪油。ビタミンA・Dに富む。
かん‐ゆ【乾油】
⇒乾性油(かんせいゆ)
かん‐ゆ【換喩】
比喩法の一。ある事物を表すのに、それと深い関係のある事物で置き換える法。「青い目」で「西洋人」を、「鳥居」で「神社...
かん‐ゆ【韓愈】
[768〜824]中国、唐の文学者・思想家。唐宋八家の一人。昌黎(しょうれい)(河北省)の人ともいわれるが、河陽(...
かん‐ゆう【奸雄/姦雄】
悪知恵を働かせて英雄となった人。奸知にたけた英雄。
かん‐ゆう【官有】
国が所有すること。国有。⇔民有。
かん‐ゆう【勧誘】
[名](スル)あることをするように勧めて誘うこと。「保険の—」「劇団に—される」
かん‐ゆう【寛宥】
寛大な気持ちで罪過を許すこと。「かの卿(きゃう)を—せらるべきなり」〈平家・一〇〉
かん‐ゆう【寛裕】
[名・形動]心が広くてゆったりしていること。また、そのさま。「政府の政—に帰し世間の論自主を尊ぶ」〈西周・明六雑誌三二〉
かんゆう‐ざいさん【官有財産】
「国有財産」に同じ。
かんゆう‐りん【官有林】
「国有林」に同じ。
かん‐よ【関与/干与】
[名](スル)ある物事に関係すること。「事件に—する」「国政に—する」
かん‐よう【肝要】
[名・形動]《人間の肝(きも)と扇の要(かなめ)の意から》非常に大切なこと。最も必要なこと。また、そのさま。「何事...
かん‐よう【官用】
1 政府、国家機関で使用すること。「—地」 2 政府や国家機関の用事。
かん‐よう【官窯】
中国で、宮廷で用いる陶磁器を製造した政府の陶窯。また、そこで焼いた陶磁器。狭義には、すぐれた作品の多い宋代の青磁を...
かんよう【咸陽】
中国陝西(せんせい)省、渭水(いすい)北岸にある工業都市。紡績工業が盛ん。秦(しん)代の首都。人口、行政区95万(...
かん‐よう【涵養】
[名](スル)水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。「読書力を—する」
かん‐よう【換用】
[名](スル)かえて用いること。代用。「—物」
かん‐よう【間葉】
⇒間充織(かんじゅうしき)
かん‐よう【寒羊】
羊の一品種。モンゴル・中央アジアで飼われ、毛肉兼用種。尾に脂肪を蓄える。
かん‐よう【寛容】
[名・形動](スル) 1 心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、...
かんよう【漢陽】
中国、武漢市の西部地区。漢水の南岸にあり、製鉄・兵器工場があった。漢口・武昌(ぶしょう)とともに、かつての武漢三鎮...
かん‐よう【慣用】
[名](スル)習慣的に用いること。また、習慣として世間に広く使われること。「—に従う」「—の手段」「—されている言い方」
かん‐よう【簡要】
手短で要領を得ていること。また、手短にまとめた要点。
かんよう【寛容】
神崎武雄の小説。昭和17年(1942)発表。同年、第16回直木賞受賞。
かんよう‐あんごう【慣用暗号】
《conventional cryptography》⇒共通鍵暗号
かんようあんごう‐ほうしき【慣用暗号方式】
《conventional encryptosystem》⇒共通鍵暗号
かんよう‐おん【慣用音】
呉音・漢音・唐音のいずれでもなく、日本で広く使われている漢字音。「消耗」の「耗(こう)」を「もう」、「情緒」の「緒...
かんよう‐きゅう【咸陽宮】
戦国時代に秦の孝公が咸陽に建てた壮大な宮殿。のち、始皇帝が住んだ。 [補説]曲名別項。→咸陽宮
かんようきゅう【咸陽宮】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。燕(えん)の荊軻(けいか)と秦舞陽(しんぶよう)は秦の始皇帝の命をねら...
かんよう‐く【慣用句】
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。「油を売る」「あごを出す」の類。イディオム。慣用語。
かんようけい‐かんさいぼう【間葉系幹細胞】
中胚葉に由来する組織への分化能をもつ体性幹細胞。骨芽細胞・軟骨細胞・筋細胞・脂肪細胞に分化する。また近年、外胚葉由...
かんよう‐ご【慣用語】
1 特定の場面できまって用いる言葉。きまり文句。「ごめんください」「おはよう」の類。 2 特定の社会だけで通用して...
かんよう‐しょくぶつ【観葉植物】
葉の形や色合いなどを観賞する目的で栽培される植物。ポトス・インドゴムノキ・ハゲイトウなど。熱帯・亜熱帯産のものが多い。