きょう‐さ【教唆】
[名](スル) 1 ある事を起こすよう教えそそのかすこと。「—扇動」「法外な給料増加の請求を坑夫等に—し」〈木下尚...
きょう‐さい【凶歳】
農作物が不作の年。凶年。
きょう‐さい【共済】
相互に助け合い、力を合わせて事をなすこと。「—事業」→共済組合
きょう‐さい【共催】
[名](スル)二つ以上の団体が共同で一つの催しを行うこと。「新聞社と—する」
きょう‐さい【匡済】
[名](スル)悪をただし、乱れをすくうこと。「泰西流の政理をもってこれを—する」〈陸羯南・近時政論考〉
きょう‐さい【恐妻】
夫が妻に対して頭の上がらないこと。「—家」
きょう‐さい【境栽】
花壇や道路などに沿って帯状に植えた低木や園芸植物。
きょうさい‐か【恐妻家】
妻に頭の上がらない夫。妻をおそれる夫。→亭主関白 →愛妻家
きょうさい‐くみあい【共済組合】
同種の職業または同一の事業などに従事する者の相互扶助を目的とする団体。組合員の疾病・負傷・死亡・退職などに際し、一...
きょうさい‐じぎょう【共済事業】
相互扶助のため、組合員が一定額の掛金を積み立て、傷害・病気・死亡・火災・交通事故などが発生した際に、共済金を給付す...
きょうさい‐ねんきん【共済年金】
国家公務員・地方公務員・私立学校教職員の各共済組合が給付する年金。退職共済年金・障害共済年金・遺族共済年金などがあ...
きょうさ‐かんせつ【胸鎖関節】
胸骨と鎖骨とがつくる関節。
きょう‐さく【凶作】
農作物の出来が非常に悪いこと。ひどい不作。「二年続きの—」《季 秋》⇔豊作。
きょう‐さく【狭窄】
[名・形動]すぼまって狭いこと。また、そのさま。「海峡の—な部分」「視野—」
きょう‐さく【警策】
[名・形動ナリ] 1 禅宗で、座禅中の僧の眠けや心のゆるみ、姿勢の乱れなどを戒めるため、肩などを打つ木製の棒。長さ...
きょう‐さく【競作】
[名](スル)数人が作品をきそって作ること。「桜をテーマに写真家が—する」
きょうさく‐しゃげき【狭窄射撃】
狭い場所で特別の実包を用いてする射撃。
きょうさく‐しょう【狭窄症】
心臓弁膜症の分類の一つ。心臓の弁膜が十分に開かなくなり、心房から心室、あるいは心室から動脈(大動脈・肺動脈)へ血液...
きょう‐さつ【挟殺】
[名](スル)野球で、走者を塁と塁の間に挟みうちにしてアウトにすること。
きょう‐さつ【恐察】
[名](スル)他人の事情を推察することをへりくだっていう。拝察。「余儀なき御趣意を—して」〈藤村・夜明け前〉
きょうさ‐はん【教唆犯】
他人を教唆して犯罪を実行させること。また、その者。共犯の一種で、正犯に準じて罰せられる。
きょう‐ざめ【興醒め】
[名・形動](スル)《「きょうさめ」とも》それまでの楽しい気分や興味が薄れること。また、そのさま。「祝いの席で—な...
きょう‐ざ・める【興醒める】
[動マ下一][文]きょうざ・む[マ下二]《「きょうさめる」とも》あることがきっかけとなって、それまでの楽しい気分や...
きょう‐さん【共産】
資産・生産手段などを、その社会の成員全部で共有すること。「—社会」
きょう‐さん【夾算/夾笇】
昔、書物・巻物などに挟んで、読みさしの所や検出箇所のしるしとしたもの。竹または木を長さ9センチ、幅1.5センチほど...
きょう‐さん【協賛】
[名](スル) 1 事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力すること。 2 明治憲法下の帝国議会で、法律案・予算案を成...
きょう‐さん【胸算】
[名](スル)胸の中で見積もること。胸算用(むなざんよう)。「父の—に、福沢の家は総領に相続させる積りで」〈福沢・...
きょう‐さん【強酸】
水溶液中での電離度の大きい酸。塩酸・硝酸・硫酸など。→弱酸
きょう‐さん【慶讃】
1 仏菩薩や祖師の功徳(くどく)を喜び、ほめたたえること。けいさん。 2 新たに仏像・経巻・堂塔などが完成したとき...
きょうさん‐え【慶讃会】
1 仏像・堂塔・写経などの完成を祝う法会。 2 浄土真宗で、7月15日に阿弥陀の仏徳をたたえる法会。
きょうさん‐か【共産化】
[名](スル)社会体制が共産主義思想に基づくものに変わること。赤化(せっか)。
きょうさん‐けん【共産圏】
第二次大戦後、社会主義諸国のグループに対する西側資本主義諸国からの呼称。社会主義陣営。
きょうさん‐しゅぎ【共産主義】
1 財産の私有を否定し、生産手段・生産物などすべての財産を共有することによって貧富の差のない社会を実現しようとする...
きょうさんしゅぎ‐インターナショナル【共産主義インターナショナル】
⇒第三インターナショナル
きょうさんしゅぎ‐しゃ【共産主義者】
共産主義の立場をとる人。コミュニスト。
きょうさんしゅぎしゃ‐どうめい【共産主義者同盟】
1847年にロンドンで結成された国際的な労働者組織。マルクスとエンゲルスが著した「共産党宣言」を綱領とする。184...
きょうさんしゅぎしゃどうめい‐せきぐんは【共産主義者同盟赤軍派】
1960年代末から70年代にかけて活動した新左翼系の過激派集団。日本赤軍の前身。昭和44年(1969)に共産主義者...
きょうさんしゅぎ‐せいねんだん【共産主義青年団】
中国共産党が指導する青年組織。14歳から28歳の若手エリートを擁し、実践を通して中国特有の社会主義・共産主義を学ば...
きょうさんしゅぎてきにんげん【共産主義的人間】
林達夫の評論。昭和26年(1951)、雑誌「文芸春秋」に発表。同年刊。フルシチョフ以前にスターリンを批判したことで...
きょうさん‐だい【京産大】
「京都産業大学」の略称。
きょうさん‐とう【共産党】
マルクスの唱えた学説を信条とし、共産主義社会の実現を目標とする政党。→ソビエト共産党 →中国共産党 ⇒日本共産党
きょうさんとう‐せんげん【共産党宣言】
マルクスとエンゲルスが1847年、共産主義者同盟の綱領として起草し、翌年2月にロンドンで発表した宣言。科学的社会主...
きょうさん‐どう【共産同】
「共産主義者同盟」の略称。
きょうさんどう‐せきぐんは【共産同赤軍派】
「共産主義者同盟赤軍派」のこと。
きょう‐ざい【共在】
[名](スル)二つ以上の事物、また、事物の性質が同時に存在すること。「古い歴史と新しい文化の—する国」
きょう‐ざい【教材】
授業や学習に用いる諸種の材料。教科書・副読本・標本などをいう。
きょう‐ざつ【夾雑】
余計なものがまじりこむこと。
きょうざつ‐ぶつ【夾雑物】
あるものの中にまじっている余計なもの。「—を取り除く」
きょう‐ざまし【興醒まし】
[名・形動]楽しい気分や興味をそぐこと。また、そのようにするものや、そのさま。「ここで金の話を出すのは全く—だ」
きょうざん‐おり【京桟織(り)】
片縒(かたよ)りの綿糸で織る縞木綿。京桟。京桟縞。